雑記帖としま fengdao.exblog.jp

現ライター、豊島ミホのブログです。雑記帖ゆえ雑文が書かれていきます。カテゴリの「はじめに」も是非お読み下さいませ。


by 豊島ミホ
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こんばんは。豊島ミホです。
岩波ジュニア新書さんからの新刊
『大きらいなやつがいる君のためのリベンジマニュアル』
発売になりました。

そろそろ本格的に内容紹介をしたいと考えていたのですが……
正直、本のまえがきで「内容紹介」のすべては言いつくしてしまった感があり
もうなにも書ける気がしません……。

ので、岩波書店の編集さんにお願いして、
まえがきだけ転載の許可をいただいてまいりました!
とはいえ……念のため画像の形に直しましたが……。
内容が気になっているよーという方は
いちど読んでみて下さいませ〜。


【※公開しますが、著作権は私にあります。画像の転載はご遠慮ください。
 もしこのまえがき部分を他の方に読んでほしい場合は、
 このページのURL→ http://fengdao.exblog.jp/24454476/
 をお伝えして下さいね!】




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……まあこんな感じです!

憎しみ、恨みというマイナス感情のゴール地点ってどこ?
「やり返したい!」っていう気持ち、どこに持っていけばいいの?
このまま持ってるとどうなっちゃうの?

そんなところについて、自分の経験を通して、
できる限り冷静に? 客観的に? でもカジュアルに! 
語らせていただきました。
よろしくお願いします!


……


と、いうのがまあ小説の読者さん以外の方へ向けての
内容紹介ですよ……。


この本、身近な人何人かに
すでに読んでいただいているのですが
共通して出てくる感想に


今までの読者の人が気の毒すぎる


というのがありまして。。。

ここで初めて新刊紹介した時にもその辺には言及しているんですが
この失敗談=「リベンジマニュアル」には
私が小説書いてた時のことの大半が含まれています。
自分がどんなマイナス感情を煮えたぎらせながら仕事してたか
いかに腹黒で傲慢だったか
(今は1ミリも傲慢じゃないとか言う気もないですけど)
一切の遠慮をせずに書いてしまってます。

なんで遠慮しなかったかというと
それナシでは話が成り立たないからです。

今まで書いてきたすべてのことよりも
この本で伝えたいことがあるから、
1冊に入ってる「言いたいこと」が明確だからです。

その結果呆れられたり、がっかりされても、
仕方ないっていう判断です。

まあこういうの……自分が読者さん側に回った場合
結構かちんとくるっていうのもわかるけど!
新しいアルバム出すたびに
前の自分たちのアルバムをくそみそにけなす
バンドに対してチッと思ったりとかそういうの
あるわけですけれども!
音楽以外の分野でも、
自作とかそれに接する人への態度が
ひどすぎる作家に対して、
大好きな気持ちが一瞬で消えるとか実際あったけど。

それと引き換えにしても、どーしても
本に残したいことがあったっていうことです……



もっと突っ込んだ話をしてしまうと

私の小説の読者さんは
私のめんどくさいとこは知らない人

私のめんどくさいとこが好きな人
に ぱっくり分かれてると思うんです。

前者の方については 多分ご自身がしっかりしてらして
私もしっかりした気持ちで書いてると信じてる、
だからこういう根腐れ告白は完全に蛇足であって
「読まなきゃよかった!」「ひどい!」って
罵られても……それは私が罵られるべきことをしたのだ。
という以上でも以下でもないです。
根腐れしたまま小説書いていてごめんなさいとしか言えません。

しかし後者の方で、
「私のめんどくさいとこ」に
自分と同質なものを見てるタイプの人……
要するに多分めんどくさい人(という自認の人)には
私はわりと この本でなんか受け取ってほしいと思っている。
そのめんどくささがどっから生まれてて
それに自分がどんだけ取り込まれて
どうやって対処していこうとしてるか、
あくまで「私の場合は」に過ぎないことだけど
なんとか書こうとした本なので。

もちろん、その「私の場合は」の話が
やっぱりなんら役に立たなかったり
感情的にかちんとくるものでしかなかったりっていうことも
全然あり得ると思うんですけど。
でも、ほんとに「私のめんどくさいとこ」の
総決算的な本なので、
ここにも付き合っていただきたい、
というのが……本音かな。
やっぱり苛立たせたり拒絶されたりがっかりされたり、
たくさんするだろうけれども、でも誰かは
何か受け取ってくれるんじゃないかなって思っています。

長々と書いてしまいました。
こんな長い弁解せず 一切の宣伝もしないっていう手だって
あったんですけど
(何度も言いますが、図書室図書館流通メインな感じなので)
やっぱどこかでは「よろしくお願いします」と
言いたいからもう宣伝してしまったよね。
色んなこと含めて、
『大きらいなやつがいる君のためのリベンジマニュアル』、
どうぞよろしくお願いいたします。
by refri5erat0r | 2015-05-23 01:32 | 告知
こんにちは豊島ミホです。
間も無く発売になる新刊の著者見本が届きましたよ\(^o^)/


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『大きらいなやつがいる君のためのリベンジマニュアル』

岩波ジュニア新書より! 5月20日発売です!
(オフィシャルな発売日は「20日」になっていますが
  流通は早くて21日くらいからだそうです。
 アマゾンの発売日も21になってます。)

中身はまさにオビの通りです……
憎しみ、恨み、傷との向き合い方。
学校(高校)生活をスクールカーストの底辺で過ごした私が
その経験からどんな思考回路を作ったか、
それをどのように高校卒業以降の人生に反映させ
どのようにして失敗していったか……
というのがおおまかなあらすじでございます。

体験談は失敗だけですがw 
「ここをこうすればよかった」
「こういう考え方をすることでこの事態は回避できるはず」

など、より若きみなさまのお役に立つべく
なるべく具体的&客観的な語りにしたつもりです。
今、学校生活で理不尽な目にあって
「ちくしょー!」って思ってる子たちに向けて、
暗闇を抜けるための地図にしてもらうべく書きました!

えー、先に言ってしまうと、この本に、
自分を傷つけた相手に報復攻撃をする方法は
書いてありません。
でも、ガチで・リベンジ・きぼニストの
中高生のみなさんに読んでいただきたいからこそ、
こういうタイトルにしたのでした。
私は、ガチで・リベンジ・きぼニストだったので
もし学校の図書室で
『憎しみとの向き合い方』
など冷静なタイトルの本を見つけたとして
たぶん読まないなと思った。
もっと感情的に! 君の憎しみに! 寄り添うぜ感! 
放ちたい!

(↑感情的になっています)

というわけで〜
気になった方はぜひ読んでみて下さい。
よろしくお願いします。

最初の告知でお伝えしました通り、
一般書店での流通はすごくレアかな?
絶対読みたい方はぜひ書店注文なり
地域図書館へのリクエストなりでお願いいたします!

岩波書店の担当さんにお願いして、
まえがきの部分だけブログに転載する許可をいただきました。
が、発売後からOKということでしたので、そちらは後日また!

……あ、お伝えしわすれてましたが表紙は私の絵です。
オビは読み終わってから外してくださると嬉しいです。
by refri5erat0r | 2015-05-19 19:34 | 告知
こんにちは。豊島ミホです。
今日は告知にやってまいりました。

タイトル通り……新刊が出ます!!

なんの新刊よ?! みたいな感じですが
斜め上(って自分で言うのもあれですけど)から〜〜〜〜
新書です!!!


『大きらいなやつがいる君のためのリベンジマニュアル』



レーベルは岩波ジュニア新書です。
ちょうど1ヶ月後、5月20日発売予定ですっ!



どこから……説明したらいいんでしょうね?
私、以前岩波ジュニア新書さんの
『この本、おもしろいよ!』
という共著エッセイ本に参加させていただいたことがあるのですが
その時の編集さんから「何か書いてみない?」とお声がけいただいた、
というのがこの本を書くきっかけでした。

なんか悩んでる中学生くらいの子に向けて、
一歩前に進むきっかけになるような本を……
というのがご依頼内容で、
詳しいテーマはご指定がなかったんです。

それで5、6本企画を持っていったんですけれども
1ばん「これ!」って骨格がしっかりしていたのがこの……
「(前略)リベンジマニュアル」だったのです〜。



「リベンジマニュアル」
って非常に物騒なタイトルがついてますが、
内容を一言で言ってしまうと
リベンジしたくなるような傷を持った人が
恨みや憎しみという気持ちをどう片付けていったらいいか?
というのを私の経験に照らして語った本、です。

え〜〜〜っともしかしたら この告知ページは
私のことをまったく知らない人が読みにきてくれるかもしれないから
(というか、そうなってくれることを祈りつつ)
イチから説明しますと、
私は高校2年、3年とクラスで上手くやれず身体と心の調子を崩し
保健室登校をしてなんとか高校を卒業しています。
それも実はもう15年前の話になるのですが(ぎゃっ!!)
その時期に生まれた恨みと憎しみを
ものすごく長く引きずって&借金みたいに増やしながら
20代のほとんどを過ごしてしまいました……。

しかしまあ幸いにして、今はそれを
客観視できるようになったし、
その辺の経験をどうとらえるかの落としどころみたいなものも
見つけることができたので、
そういうすべての過程をちゃんとパッケージにして
若い子に渡したい! と考えたのです。

本の前書きみたいなところにも書いたんですが、
私は何の専門家でもありません、
心理学や社会学の知識があるわけでもないし
「若い子」に直接接する仕事をしているわけでもない……。
ただ、ただめっっっちゃ
「復讐してやる!」って思ってた時期が長いだけの人です☆彡
憎しみと恨みに思うさま蝕まれた人です☆彡
そういう経験を今は「昇華した!」って思っているけれど
それすらも客観的に見て事実と言えるかどうかわからない……。
でも若い時の私だったら、
強く他人を憎んだり恨んだりしたことを
隠さず語ってくれる大人の話だけは聞いてみるかもなっ
と思ったので。そんな本を書かせていただきました。



ここからは、作家だった私の本を読んで下さった
読者のみなさまに向けてですが、
そんなわけで今度の新刊では、作家時代のことも振り返っています。
と、いうか
作家時代の私の根性腐りっぷりをフツーにあばいてしまっています。
読まないほうが幸せ……! かもしれない……!
でもこのブログや色んなとこに書いたエッセイなどで
伏せていたことが全部書いてあるので
その「伏せられた部分」に関してモヤモヤひっかかっている人は
読むと色んな疑問が解けるかもしれません……
と、解けてどうなるかまではちょっとわかりませんけど!
私を嫌いになるかもNE……(;▽;)
その覚悟ができたら読んでみてもいいかもしれません。

ちなみに「岩波ジュニア新書」、レーベル的に、
学校の図書室やYAに強い地域図書館に入るタイプの本だと思います。
普通に書店に並ぶような流通はほぼしないと思うので
絶対読みたい方は、予約注文するなり
図書館にリクエストするなり、何か策を講じて下さいまし。
(しかしこのぶっそうなタイトルで図書館に入れてもらえるかは謎です!)
(司書のかた〜! 内容は大丈夫ですので……よろしくお願いします!)



え〜っと……
とってもとっても久しぶりの本になって、
前みたいにガツガツと「売れてくれ!」とかはぜんぜん思ってないんですけど
やっぱり届いて欲しい相手には届いて欲しいので(´・ω・`)
ちょっと宣伝企画……じゃないけど、
ここからしばらくブログをマメに更新していこうと思います。
でも私は書いてる時間ないから、
(おもに)ニート時代の日記を!
アップしちゃおうと思います。

名付けて……

再放送日記〜☆

どっかで放送……というか、公開していたのか? って話ですが
私は長いこと mixiで 公開範囲の超狭い日記を書いていました。
小説の仕事辞めることを決めて 
余計なこと表で言わないようにしよう〜って
なっている間も、そこではめちゃ長文書いていました。

その下書きファイルが残ってますので、
色んなことに差し支えない範囲で☆
再アップしてみようと思います。

できれば平日毎日くらいはやりたい。
ちゃんと計算してないんですが、
今「差し支えない日記」を用意してみて、
そのくらいはあると見込んでいます。

発売日の5月20日まで+1週間くらいやったら、
全消し! な、期間限定企画です☆

(昔、何回かやってますこういう企画)
あくまで日記の、しかも一部抜粋ですので
内容が断片的であることはご了承下さい。

さっそく下の記事から始まっていますので、よろしくお願いします。

※後日追記※
4/27より、再放送日記のアップは
「過去の日付でこっそり更新」方式に変更しました。
「再放送日記」のカテゴリからご覧ください!
by refri5erat0r | 2015-04-20 21:08 | 告知
こんばんは、豊島ミホです。
最近立て続けに、過去作(小説)の電子版リリースをお知らせしていますが、
今日もそれです。

双葉文庫『エバーグリーン』

エバーグリーン 双葉文庫

豊島ミホ / 双葉社


ここでのお知らせはちょっと遅くなってしまいましたが、
先月下旬から電子書籍として販売していただいてます!
(リンク先はKindleですが他電子書店さんでの扱いもアリ)
大好きな谷川史子先生に表紙イラストを描いていただいた
思い出の1冊!
同じ表紙で出していただくことになり、嬉しいです。
双葉社さま、電子化ありがとうございました!



電子化時恒例、作品紹介&こぼれ話行きます〜

『エバーグリーン』は私の作家時代でゆいいつの! 
書き下ろし長編です。
『檸檬のころ』を読んだ双葉社の編集さんから、
ぜひ長編を、書き下ろしで、とご依頼いただいたのでした。

しかし私はドケチなので、とうぜん
書き下ろしよりは雑誌掲載のほうが好きです……
原稿料がもらえるからです
(雑誌に載らないものには1枚当たりの原稿料が発生しない
 =いただけるのは印税オンリー!)。

そんな私が書き下ろしを受けたのは、
担当さんの「お願い」の仕方が上手だったからです。

「ぜひウチで長編を! 他に連作短編も並行で
 (雑誌に)連載お願いします!」

……要するに抱き合わせだったんですね〜〜〜〜〜〜〜
私こういうのにめっちゃ弱いです!!
「どうしても欲しいもの」と「特に欲しいわけでないもの」を
抱き合わせで持ってこられると、判断力が鈍るんですよね。。。
そして若い私はやっぱり……
「いきなり並行で仕事依頼!」っていうのに
プライドをくすぐられ……
「やりますっ!」と二つ返事してしまったわけです。ええ。
長編の書き下ろしなんて想像もつかない大変な仕事に対して。

今思い返すと、そんな担当さんの手腕に脱帽です。
この手法はずっとおぼえておいていつか活用したいです。何かに。



全然中身に触れてないねこれ。
でもエバーグリーンについては既にいっぱい語ってる! からいい!

過去記事
文庫版『エバーグリーン』について・上
文庫版『エバーグリーン』について・下
単行本刊行時の新刊情報
あらすじは「文庫版」のほうにあります。

今になって読むと、単行本刊行時の思い入れが深すぎて……(;▽;)
なんかすごいなと思います。。。

って書いちゃうと遠い本みたいでごめんだわ。
そういうわけでもなくって、今もある意味特別な本だとは思うのです。
なんか……仮にブログを10年続けたご褒美が何かあるとしたら
(仮にっていうかそんな前提有り得ないけどwww 
 誰がくれる前提なのかよくわかんない)
エバーグリーンの別エンドver.が書ける! のがいいなー!
って夏頃思ってたくらいなので。
別エンドが何なのか、読んだ方にはご想像がつくかと思うんですがww
今の私ならきっとそういう話にすると思います。

って締めちゃうと、ぼやかしすぎだな……

現実は物語のようにはいかないから、
私は現実で有り得るベストみたいな話を書きたいって
昔は思ってたけど
きっと今ならフツーに
物語のような物語を書くだろうな〜 って ことです。

ま、でもその時はその時なりのエンドで
もちろんよかったと思うんですけど。

書いてたのは2005年だから、もう9年も前の話なんですね!
そりゃ色々変わりますね!!
まあその歳なりの考えがあって、仕事があって
別エンドっていうのはあくまで私の想像の中の話でいいんだと思います。
今は今の仕事があるからね( ´ v ` )
by refri5erat0r | 2014-11-10 20:51 | 告知
こんばんはー豊島ミホです。
今日も既刊電子化のお知らせでっす!

『夜の朝顔』

夜の朝顔 (集英社文庫)

豊島ミホ / 集英社


の電子書籍版がリリースになりました〜。
単行本、初文庫化、文庫の新カバーと3つ表紙があったのですが
電子版は文庫新カバーバージョンになっています。

文庫化すらだいぶ昔の作品なので、少々ご紹介をば……。

「人生で一番長い6年。」
という担当さんのキャッチコピーが光る、
小学校の6年間をモチーフにした連作短編集です。
海と山に近い小さな小学校で、センリという普通の
(というか普通よりだいぶもさくてぼーっとした)少女が
日々過ごしていく過程を書いています。
基本1学年につき短編1本、4年生だけもう1本書いたので
全7編になっています。


……ナイーブです……


私の地味ナイーブな小学校生活を色濃く反映している短編集です……。
このブログでもたまに
小学校生活をリアルに思い出してへこんでる時がありますが
「子どもも楽じゃない」みたいな……
ほんっとそれです

具体的には

1年生→夏休みで親戚のおにーちゃんおねーちゃんが泊まりにきてうれしい!
2年生→近隣の街で幼女誘拐事件が起こった超こわい!
3年生→クラスのいじめられっこに突然スポットライトが当たってむかついた
4年生→初めて他の学校に友達が出来た嬉しい!
4年生2→幼なじみと縁遠くなり新しいグループが形成される中クラスがごたつく
5年生→初バレンタインで惨敗した上に初シカトをくらう
6年生→初めて同級生の男の子に憧れる

というような話です……
本当に地味な話だと我ながら思いますが
リアル小学生時代の記憶はもっと細かいです。
小学校2年の遠足でパン釜に入らされた時のビクビク感をいまだ忘られません。
パンを焼いた後の釜なのでほんのりあったかいのです。
「今扉が閉まってしかも何故か内側から開かなかったらどうしよう」
と気が気ではありませんでした。
小学校3年の遠足が雨で急遽スケジュールに「温泉」が入れられ
信じられないほどボロい大浴場(幸い男女は別々)にみんなで入ったことも憶えてます……
どこかの温泉宿の社員寮……にしては広いし……
かといって入浴にお金をとっているレベルではなかったし、
なんだったのだろうあれは。
性教育はまだ男女別の時代だったので5年生か6年生で
「女子だけ視聴覚室」を体験しました。
初潮フィルムをみんなで茶化して爆笑しながら見ていたら
保健の先生がマジ切れし、その後葬式ムードでもう1回頭から鑑賞させられました

……はっ! 思い出話が止まらなくなってる!
でもいっぱいネタ持ってるので小学校の同級会は開催されたら出たいです……
私ひとりで30分くらい思い出トークショーできると思います……
実際のバレンタインの思い出(惨敗以上)は
ギャラリーが20人以上いる機会までとっておくつもりです

最後に……この作品で今までずーっと書き損ねていたこととして、
主人公の「センリ」とその妹「チエミ」が、
それぞれ漢字では「千里」と「千笑」で、
ちゃんと姉妹っぽい名前である、
という裏設定があったことをお伝えしておきます。

あ、あとあと、紙の文庫によせていただいた
くらもちふさこ先生による(!!!!)解説は
残念ながら電子版には収録されていないようです。
読みたい方は例によって紙でお願いしますね!
くらもち先生には今年、お目にかかって直接
御礼できたのでよかったです。
す、す、素敵すぎる方でした。
by refri5erat0r | 2014-10-07 18:32 | 告知
ご無沙汰しております。豊島ミホです。
また既刊の電子書籍化を進めていただいたので、ご報告☆

『神田川デイズ』

神田川デイズ (角川文庫)

豊島 ミホ / KADOKAWA / 角川書店


『初恋素描帖』

初恋素描帖 (MF文庫ダ・ヴィンチ)

豊島 ミホ / KADOKAWA / メディアファクトリー


『やさぐれるには、まだ早い!』

やさぐれるには、まだ早い! (MF文庫ダ・ヴィンチ)

豊島 ミホ / KADOKAWA / メディアファクトリー


上記3冊が、新しく電子書籍になりました。
もう発売中です!
上のリンクはKindleに貼っていますが、
他の電子書店さんでも販売されているはずなので、
お気に入りがある方はそちらでチェックしてみて下さい。



文庫化から間が空いている本もあるので、改めて軽く全作紹介+雑談します。

『神田川デイズ』(角川文庫)

都内の私立大学が舞台の連作短編集。私がよくやる、全話の登場人物がつながってて、なおかつ1冊読むと1年が経過しているという構成の本です。しょぼーい文系大学生が活躍したりしなかったりします。
なんか……サークルの描写をがんばったなーという記憶があります。「インカレのオールラウンドサークル」「左翼活動サークル」「映画制作サークル」と3つのサークルが出てくるんですよね。オールラウンド以外はそれっぽく書けてると褒めていただいたことがあります。オールラウンドは再現できてなかったかもしれませんwww
どの話でも主人公にならないけど実質1冊通しての裏主人公がいて、その子のことが私はすごく好きです。でもこの頃は、「夢は叶わない」「叶わないまま生きていくにはどうすれば」みたいな思想が強すぎたかなーという反省点もあったりして(その思想がその女の子に反映されている)、むーん……。ポジティブな人の心には響かないかもしれない。「今、俺、ネガティブ!」っていう若い人の心を楽にできたら嬉しいです。
すごいどうでもいいけど5話目の角田という人は4年の時とっていた中国語で一緒だった男子を元に書きました。本当にああいう人でしたが本当はこわかった。です。

『初恋素描帖』(MF文庫ダ・ヴィンチ)

こちらは中学の1教室が舞台の連作掌編集。掌編というのはいわゆる「ショートショート」のことで、この作品では1話が400字詰め原稿用紙5枚でした。同じクラスの中学2年生20人の想いがひしめき合う心象スケッチ集! みたいな体になっています。1話単体で読むというよりは全体で見てやっと意味がある……「ここで出てくるこの人がこの人かー」的に読んでいただきたかったので、浅野いにおさんのイラストのお力をお借りしました。登場人物20人全員を、各話の見出しに描いていただいたのです! つまり、「イラストのイメージを借りちゃう」という小説としてはほぼ禁じ手を使っちまった作品です。(このイラストがどれほどすばらしかったかは過去記事に書いたので割愛……)
電子にするにあたって、イラスト再録とか……多分無理なんだろうなーとテンション低くなっていたのですが、なんと再録していただけた&ちゃんと電子書籍で無理なくレイアウトされている! のでとても嬉しいです。目次やら恋の鳥瞰図やら、特殊レイアウトだったページも残っているので、堂々と電子版もオススメできまっす。

『やさぐれるには、まだ早い!』(MF文庫ダ・ヴィンチ)

「R25」の姉妹紙として存在したフリーペーパー「L25」で連載させていただいた同名エッセイをまとめた本です。私のエッセイはこれと『底辺女子高生』の2冊しかないので、これが大人になってからの生活を描いた唯一のエッセイ本ということになります。
作家生活後期の連載なので、ちょっと力ない雰囲気かもしれません。。。ほぼ時系列で収録しているので、前半のテンションが後半でドーッと下がって行くのが目に見える。。。あとがきにも「この本に私の思い出きろく以上の価値はあるのか」みたいな不安を書き記してしまっております(泣) でもこう……力まないエッセイが好きというマイノリティの方には……楽しんでいただけるのかなと……。説教も自虐的分析も皮肉もなんもない、ただ若干赤裸々めなだけの日常エッセイです。
この本にまつわるどうでもいい余談は、実家で出戻り生活をしている初期、祖母から「もう、やさぐれた」と(作家を辞めたことを)茶化されまくったことでしょうか……。
_人人人人_
> ひどい <
 ̄^Y^Y^Y^ ̄



以上3冊、試し読みでも結構読めるので、よかったらお気軽にめくってみて下さい!

そして最後になりましたが、今回の解説ありの2冊は、
電子版でもそのまま解説を掲載していただいています。
『神田川デイズ』は三崎亜記さん、
『やさぐれるには、まだ早い』は山本文緒さん、
おふたかたの丁寧&熱すぎる解説がこの先も
みなさまに読んでいただけることになって大変嬉しいです!

電子は絶版が……ないとは言い切れませんが、
紙の書籍よりは長く売っていただけるはずなので、
みなさまどうぞ末永くよろしくお願いいたします。

例によって紙もまだあるけどね! 紙で欲しい人は本気入手お願いします!

今回の電子書籍化を進行していただいた
KADOKAWA の角川書店さま、メディアファクトリーさま、
ありがとうございました!
既刊の電子化はあと3作……かな?
もうちょい続きますー
by refri5erat0r | 2014-09-30 15:25 | 告知
こんにちは豊島ミホです。
いきなりですが、なんとなんと……
本日発売の角川文庫『セブンティーン・ガールズ』
短編を1本収録していただきました!

セブンティーン・ガールズ (角川文庫)

KADOKAWA/角川書店


2007年刊『リリイの籠』という単行本に入っていた
「忘れないでね」という短編です。
『リリイの籠』は文庫化しなかった本なので、
もうほとんど蔵出しみたいなもんです!><

雑誌掲載で言うと8年前(!!)の作品ということもあって
本気で改稿しました。
文意を変えるタイプの直しはしませんでしたが、
「しつこい編集者役」になったつもりで細かいところを
チクチク直しました!
時間ないのに真っ赤なゲラを送りつけて……
角川文庫編集部および、校正担当などのみなさまには
きっとご迷惑をおかけしてしまったと思います。
短い時間で修正に応じて下さり、本当にありがとうございました。

しかしこのアンソロの豪華な面子……(泣)
五十音順に、大島真寿美さん、中田永一さん、宮下奈都さん、森絵都さん。
「あれ? この豊島って人だけ知らないや。新人なのかな?」
って思う読者さん絶対いらっしゃるわ。。。
印税はもちろん知名度によって配分されたりしないのでwww
俺得すぎて申し訳ないです……。

しかもあれだよ。全作ティーンが主人公なので
とても国語教材に利用しやすい…… |ω・`)
お世話になっている教材各社様にチラッチラッと
横目で合図送りまくりたい1冊です。

あっ、タイトル通り、
セブンティーン(に近い)女の子たちを主人公にした
アンソロジーなんです!
私のは、高3の1年間を舞台にした友人関係のお話です。

銀行員の父親を持ち、小さな頃から転居を強いられてきた美奈。
「転校少女」として育った彼女には、新しい友人を作る時の癖がある。
それは、教室でのけものにされている子と仲良くなること。
そういう子ほど、自分をありがたがってくれるから。
そして次の「転校」が待っているために、
その子がどんな問題児でも、必ずスムーズに縁を切れるから。
自分が一番得する方法で友達を選んできた美奈。
でも父親が重役に落ち着いた「最後の土地」でも、
彼女はその癖を発動させてしまって……。

というようなお話です。

せっかくなのでもちょっと裏話しちゃいますが、折ります!
by refri5erat0r | 2014-05-24 12:00 | 告知
こんばんは、豊島ミホです。
この度、幻冬舍さんで出版した本を、一挙電子化していただきました〜!!

※参考※リンク先は紙の本のデータです

檸檬のころ (幻冬舎文庫)

豊島 ミホ / 幻冬舎


底辺女子高生 (幻冬舎文庫)

豊島 ミホ / 幻冬舎


ぽろぽろドール (幻冬舎文庫)

豊島 ミホ / 幻冬舎


陽の子雨の子 (幻冬舎文庫)

豊島 ミホ / 幻冬舎


リテイク・シックスティーン (幻冬舎文庫)

豊島 ミホ / 幻冬舎



以上5作品が、あちこちの電子書店さんで買えるようになっています☆
ちょっと……もう全書店が取引先様ですから……
「たとえばこの書店で」と言うのはやめましょうか(笑)

大手電子書店さんではだいたい配信していただいているはずなので、
お好きな書店さんで「豊島ミホ」を検索してみて下さい!



……って実は、今月上旬くらいからもう売っていただいていたんですけどね。
オマケを準備していたので、発表を今日まで待ったのです。

オマケ、それは……



無料〜配信短篇〜〜〜〜!!!!



といってももちろん新作短編ではなく、
アンソロジーに書いて、今まで私単独名義の単行本には
収録されていなかったという短編です。
(こういうのが結構ある……集めると1冊分になるくらいあるんです)

幻冬舍さんのアンソロジー『恋のかけら』に書かせていただいた
「銀縁眼鏡と鳥の涙」
アンソロのまま、文庫化もされているのですが
電子化の予定はないとのことでしたので、これを機に……

※参考※ 元アンソロの紙バージョン

恋のかけら (幻冬舎文庫)

唯川 恵 / 幻冬舎



最初は私個人でやっている「売り切りプロジェクト」のほうに
いただこうとしたんですよ。
でも、ePubつくれなくなったままだからいつになるかわかんないしー
しかもなんか売れなすぎるからまたもう無料にしようかなーと思ってるんですけどー
と担当さんに相談したら、
「じゃ、うちで作りましょうか?」と言っていただけて(!)。
そこから超〜さくさくで作業していただいて!
電書化された5冊のプロモーション的な作品として
無料リリースすることができました☆

これは期限付きでなくて、ずっと無料です。
(書店さんによってはシステム上「無料本」を置けないところもあり、
 99円とかの安価で販売しているお店もあるそうです。そこはご了承ください)
いつでも読みにきてね!

「銀縁眼鏡と鳥の涙」は、私の中ではMAX気に入っているほうの短編で
もうどうにかしてこれを色んな方に読んでいただきたい。と思っていました。
(無料だから、読んでいただいたって一銭の得もないんだけど……)
なおかつ、自分で言うのもアレですが
内容がわりと「豊島ミホベーシック」的な……
地方の高校が舞台、くくりが「青春小説」、っていうやつなので。
入り口にはベストの短編だと思ってます!!(キリッ)

ま、主人公が男子なんですけどね。
そしてちょっとリア充めなので覚悟してね?(男子は)

そうそう、文化系の部活が舞台で……
大会期間以外の、のんびりした文化部の雰囲気も
この作品に落としこんでいます。
そして憧れの先輩カップルがいるっていう……w(ここは部活じゃない活動からw)
「私の実体験☆高校時代」のうち、他の小説に入ってない部分が
ぎゅっと凝縮されてる小説だと思います!

あ、大変なことを言い忘れてましたが
「銀縁眼鏡〜」の配信、外資系(?)ではもう始まってますが
国内電子書店さんはもうちょっと遅くなるみたいです!

来週末くらいまでには並ぶとのことでしたが……
国内電子書店さんユーザーのみなさまは、もうすこしだけお待ち下さい!

読んでいただけたら本当に嬉しいです☆
みなさま、よろしくお願いいたします。
突貫工事だったので表紙イラスト&デザインが私の素人仕事ですが
ご了承下さい……!!
(読みたいけど、そしてiPhone持ちだけど
 まじで電子書籍まわり触ったことない、という初心者さんのために
 解説記事をそっとつくりました。そっけなく解説だけですが、画像入りです。
 こちら

そして有料の5冊も、よろしければ……。
(いつもポケットに『底辺女子高生』……入れてみないかい?!)
5冊の簡単な紹介もアップしたいな〜。

よーし書く! この後書く!
できたらこの下にアップします。
by refri5erat0r | 2013-10-25 20:40 | 告知
(※上の記事と更新順逆転してます。)
というわけで、電子書籍として新しくリリースしてもらった
幻冬舍文庫作品を 改めて紹介します!

『檸檬のころ』(単行本05年)
地方の高校が舞台の連作短編小説。
不良でも病んでもない普通の地味な高校生の小説が書きたくて書きました。
結局一番たくさんの人に読んでいただいたのはこの本なのかな。
文章も話もくせが少なく、ポテトチップスでいうところの「うすしお」です。
賃貸物件を借りる際、大家さんに渡す鉄板本はこれか『夜の朝顔』でした。

『底辺女子高生』(いきなり文庫06年)
『檸檬のころ』にはほとんど込めなかった自分の高校時代のダークサイドを
いきなり全暴露したエッセイ本。自筆イラストつき。
タイトル通り、クラスで挨拶できる女子が4人しかいない&
男子と口がきけない「底辺」ポジションだった私の日常が綴られています。
暗くて思考がクドいので、合わない人は合わない。
暗くて思考がクドくていま底辺で泣いてる高校生のみなさまに読んでいただきたい本。
ちなみにいきなり文庫にしたのはすぐにでも若い人に買って欲しかったから、でした。

『ぽろぽろドール』(単行本07年)
恋愛の極北、人形愛をテーマにした連作短編集。
人形愛でしかもエロありなので、軽い気持ちで読むと後悔するかも……。
ただ、人形を「動かないもの」としてとらえているわけじゃなく
「もし人間だったら自分では手の届かない美しい人」としてとらえてるので
美醜や人間関係ヒエラルキーと噛んだ話になってます。
完全に人形愛者しか読めないっていう話ではないはず?

『陽の子雨の子』(単行本06年)
こっちは私の著作の極北……www
たぶんきっとモラトリアム小説なのですが
それに犯罪的なエロ要素がもりっと足してあって
ポテトチップスのコンソメパンチきなこ黒蜜がけ
みたいな大変なことになっています。
自分で書いておいてなんですが、チャレンジャーにしかすすめない。
このような本を文庫化して下さった幻冬舍さんには頭が上がりません。
好き勝手やっただけに個人的に偏愛はしています……

『リテイク・シックスティーン』(単行本09年)
先日「青春アドベンチャー」にしてもらった長編小説です!
男女4人組がまばゆい青春を満喫☆
でもそのうちひとりは「青春をやり直すために未来からやってきた」と
のたまう怪しい人物である。というちょっとこわい小説です。
青春なんて俺には関係ねえ、みたく思う方にむしろ読んで欲しい
(読んでいただける仕掛けが多分ある)青春小説かな。
エロなしなので清純派の方も安心して読める!

というわけで、一般的な「オススメ度」では
『檸檬のころ』『リテイク・シックスティーン』がツートップで、
ふつうのしっとりした話がお好みなら「檸檬〜」、
ちょっとかわった筋が読みたければ「リテイク〜」でしょうか。

私の偏愛度では逆に『ぽろぽろドール』と『陽の子雨の子』が
ツートップっていうことになります。
でも、「陽の子〜」はKindleでひさびさの再読して
我ながらちょっと……アレだったけどね。うん。感想長くなるから割愛。

『底辺女子高生』は、エッセイなので別枠!



他にも実は、電子書籍が存在しているのは
新潮社さんの『青空チェリー』『日傘のお兄さん』です。
すごーい昔(「電子書籍」がガラケーで読むものだった時代)に
契約したんだけど、Kindleにもなってました。
よかったです。

ちなみに今回の「一挙電子化」は、ただ単に
いままで保留にしてた電子化契約にハンコをついた
という内幕があるだけなのでした。

私が単行本出してたのは09年まででして、
電子書籍ってその頃はすごい微妙な存在……。
印税15%が妥当なのかどうなのかよくわからなかったので
申し訳ありませんけどって。ハンコはつきませんでした。
でも、もう15%が固定化してきたから、
そして本格的にリアル書店から自分の本が消えつつあるのに気付いたのでw
この先も読んでもらいたかったらもー電子化するしかないべ! みたいな感じで
幻冬舍さん分は リリースしていただけました。
今更! もうメディア化も新作もない私の本を今更!
「今更だけどいいですか〜(ぬぼー)」という申し出に
二つ返事でOK下さり、サクサクっとすすめて下さった
幻冬舍のみなさまに感謝します!

他も……文庫になったやつは
電子化してもいいんだけど……
なんかあつかましくって、幻冬舍さん以外には言い出せずにいます。。。
でも、まあ、あきらめどころも肝心ですよね……。
by refri5erat0r | 2013-10-25 19:47 | 告知
こんにちは。豊島ミホです。
やっぱ発売日当日は来られませんでしたが〜
双葉文庫から『花が咲く頃いた君と』発売になりました!
前にも告知しましたが、解説は吉川トリコさん!

もう文庫解説をつける機会は何回もないだろうということで、今回
多分小説家の中で一番私の作品を読んでくれて
一番裏の顔も知っているであろう(笑)トリコさんにお願いしました。
そしてバリバリそんな解説を書いていただきました!

 そしてなにより、私が豊島ミホの特徴として一番に推したいのが
 ●●●感だ。

 (解説より引用)

伏字にはまさかの言葉が入ります!!
ここを推してくれるトリコさんはさすがだな……と思いました
(いや最初読んだ時は「そこかよ!?」と思ったけど。
 でもじっくり考えてみると「そーだなー」って思います我ながら)。
伏字の内容を知りたい方はぜひ文庫をお手に取ってみて下さい。
トリコさん、ありがとうございました。



さて今回の文庫ですが、
08年春刊の単行本の文庫化で……
しかも、初出はもっと前!(全部06年の「小説推理」掲載でした。)

自分でも08年刊ってとこから、キャリア後半の作品という印象があったのですが、
ゲラが上がってきて読んでみたら「こ、これは確かに前半や!」って感じでした……。
つまり、あれです。ビシバシ赤入れしてます。
一般的な「文庫化」よりはだいぶ直したんじゃないかなぁ。
でも、エピソードや描写とかを足し引きしているわけではないので
(主にリズムが悪いところを直したり、くどいところを整理したり、
 地味〜〜な修正ばっかりしました)
多分単行本と比べて何が変わったのか、読んでもわからないと思います。
でも読み味アップ! してるといいなぁ。

肝心の内容紹介がまだですね。
「花」をお題にした短篇(中篇?)集で、
春夏秋冬、それぞれ1作品が収録されています。
1作80枚なので、短篇というよりはやっぱり中篇かなぁ……。

春:桜
夏:ひまわり
秋:コスモス
冬:椿

っていうストレートな選花! で、収録順は夏→秋→冬→春。
花がお題とはいえ、中心はふつーに人の話です〜。
友情あり、家族ものあり、片思いあり、エロありw……
スタンダードオブ俺! っていう感じの短篇集です。
いやほんと。
スタンダードオブ世間! じゃなくてごめんなさいだけど。

「桜」がね……。
最初担当さんからお題を出された時
「『花』をテーマにした連作短篇とかどうですかね! 桜……! みたいな!」
と言われて、担当さんの言いたい「桜」のイメージがわかっていたにもかかわらず
(鈴木えみちゃんが出ている、ケツメイシの「さくら」PVみたいな。。。
 いや曲もえみちゃんも好きですよ? 今もiPodに入ってますよ?)
「わかりました。」とか言ってソッコー世間の「桜」イメージを裏切り
自分基準だけで「桜」にふさわしい話を考え始めた……
のが。記憶にあって。

今になると、あーそういうところが……なんか……
子どもぉ……
って感じで(依頼され時の年齢は23)恥ずかしくなったけど、
改めて読み返してみると、
「やっぱ今依頼されてもこれ書くな……」って感じでした。

桜の話=「君と桜と五つの春」の男女(吉谷とカナハギ)、
私、自分の作品の中では正真正銘のベストカップルですわ。
いや、カップルじゃないんだけど。
友情じゃないものでつながっている男女ふたりをカップルと定義するならば。

話ずれますけど、私、恋愛がからむ小説書く時、
「将来別れる」とか「男のほうだけひきずる」とか「案外さっぱり友情に変わる」とか
作中にない遥か先まで決めて書いてます。
最初に決めるわけじゃないけど、書きながらだんだん決まっていくというか。
作中ではやっぱり、大事な恋愛だけど
後になってみると案外たいしたことなかったなっとか
逆に実らなくても離れてもずっと残るなーとか。そういうのも考えちゃう。
吉谷とカナハギは、人生もう交差しなくてもずっと残るほう!
「今、どうしてるのかな」って、心配じゃなくて執着じゃなくて
なんとなくいい感じでいつまでも残るほう。
そういう意味で「ベストカップル」だと思ってます。



なんか「桜」ばっかり語っちゃったけど
4つ全部思い入れある話です。
「ひまわり」は女子中学生の友情もの!
この展開はある種王道。この短篇集唯一の王道(笑)
「コスモス」は、変わり種かな。
世間からはじきものにされた男女が一瞬の交流を持つ的な。
「椿」は2割くらいリアルじいちゃんの思い出でできています。

お手にとっていただけますと幸いです!

ちなみに単行本版のこういう表紙

花が咲く頃いた君と

豊島 ミホ / 双葉社


から、新しくこんな表紙

花が咲く頃いた君と (双葉文庫)

豊島 ミホ / 双葉社


に生まれ変わりました。
前の絵もすごい好きだったのですが、文庫化にあたって
スタイリッシュにしていただいた感じです☆
なんか、手に乗った感じがイイ〜。
赤入れでくどいほど読み返したのに、外装がよくできているので
また開きたくなってしまうくらいイイです(笑)

新しい『花が咲く頃〜』、みなさまどうぞよろしくお願いします!
by refri5erat0r | 2013-04-13 15:18 | 告知