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現ライター、豊島ミホのブログです。雑記帖ゆえ雑文が書かれていきます。カテゴリの「はじめに」も是非お読み下さいませ。


by 豊島ミホ
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ご無沙汰しております。豊島ミホです。
また既刊の電子書籍化を進めていただいたので、ご報告☆

『神田川デイズ』

神田川デイズ (角川文庫)

豊島 ミホ / KADOKAWA / 角川書店


『初恋素描帖』

初恋素描帖 (MF文庫ダ・ヴィンチ)

豊島 ミホ / KADOKAWA / メディアファクトリー


『やさぐれるには、まだ早い!』

やさぐれるには、まだ早い! (MF文庫ダ・ヴィンチ)

豊島 ミホ / KADOKAWA / メディアファクトリー


上記3冊が、新しく電子書籍になりました。
もう発売中です!
上のリンクはKindleに貼っていますが、
他の電子書店さんでも販売されているはずなので、
お気に入りがある方はそちらでチェックしてみて下さい。



文庫化から間が空いている本もあるので、改めて軽く全作紹介+雑談します。

『神田川デイズ』(角川文庫)

都内の私立大学が舞台の連作短編集。私がよくやる、全話の登場人物がつながってて、なおかつ1冊読むと1年が経過しているという構成の本です。しょぼーい文系大学生が活躍したりしなかったりします。
なんか……サークルの描写をがんばったなーという記憶があります。「インカレのオールラウンドサークル」「左翼活動サークル」「映画制作サークル」と3つのサークルが出てくるんですよね。オールラウンド以外はそれっぽく書けてると褒めていただいたことがあります。オールラウンドは再現できてなかったかもしれませんwww
どの話でも主人公にならないけど実質1冊通しての裏主人公がいて、その子のことが私はすごく好きです。でもこの頃は、「夢は叶わない」「叶わないまま生きていくにはどうすれば」みたいな思想が強すぎたかなーという反省点もあったりして(その思想がその女の子に反映されている)、むーん……。ポジティブな人の心には響かないかもしれない。「今、俺、ネガティブ!」っていう若い人の心を楽にできたら嬉しいです。
すごいどうでもいいけど5話目の角田という人は4年の時とっていた中国語で一緒だった男子を元に書きました。本当にああいう人でしたが本当はこわかった。です。

『初恋素描帖』(MF文庫ダ・ヴィンチ)

こちらは中学の1教室が舞台の連作掌編集。掌編というのはいわゆる「ショートショート」のことで、この作品では1話が400字詰め原稿用紙5枚でした。同じクラスの中学2年生20人の想いがひしめき合う心象スケッチ集! みたいな体になっています。1話単体で読むというよりは全体で見てやっと意味がある……「ここで出てくるこの人がこの人かー」的に読んでいただきたかったので、浅野いにおさんのイラストのお力をお借りしました。登場人物20人全員を、各話の見出しに描いていただいたのです! つまり、「イラストのイメージを借りちゃう」という小説としてはほぼ禁じ手を使っちまった作品です。(このイラストがどれほどすばらしかったかは過去記事に書いたので割愛……)
電子にするにあたって、イラスト再録とか……多分無理なんだろうなーとテンション低くなっていたのですが、なんと再録していただけた&ちゃんと電子書籍で無理なくレイアウトされている! のでとても嬉しいです。目次やら恋の鳥瞰図やら、特殊レイアウトだったページも残っているので、堂々と電子版もオススメできまっす。

『やさぐれるには、まだ早い!』(MF文庫ダ・ヴィンチ)

「R25」の姉妹紙として存在したフリーペーパー「L25」で連載させていただいた同名エッセイをまとめた本です。私のエッセイはこれと『底辺女子高生』の2冊しかないので、これが大人になってからの生活を描いた唯一のエッセイ本ということになります。
作家生活後期の連載なので、ちょっと力ない雰囲気かもしれません。。。ほぼ時系列で収録しているので、前半のテンションが後半でドーッと下がって行くのが目に見える。。。あとがきにも「この本に私の思い出きろく以上の価値はあるのか」みたいな不安を書き記してしまっております(泣) でもこう……力まないエッセイが好きというマイノリティの方には……楽しんでいただけるのかなと……。説教も自虐的分析も皮肉もなんもない、ただ若干赤裸々めなだけの日常エッセイです。
この本にまつわるどうでもいい余談は、実家で出戻り生活をしている初期、祖母から「もう、やさぐれた」と(作家を辞めたことを)茶化されまくったことでしょうか……。
_人人人人_
> ひどい <
 ̄^Y^Y^Y^ ̄



以上3冊、試し読みでも結構読めるので、よかったらお気軽にめくってみて下さい!

そして最後になりましたが、今回の解説ありの2冊は、
電子版でもそのまま解説を掲載していただいています。
『神田川デイズ』は三崎亜記さん、
『やさぐれるには、まだ早い』は山本文緒さん、
おふたかたの丁寧&熱すぎる解説がこの先も
みなさまに読んでいただけることになって大変嬉しいです!

電子は絶版が……ないとは言い切れませんが、
紙の書籍よりは長く売っていただけるはずなので、
みなさまどうぞ末永くよろしくお願いいたします。

例によって紙もまだあるけどね! 紙で欲しい人は本気入手お願いします!

今回の電子書籍化を進行していただいた
KADOKAWA の角川書店さま、メディアファクトリーさま、
ありがとうございました!
既刊の電子化はあと3作……かな?
もうちょい続きますー
by refri5erat0r | 2014-09-30 15:25 | 告知

リア充続行中(9/30)

またも1ヶ月近く更新せずすみませんでした。
リア充続行中の豊島ミホです。

リア充は日記とかブログとか書かない。
という仮説が内心ずーっとあったのですが、それが証明されつつあります……
なんかこう、何も問うことがないさ。世の中に対して。
不足からは問いかけや主張が生まれる……
そして充足からは何も生まれない……

て。
思ってしまいそうになるけどそれが結論だったら淋しいよね。
「しあわせはわけられない」みたいなことになるからね。
でも、実際、幸せを分けている文章って少ない……難しいような気もします。
方法論を分ける、というテーマの本はいっぱいあるけど。
「こういう風に幸せ♪」みたいな本ってあんまり見ないような。。。
(著者のキャラがぶっとんでる本のぞく)
私が見つけられないだけなんでしょうか。
不足という動機で読書していたから?

でもまあそういう非常に落ち着いた生活の中でも
「新しい発見」だけは遠慮なく書けるわけなので
今回はそれを書いてみます〜



私が最近しみじみ思っていること、発見したことは

男の人を尊敬する気持ちは大事だな。

ということです。

そんなの5年前にわかってた!
秋田出戻り時代の日記に
「男の人を尊敬できるようになりたい。」って書いてある!
そしたら婚活がうまくいく。的な意味で。

なおかつ、角田光代さんの『くまちゃん』

くまちゃん (新潮文庫)

角田 光代 / 新潮社

を文庫で読んだ時に(いつだっけ……それはもうちょっと最近)、
あとがきに、角田さんが、
自分は尊敬を恋と混同してしまう……
みたいなことを書いてらして、それが「うおおお!」って発見でした。
「だから角田さんはもてんねんや!!」
って意味での発見(ご本人はそう感じてないと思いますが)。

男の人は……
尊敬されたい生き物……
なので尊敬しぃの女性はモテる……

て。なんとなく感じてはいて、
(それが正しいかったかどうかは別として)
でも私はそれができない。っていうのもだいぶ意識してました。
20代終盤くらいの時に。

なんかこう、敬意と恋っていうのが結びつかなかったのよね
自分の中で……。
別に深い理由とかトラウマとかはないと思うんですけど
(父が無職で母に養われ……とかってパターンではないです)
私は角田さんと真逆で、
「尊敬するような相手は恋愛対象じゃない」
とぱっと判断しちゃうタイプで……。
別に付き合った人を見下してるとかではないですけど
尊敬よりも気安さ、天秤釣り合ってる感じを重視していたというか。

あとはまーぶっちゃけ
私が人生前半で物理的に(同い年くらいの)男子を
見下ろして生きてきたってのもあると思います。
身長がでかいと……男の人に対して
「わぁ……☆」
て思う機会が少なくなるよね。
少女まんがでよくある「届かない場所に画びょうをさす」
「黒板の高いところを拭いてくれる」みたいのがない。
てか私が主に教室の後ろに習字とか貼ってる! 
ランドセル棚の上にのぼって画鋲さしてる!

そういう時期も高校1年くらいで終わるわけですが
男子の平均身長が自分の身長を超える辺りで私はちょーど
いじめられっこに転落したので
男の子を見上げて「わぁ……☆」って思う機会はなかったんですよ!!



なんかちょっと話ずれた。

とにかく男の人に接する時は尊敬が大事……!
自分の恋愛遍歴を省みて、
それが足りなかったな。と思ったきっかけが何かあったんですよ確か
(忘れたけど)。
でも……そう思えども
「なんか……そうは言ってもさー」
みたいにうなだれるばかりで。

だいたい、男の人って仕事の内容とかあんま話してくんないじゃん?
逆に女友達は職場で頑張ってる話とかめっちゃしてくれんじゃん?
そしたら自然と女友達のほうに敬意がいっちゃうじゃん?
てか仕事の話に限らず女の子のほうが話きーてくれて気遣ってくれて
人格的にデキてる感じするし普通に尊敬しちゃうじゃん???

……てな具合でずっとぐじゅぐじゅうじゅうじゅしてたんですけど
ナチュラルに尊敬しちゃう異性が現れたりするものなのですね! 人生は!
しかもそれが付き合って目減りしていくとかも全然なく
喋れば喋るほど増していく。。。

なんだろね。何が言いたいのかわかんなくなってきた。
彼氏自慢?

でも恋人に対して敬意があればあるほど心が落ち着くものだ!
というのはほんと最近の発見でした。
別に恋愛関係じゃない相手でもどこかは「すごいな!」って思って
人間関係築いてると思うんですけど……
恋愛においては、もう全面的に、何から何まで自分よりデキる!
特に人格が絶対自分よりできあがってる!
くらいの異性と付き合うと楽なのだなと。。。
それくらい人格ができた人はもちろん
「尊敬されたい」なんて願望は持ってないわけですが、
こちらに「尊敬する」気持ちがあれば、
困った時自然と頼れるし、逆に自分が動かねばならない時も
ベースに敬意があるからがんばろーと思える。
やっとわかりました……。

そんな風に思える人をつかまえるのが難しいんじゃん! って話なんですが
そこはあれですよ。
「小さな恋のものがたり」とか「イタズラなKiss」などを参照のことですよ。
(上のリンクを踏むとこのブログ内の感想文に飛びます)
チッチと琴子に対してかなり「遠くから目線」になってたけど
とりあえず今の自分は同類。
すみませんでした。
by refri5erat0r | 2014-09-30 15:17 | 雑記

長い遠回りの道(9/4)

今日は雑談ですー
遅まきながら、代ゼミ仙台校閉校のニュースについて、
卒業生として思うところを書きたいです。
思うところって……ただの個人的な思い出ですけどね。

私は浪人生、しかも寮生としてガッツリ代ゼミに在籍していたわけですが
めっちゃ代ゼミ好きでした。好きです。
毎年、大学受験シーズンになると
「浪人時代の1年がいかに有意義だったか」
をここに書きたくなるんですけど、
「今書くと早すぎるわ……国立の後期が終わらないとだめだわ」
と思って我慢しているうちに何故か4月になっている。
というパターンなんだよねいつも。

でも「浪人するか否か」という話題自体が結構時代遅れだったんだなあと
この、代ゼミの拠点閉鎖のニュースを聞いた時に気付きました。
代ゼミが特に事業に失敗したという雰囲気ではなかったので。
こんな大手が撤退しちゃったぞ! これから予備校バタバタ行くぞ!
って報じられ方だったので。
少子化以外に、浪人自体が超ぜいたくになっちゃったって
原因があるのかな。
あとは東進とか、1校を小規模で運営して
分散させてる予備校のほうが流行ってるのかなぁ……。



……。

なんか「思い出」と言うともう山ほどありすぎて
逆にぱっと出てこないわ。

予備校って、私の中では一番
「自由な学び」に近い場所だったんですよ。結局。

以下超絶思い出語りです
by refri5erat0r | 2014-09-04 00:27 | 雑記