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現ライター、豊島ミホのブログです。雑記帖ゆえ雑文が書かれていきます。カテゴリの「はじめに」も是非お読み下さいませ。


by 豊島ミホ
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20日放送のNHK BS「週刊ブックレビュー」で、私も参加したアンソロジー『恋のかけら』を取り上げていただきました。
出版社の紹介ページはこちら↓
http://www.gentosha.co.jp/search/book.php?ID=102006

ばっさり斬られてテレビの前で爆笑ですよ。いやまじで。
「入り込めなかったね!」とかこの番組で言われた本は他にあるのかっていう!
アンソロなので責任が8分の1だから笑っときましたが
ひとりで書いた本だったらショッキングだったかもしれません。
でも……紹介してもらっただけでもじゅうぶんです。ありがとうございました。

それに、冷静に考えると、確かにお父さん世代が共感できる本ではないよな~。
私も、年下男子の描いた、内気で可憐な戦闘美少女が出てきまくる
恋愛アンソロとかあっても、全然読めないと思います。
「こんな女いないし、主人公の男もだめだめっす」って言うわーそらー。
『恋のかけら』は、いろんな恋愛模様を覗いてみたい女性におすすめします……。

しかしせっかくなので、この機会に今年の全著作を
あらためて振り返らせていただこうかしら!
まずアンソロから~。



『Re-born はじまりの一歩』(実業之日本社)
※直リンページなし、実日書籍トップで検索すると
 書影・著者名などが見られます

3月刊。
売れました。アンソロなのに印税ヤッホーでした(自分比)。
私が書いたのは暗め青春小説で、転校先でハブられてる子となかよくなり、
その子と一緒にいじめられ続ける女の子の話。
ふたりは高校進学であっさり別れてしまうが、その後色々ある、とかそんなです。
グレた子たちのグループを描くのが楽しかった!



『COLORS』(集英社)
http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-8342-5145-6

※何故かこのリンク死んでる……アドレスバーにコピペすると普通に見られます

こちらは4月刊。
「色」をお題に11人11色、という本です。
掲載誌に載った時点でもブログに書きましたが、(ココ)私は「ももいろ」でした。
結構エグめのももいろです。
これに載っている、水森サトリさんの「銀の匙キラキラ」が、すごく好きです。
好きというか、掲載誌に載った当時、自分の状況といろいろ重なってがーんと来た話です。
私はこういうふうにできなかったけど、そうできればよかった、みたいな。
多分、「どのアンソロに入ってるんだっけ?」とわかんなくなるくらい時間が経っても
読みたくなる話だと思います。



『きみが見つける物語 十代のための新名作 スクール編』(角川文庫)
http://www.kadokawa.co.jp/bunko/bk_detail.php?pcd=200712000215

6月刊。
これは再録本なのですが……。
『檸檬のころ』のいちばん最初に収録されている「タンポポのわたげみたいだね」を
入れていただきました。
自分では、文章が若すぎて、読み返すとどきどきしてしまうけど
(これ書いた時ってまだ大学生だ)
多分読む人には今の文章となにも変わらなく思われるのだろうなあ。


<長いので下に続く>
by refri5erat0r | 2008-12-23 16:21 | 旧・告知
<長いので上から続く>

08年刊行の拙著を振り返る後編。
アンソロ以外行きます。



『花が咲く頃いた君と』(双葉社)
http://www.futabasha.co.jp/booksdb/book/bookview/978-4-575-23610-1.html

3月刊。
刊行時の記事にも「タイトルくっさー」と書いてますが、いまだにちょっと後悔してます
(ばりばり自分案です。担当さんには1ミリの責もありません)。
最近刊行されたムック「ダカーポ特別編集 今年最高の本」で、“女子読み恋愛小説”の2位に選んでいただきました。
ありがとうございます。

四季にそって、「花」にまつわる中篇が4本という
ひじょーにストレートなつくりの本になっています。
冬の話が、私の小説中唯一の家族小説! であるほか、
秋で書いたダメおじさんも印象に残っています。行き場のない女の子が、
ボロアパートを不法占拠するダメおじさんに惚れるやつ。
こう書くとスタンダードな恋愛小説から遠いみたいですね!
っていうか、結構遠いと思うんだ。すみません。
春はひたすら性格の悪い美女を書くのが面白かったです。
夏は、楽しい盛りの女の子ふたり組を書けて面白かったです。

あれ?! なんか総じて面白かったような気がするよ?
このシリーズを書いてる時(06年前半)の記憶は最悪なのに……。
締め切りまであと3日なのに
夏の夜の雨が降るベランダに出て、昔の夢を数え上げたりとか。
「私は郵便やさんになりたかったんだ!」とか。

かんわきゅうだい。



『カウントダウンノベルズ』(集英社)
http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-08-771237-7

こちらは5月刊の、架空J-POPヒットチャート小説です。
私なりの「お仕事小説」のつもりでした。
だから主人公は全員ミュージシャンで、音楽がらみでもファンの話とかはないのです。
総じて暗い……!
総じて暗くなってきてるから、楽しんで音楽やってる人の話も入れたら?
って連作の途中で担当さんからご助言いただき、それを汲んだつもりだったのですが
まだまだ暗かったです。
好きなことを好きにやってそれが仕事になる状態、
というのがまったく想像つかなくて、入れられませんでした。
そんな反省点もありつつ、でも、
仕事の難しさとかに直面している同年代の人に読んでもらったら嬉しいな
と思っています。



『初恋素描帖』(メディアファクトリー)
http://www.mediafactory.co.jp/c000051/archives/020/000/20077.html

単独名義で今年最後の本はこれでした。8月刊。
結構前のような気がしますが、まだ4ヶ月しか経ってないんですね。

とある中学の、同じ教室で生活する20人にそれぞれのカメラがある、
教室の恋愛模様がつながっていく、
私の観察人生の集大成キャー! と個人的には興奮していました。
世界が狭い頃は、誰が誰を好きとか結構知ってて
そのドラマが見えちゃう瞬間があって、私は楽しかったのです。
その「キャー!」という感じを詰め込んだ本です。

ごめん、私、教室内の「相関図」とか作ってました……家で。
名簿・座席表・相関図は3点セットでクラス替えごとにひつようwww
きもいっすね! 
他人が好きすぎるんですよ。たぶん。
自分の人生じゃできないことが多すぎるから
少しでも他人に感情移入したかったんじゃないでしょうか。
そのへん、かなり反映された本だと思います。

あと、浅野いにおさんにキャラを描いていただいたので家宝にします……。
著者用の本、配らない。もっとく。ううう。

*    *    *    *  

さて、一方的に今年の拙著を全紹介させていただきましたが
いかがでしたかしら……。

というか、このブログを読んで下さっていながら
上7冊のうち1冊も手にとってないよというアナタ!
今すぐネットで注文してくださいとは言いませんが、
せめて店先でめくるか……図書館で手にとっていただけると嬉しいです。
感想のお便りに「図書館で読みました☆」って書いてあっても
私は怒りません。ええ……。図書館は大事です。

近いうち、仕事以外の08年についても振り返れればなあと思うのですが
今のところ今年の仕事がまったく終わっていません。
年賀状にも手がついていないし……うぐぐぐ。
by refri5erat0r | 2008-12-23 16:11 | 旧・告知

掲載情報+犬!(12/15)

恋愛小説誌「Feel Love」vol.5が発売になりました。
「遠回りもまだ途中」という読み切り小説を書いております。
幼なじみシリーズ5本目です。
たぶんクリスマスっぽい号になるんだなと思ったので、
クリスマスをお話にからめてみました。
んーむずかしかった。

あと、今号から「勝手にPOP」というコーナーを持たせていただいてます。
その名の通り、他人の著作に勝手にPOPを書いちゃうぜ! というコーナーです。
絵が入ってる仕事をするたびに、恥ずかしさのあまり二度とやるまいと誓うのに
また引き受けてしまう自分……。
1回目はあんまり絵がでかくて、情報が入れられなかったので
次からはもっと文字をたくさんにしようと思ってます。
ちなみに今回選んだ短編集の、主人公カップルは
私の描いたイラストよりだいぶ年上です。ほんとうは。
でもこんくらいの若さに思えてしまう! 情熱が〜。 

今後も好きな本のみをびしばし紹介したいと思いますので、
よろしくお願いいたします。

*     *     *    *

きんきょう。代わりの感想文いきます。

「野性時代」の12月号(最新号じゃないですすみません)に載ってた
恒川光太郎さんの短編がすごい面白かった! です。
スケールでかいっすよね。つねに。
なのにこう……荒波がどどーん! みたいなんじゃなくて
静かな海みたいな種類の、スケールのでかさなのが好きです。
次回作も楽しみですが、これって4ヶ月に1回……?
単行本にまとまるのは、2010年のしかも下半期くらいでしょうか……。
待ってないで雑誌で読んだほうがいい! というくらいオススメだ!

あと「小説すばる」1月号から、
いくえみ綾せんせいの新連載が始まってるー! わーい!
17日発売ですが、私はもう頂戴してます。4ページの犬エッセイマンガです。
シロさんかわいすぎだよお……。
小すばは表紙といいなんといい、犬プッシュしまくりですね。
表紙、前は、「毎号、犬だな……」としか思ってなかったんですが
犬に興味が出てきてからは「きゃわいい☆」と思って見てます。
一線を越えてしまったな。

最近、犬や猫を夢に見るようになりました。
道で犬とすれ違うだけで、ぱああ……と脳内に何かが広がる!
犬好きな人はこういうのを小さい頃から味わいまくってたんだと思うと
とってもうらやましいです。
by refri5erat0r | 2008-12-15 23:40 | 旧・告知

掲載情報(12/3)

しばらく更新してませんでしたが、12月の掲載情報いきます〜。

4日・18日 「L25」連載エッセイ「やさぐれるには、まだ早い!」
中旬 「Feel Love」vol.5 読み切り小説「遠回りもまだ途中」
下旬? 日本民営鉄道協会広報誌「みんてつ」冬号 エッセイ「足跡カード」
月末 「星星峡」12月号 連載小説「リテイク・シックスティーン」

今月は「Feel Love」がある月です。発売日の時にまたお知らせします。
「みんてつ」は売っている本じゃなくて、どこかで配られるものらしいです。
きっと鉄(テツ)のみなさんは配布場所を把握してらっしゃるんでしょう!
見かけたら読んでやって下さいませ……。

月頭の定期掲載情報は、今回で最後にしようと思います。
来年からは雑誌掲載がぐぐっと減るので、その都度その都度の告知にしますね。
ん、1月はまだ結構あるかな……。でも、いっかあ。

*    *    *    *

最近いろんなことがあって、
整理もつかないままぐんぐん進んでいくので、
しばらくブログの雑談はストップしたいと思います。
後で考えたら言わなくていいことだったー、っていうことを
書いてしまいそうだから
(今日のこの記事も、先月のうち用意したものだったりします)。
いつもチェックしてくれてるかたは、ごめんなさい。
たぶん次は15日頃の更新でしょう。めいびー。
by refri5erat0r | 2008-12-03 23:08 | 旧・告知