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現ライター、豊島ミホのブログです。雑記帖ゆえ雑文が書かれていきます。カテゴリの「はじめに」も是非お読み下さいませ。


by 豊島ミホ
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掲載情報(6/25)

というわけで角川文庫から再録アンソロジーが発売になるよ!
タイトルは10代のための新名作 君が見つける物語 スクール編です。
私の収録作品は『檸檬のころ』から「たんぽぽのわたげみたいだね」です。
発売予定日は本日25日、地方によって誤差あり、です。

私も半分以上読みましたが(今読んでる途中ですが)
正直「10代」って広くとったな……と思いました。
本が好きな11歳から、本なんて触りたくない16歳辺りまでが
メインターゲットかもしれません。
高校生で本好きとかだったら、自分で好きな本を探すほうがいいかな!
なにしろ全ジャンルごった煮、みたいな感じなので。
いや、ごった煮状態を否定するわけではなくてですね、
本当に「本読めって言われるけど、何読めばいいのか見当もつかねーよ!」
みたいな人には、ごった煮こそいいんだろうなと思います。

実際私は10代のころ、一般文芸で何読めばいいのかわかんなすぎて
小6から高2くらいまでラノベラブ☆ だったし!
(まーそれでいいじゃんって気もするんですけど)

「スクール編」のほか、「放課後編」も同時発売、
たぶん他のテーマも順次刊行されていきます。
お楽しみに!(自分はここまでなので無責任に言っとく)

しかし、再録アンソロジーってもっとあってもいいと思いませんか。
まあ漫然とつぎはぎ再出版状態になったら気持ち悪いでしょうけど!
『温泉小説』






とかは、書店で見て
素敵だなって思いました(すみません読んではいません)。
こういう、骨組みがしっかりしてて水準も高そうな
アンソロジーなら、いっぱい読みたいですけどね。
権利とかめんどくさいことがあるんでしょうか。
私は今回なにもめんどくさいことはありませんでしたが
(他社の文庫に再録をご快諾下さった幻冬舎さんに感謝します)。

今日からの角川さんを皮切りに、
各社「夏の文庫フェア」が始まるようですね。
地方でも各社100冊並ぶのかな~?
東京を出て初めての夏フェアなので、店頭がどうなるのか気になります。
by refri5erat0r | 2008-06-25 11:27 | 旧・告知

人間補欠合格(6/18)

こんにちは。豊島ミホです。

太宰の「人間失格」を読みまして。3読目。

別に心動かされなかった自分にびっくりした……!
21歳の時(2読目)の心の震えっぷりはどこへ。

ちなみに桜桃忌にあわせて読んだのではないです。
どっちかっていうとアキバの通り魔事件からの連想。
犯人が青森の人だったからと、あと、
「『人間失格』読め……!」ってちょっと思ったから?

以前読んだ時に必死で私的な日記に抜き書きした部分とか
「ココからココまで」ってはっきりとわかるのに
それを抜き書きした自分が他人のようにしか感じられない。
君はそう思っているんだね……ふうん、みたいな。

いやむろん、文章がうめぇ……溶けそうなほどうめえ!
って箇所はありましたけれども(第二の手記最後の一文とか)、
技巧の問題じゃなく個人的な共感度数ではかなり読んだっけなかったです。

でも、「なんだこんなものか」と冷めた感想を得たわけではなく、
「太宰の季節を過ぎた俺やべえ!」と本気で焦っている今!
最近、ショッピングセンターではしゃぐ女子中学生を見ては
「私も年とったな……」と感じることが多かったのですが
外見だけじゃなく中身も年とってしまった!

しかもその現象は成長ではなく老いのよーな気がする。

これ読んだ年長の編集者さんは声を立てて私を笑うでしょうけれど……
でも、『人間失格』読んで
これより上の諦念カモンッッ! って思ったんだもん。

世間に迎合して平気で笑っていられるようになった人間のほうの悲しみをくれよ!
みたいな。
だいたい、この主人公ピュアすぎだよ!
フルピュア! やばい! そりゃ生きてけない!

もっとよごれてずぶとくなってしまった人が
かすかに残した拭き残りみたいな部分で書いた小説を読みたいです。
この小説でいったらむしろ第三の手記の最後のほうあたりを?
そここそ詳しく読みたいのじゃないか。

知ってる人いたら教えて下さい。
って書こうとしたけど、それは安吾で事足りる気がする。
ねえ……。

月頭の掲載情報で、アンソロジーを見落としてました。
これっす。すみません。
来週発売らしいのでその時には告知させていただきます。
by refri5erat0r | 2008-06-18 19:45 | 旧・雑記

(*_*) (6/14)

地震びびったー

いや発生時はまだ寝てたので、「揺れてる……まいっか」みたいな
感じだったんだけど、30分後くらいに起きて
ネットのニュースをチェックしたらみるみる頭が冴えました。
「岩手・宮城で地震 奥州市と栗原市で震度6強」

奥州市も栗原市も具体的な位置がわからないけれど

奥州→「奥州藤原の地」から? 江刺市とかが合併した?
栗原→駒高からとった?

実家が近いっぽい!!!!!

布団から飛び出てあわあわしたんだけど、
実家に電話しても勿論通じないし、
携帯の災害掲示板に行っても親の番号で情報登録ないし、
テレビでは山奥エリアがどうなってるかいまいちわからんし……
てか秋田のことは何も言ってない!

結局秋田市のおばあちゃんちに電話して、
実家も大丈夫らしいことはわかったんですが、
直接家から電話をもらえたのは10時半近くなってからでした。

まいった。
つかニュースで合併後の新市名を連呼されるのにもまいった。
自分の県くらいはどこがどうなってるか把握してるけど、
隣県の合併状況なんて知らないし……
「大崎市」なんて聞いたこともないよ?! と思ったけど
小さい頃から何度も行った、よく知ってる町を含んでました。
はあ~、わかんないわ、これじゃ。

テレビにかじりついているので仕事になりません。
映像見てると「……無理無理無理無理!」みたいな
がけ崩れとか映し出されてるんですが、
孤立集落がまだあるんじゃないでしょうか?
心配です。
みんな大丈夫か?

今も実家にはこちらから電話がかけられません。
これ……逆だったら(関東が被災地だったら)
もっと連絡取りづらいだろうな。
厳しいなあ。
by refri5erat0r | 2008-06-14 19:57 | 旧・雑記

あと0日(6/14)

引っ越しました……(さっくり)
プロフィール欄の「東京都在住」をさりげなく書き換えました。
さよなら東京!

今度から「神奈川県在住」になります。
もう引っ越して2週間くらい経ちました。
横浜とか川崎とか「東京よりの神奈川」でもなく
結構飛んでるんで、担当のみなさまには驚かれましたが
私は東京に来た時点で既に、そんなに長く住む気なかったんで……。
あと、人生でもう1回東京に戻る時期があるっていうのが
なんとなくわかってるので、そんな「決意の下向!」とかじゃないです。
流れ?

今のところは大変住みやすいので、ご心配なく。

*   *   *   *   *

引っ越し前の住所は早稲田でした……
てか、大学在学中+ここ2年の計6年、
半径1キロ以内で転々としつつ早稲田エリアに住んでました。
逆に住んでなかったのは、卒業した春~1年2ヶ月だけです。
こう書くとなんかすごい早稲田が好きみたいだね~。
でもそんなことないかな(さっくり)。
むしろ母校に対するコンプレックスと闘った6年間でした。

っていうか、今日副都心線の開業日じゃん!!
キャアアアアアア

大学時代からずっと楽しみにしてたのに、
なぜこんな直前に引っ越してしまったのだろう。
あたいのバカ!

……でも、「副都心線」なんていう愛着の湧かない名前だしな。
私は「神田川線」がよかったのに。もう心の中で「私の神田川線☆」だったのに
(新線がうちの近くで神田川の下をくぐるからという自己中心的な理由で)。
しかも、きっと深すぎて実際には乗る気起きないんだろうな。
大江戸線みたいに、「エスカレーター長っ」なんだろうな。
あと決定的な理由として、私は新宿とか渋谷とかに
自発的には近づかなかったから……
もし早稲田に居残ってても、あまり乗らなかったかも。

ただ、地元に新線が開業するところは見てみたかったなあ~。
そんなチャンス、もう一生ないかも。
by refri5erat0r | 2008-06-14 00:03 | 旧・雑記
豊島ミホです。
新刊『カウントダウンノベルズ』発売中です。

6月の掲載情報まいりま~す。

毎週火曜日 「週刊アスキー」連載小説「廃墟の女王」
5日・19日 「L25」 連載エッセイ「やさぐれるには、まだ早い!」
15日 「新刊ニュース」7月号 エッセイ「人気商売」
27日 「小説推理」8月号 読みきり小説 タイトル未定
月末 「星星峡」7月号 連載小説「リテイク・シックスティーン」第5回

この間スペースがなくて書けなかったんだけど、
今売ってる「小説新潮」の特集、めっちゃいい!「源氏物語の悦楽」。
源氏の特定の巻をもとに、女君の視点で現代短編を~っていうのがめちゃめちゃよかったよ!
なにも「R-18」文学賞の面々がたくさん書いてるから言うわけじゃないぜ……
ほんとに読んで面白かった。もう全部読んだよ。

バブルが終わった時代しかしらない世代の人間としては、
お金持ちで権威があってハンサムな男(=源氏ポジションの人)が
これだけ登場するアンソロジーを読むこと自体が新鮮だった。
ただの「夢のヒーロー小説集」だったら面白くないと思うんだけど、
源氏はやっぱりときめくんですよ!
いわゆる光源氏にときめくんじゃくて、
「千年読まれた物語」にときめくんだよね~(って個人の持論ですけど)。
自分だったらどこに感情移入するか、でキャーキャー盛り上がれるじゃん!
今回の特集は、目次見ただけで、
私がこれに1篇足すんだったら「明石」! って思いました。

それを昔の人も多分やったであろうことが……ほんとにすごいな~と。
五分くらいその辺について考えると泣けてくるよまじで!
あんた幸せ者だよ! って紫式部にちょくせつ言いたい。

まあ、私が平安時代に生まれていたら、
いいとこでも郡司の娘の付き人だと思いますけどね。
そして、顔はかわいいけどオツムの足らん姫君をかどわかして
ふたりで参内すべく京へ旅立つの!
あ、全然源氏と関係ない話になってきた。

6月は平安時代とすごく関係のある月のような気が
今したんだけど……個人的なアレにすぎなかった。ごめん。
by refri5erat0r | 2008-06-01 23:42 | 旧・告知