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現ライター、豊島ミホのブログです。雑記帖ゆえ雑文が書かれていきます。カテゴリの「はじめに」も是非お読み下さいませ。


by 豊島ミホ
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しばらく更新が止まっててすみません。
多分、柏崎の地震からフリーズしてました。
来月末刊行予定の新刊が、地震をテーマにした小説だったり……
小説を書き上げてから実際の地震(の報道)を見ていると
いたらなかった点が見えてきたり……とか、色々。
まあ、詳しいところは刊行が近付いてから改めて、ということでお願いします。
被災者のみなさんは(このブログを見ている確率は低いとおもいますが)
どうぞ余震などにお気をつけ下さいね!

といっても、実際には日本全国気をつけなくてはならないわけですが。
ほんとに。
我が家は、非常持ち出し袋が玄関に常時スタンバイです。

さて、更新を休んでいたぶん、今回はガッツリ行きたいと思います。
タイトル通り、「若い男子のための日常系エンタメ小説は可能か」。

前回の記事で紹介させていただいたニューフェイスの小説誌「Feel Love」
島本理生さんと中村航さんによる「恋愛小説を書くこと」と題された対談が載っているのですが、
その中で「小説は女性の読者が多い」「じゃあ男性作家は不利ですよねー」
的な発言があって(「不利ですよねー」って言ってるほうが中村さん)、
島本さんが、「そんなことないよー」という感じで否定してらっしゃる。
このくだりを読みながら、私も全力で「ないからー!」とうなずきました。
だって! 女性読者がみんな同性の小説を好きなわけじゃないもの!
異性の書く男性視点の小説にこそ萌え萌えー! な女性もたくさんいるんだもの!

しかし小説に男性読者が少ないのは事実なんですよね……。
お年を召されるほどに、小説を読む方は増えるような気がするんですが
(「小説現代」辺りはどちらかというと男性読者が多い印象です。「印象」ですけど)
20代〜30代に限定して見ると、小説を読む男性は少ない。
読んでいる人は、作家志望で純文学を読んでいるとか、
もしくは推理小説が大好きとか、そういうコアなファン層であって、
「ちょっと、気が向いたから小説でも読んでみっかな」
って感じのお客さんは全然いないような気がするんだよね!

あと、男性向けのエンタメ小説は「推理」「萌え」「ファンタジー」の3ジャンル
(あるいはその複合)に特化されていて
女性向けのエンタメ小説とちょっと異世界な気がするんですよ。
女性向けは、日常に寄り添う感じ? の小説が結構あるのに対して、
男性向けで、社会生活とか恋愛の浮き沈みなんかを描いた小説は
かなり少ないんではないかと。

これは女性と男性の性格の違いで、
女性は友だちとウンウンって打ち明け話をしあう感覚の小説を求めるけれども
男性はそれを求めないのであろう……ともっともらしい分析をすることもできますが
私は個人的に「男性脳・女性脳」みたいな分類は嫌いなんで!

まあグダグダ述べててもラチがあかないので、実践編。

ここに女性向け連載小説の企画ビラがあります。


b0039091_2502883.jpg


三人の、価値観の異なる女性が
何故か毎回同じメンツで合コンをし、毎回破壊的な失敗をしまくるというアレです。
ビラでじゅうぶんわかると思いますが、
愛→ばりばりキャリア系のデキる女。でも恋愛もあきらめるつもりはありません!
蘭→カモン社長! 女を磨いてセレブ系主婦人生を歩む計画のちゃっかりさん。
志乃→貢ぐのが生き甲斐の薄幸系。みそ汁をダシからつくるタイプ。
そこまで違う三人が何故友だちなのかは不明ですが、後でどうにでもなるでしょう。

この企画は実はとっておくつもりだったんですが、

いっそ男性主役で男子向けにしたらどうか……! と魔が差しました。

結果↓


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な、なんか急につまんなそうじゃないっすか?!
やっぱ普通に女子向けのがよかった気がしませんか?

女子のほうが……「合コン」に全力を傾ける話にしやすいのに対し、
男子はやっぱり、「そんなのよりホントはひとりがいいよねー」みたいな方向に……!
ってこれは私がそういう男しか見てないからなのかなんなのかよくわかりませんが!
切実さが違う→男子のほうはユルくなる→ユルくだらだらやるんだったら
男として生きてきた人が書いたほうがいいに決まってる、みたいな。
ふうに私は考えてしまうのですがいかがでしょうか。

男子主役で疾走感を持たせるならやっぱり「仕事」の話?
男女差別っぽくてやだなー! と思いつつも一瞬、
「株式会社つぶし」というタイトルをひらめいたのですが、
毎回会社をつぶすのは無理です。
「株式」を「有限」にかえても無理だと思います。

結論:可能かどうか知らんが私には無理

読んでみたいけどね……
若手男子の涙と笑いをリアルに描く! 20代必読の社会人小説!
ゲーム制作とかちっこい会社でコアな人間関係があるやつじゃなくて、
一般企業に勤めてる男子が、非常にエキサイティングな日々を過ごしてる、みたいなの。
恋も仕事もがんばる男子(はぁと)
イイネー! 結局いち女子の理想に過ぎないんすかねー!
新たな男性の読者層を開拓、とかにはならないんすかねー!

ちなみのちなみに、「つぶし」のほうの主人公は
翼→出世欲もモテ欲もある、野心あふれる男子。理想が高いのか、意外としょっちゅうフラれる。
文吾→女は金食い虫だと思っている、典型的な独身貫徹型。風呂上がりのファンタとゲームを愛する。
志津夫→おおらかが過ぎる流され屋。許容のオーラである種の女子に爆モテ。ヒゲは大事。
です。
「あらし」と「つぶし」男女6人全員ぶん書いて、最後に3組カップル成立〜までやれば
面白いかなと思ったんですが、そんな仕事は根気の面で無理でしょう。

垂れ流しの長文にお付き合いいただき、ありがとうございました。
最後に告知ですが、今月の掲載情報にある通り、
岩波ジュニア新書の新刊『この本、おもしろいよ!』
エッセイを1本書かせていただきました。
中高生向けに、できれば最近刊行された本を紹介してほしい、
ということでご依頼いただき、気合いを入れて書きました!
上のリンクを踏んでいただければわかりますが、
バラエティに富んだ執筆陣になっております。どうぞ!
でも、図書館とかに入るのは夏休み後になっちゃうのかな? どうかな〜。
定期的に岩波ジュニア新書を入れている図書館なら、入るかも?
by refri5erat0r | 2007-07-24 02:54 | 旧・雑記

掲載情報(7/11)

「コミックピアニッシモ」vol.5本日発売でした。
エッセイ「漫画家挫折物語」を書かせていただいております。
だんだん挫折も本番になってまいりました。よろしくお願いします。

それから、恋愛小説誌「Feel Love」が明日創刊です(祥伝社より)。
月頭の記事で「FEEL LOVE」と表記してしまいましたが、アレは私の間違いでした。すみません。

ホームページはこちら
かわいいでしょ?! つくりが!
私の手元には一足先に届いておりますが、
紙質や本文の色なんかもこう……しっくりくる感じです。

ちなみに私は「らくだとモノレール」という読み切り小説を書かせていただきました。
最初「恋愛小説誌」からご依頼をいただいた時は結構かまえてしまったんですが
(「あれか! 泣けるやつとかヒロイン病死するやつとか書かなあかんのか!」みたいな)
編集さんからお話をうかがってみるとそんなこともなく……
とっつきやすい「パッケージ」としてのテーマ=恋愛って感じだったので
自由に書かせていただきました。

他のかたの作品を読むのが楽しみです。
これからお風呂に持っていって読みます。
ふにゃふにゃになるけど……ふにゃふにゃにしてもいいのが雑誌じゃけん!

※11日追記:地方によって発売日が異なるかもしれません。どうぞご注意下さい〜。
 12日追記:ホームページが公開されたので、記事を一部修正させていただきました。
by refri5erat0r | 2007-07-11 22:45 | 旧・告知
アサガオ咲いたよ!
おばあちゃんからもらった種なので、
何色の花が咲くかわからなかったけど、咲いたらこんなだった。

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わーーーこの世のものでないようなブルー☆
つぼみからチラリしてた色は赤だったのに
咲いたら青くてびっくりしました。
そして夕方には赤くなっていたのでさらにびっくり。
明日も2、3輪咲くみたいです。

でも私のアサガオは病との闘い。

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葉がこういう状態です……
こわい。そして対策を調べようとしてもネットでは見つけられない。
図書館行ってしらべにゃーです。
この画像撮った時点では下のほうだけだったんですが、
ガンガンのぼってきてる。
上の、咲いたアサガオの画像でも横の葉が欠けてるでしょ。

ちなみに、葉がスカスカになるより先に
このような黒いつぶつぶが付着することを発見した。

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でも「これが虫」で「葉は虫食い」には見えないし……
つぶつぶが葉をだめにしているのか、
葉がだめになる過程でつぶつぶが発生するのか、
よくわかりません。
下から上に推移していくので、虫じゃなく病気な気もするし。

ちなみに水で流したらつぶつぶは7割とれました。
とれたけどその葉もスカスカになった。
もう……もうね……。

「ダ・ヴィンチ」8月号発売中です。
by refri5erat0r | 2007-07-08 21:43 | 旧・雑記

掲載情報(7/2)

今日、今年初めて蝉の声を聞きました。遅くない?
そして私のアサガオが害虫か病気かなにかにやーらーれー中ーーー
キャー

今月の予定行きます。

5日 「L25」連載エッセイ「やさぐれるには、まだ早い!」
6日 「ダ・ヴィンチ」8月号 連作ショート「初恋素描帖」
11日 コミックピアニッシモvol.5 連載エッセイ「漫画家挫折物語」
12日 「FEEL LOVE」vol.1 読み切り小説「らくだとモノレール」
20日 「L25」連載エッセイ「やさぐれるには、まだ早い!」
20日 『この本、おもしろいよ!』(岩波ジュニア新書) エッセイ寄稿

12日のが、祥伝社から発売になる新しい恋愛小説誌なんですが
まだホームページ等がないように思われます。
んー、近くなったら改めて告知します。
新しい雑誌ができる時はデザインがすごく楽しみです!
by refri5erat0r | 2007-07-02 22:55 | 旧・告知