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現ライター、豊島ミホのブログです。雑記帖ゆえ雑文が書かれていきます。カテゴリの「はじめに」も是非お読み下さいませ。


by 豊島ミホ
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去年3月に幻冬舎から刊行した『檸檬のころ』が映画化されることになりました。
昨日、東京での製作発表に出席してまいりました。
今朝の芸能ニュースではキャストのみなさんしかアップになりませんでしたが、
横に私も居ます……。カメラがああいうふうに動いているとはわからなかったよ。

タイトルは原作と同じ『檸檬のころ』。
企画・制作はゼアリズエンタープライズ、監督・脚本は岩田ユキさんです。
キャストのみなさんについては、ここに名前を羅列すると
ネット上のテンプレートとして流用される可能性がありますので、
お手数ですが公式情報を待ってご確認くださいませ(公式サイトなどはまだ存在しませんが)。
みなさん若くても芸能人だし、めっちゃキビキビしていたらどうしよう! と
前日からビビっていたのですが、いい意味でふつうの少年少女でした。
でも控え室でのあいさつはしっかりしてらして、「さすが!」でしたよ。
私が10代の頃なんて、ただボサッとしてるだけの娘だったのに……。
あと、役者さんって「役」になるまでまっさらだったりするのかなあ、と勝手に思っていたのですが、
みなさんそれぞれのオーラがあって面白かったです。新学期の教室みたいだったあ。

で、映画自体の話ですが、私は既に脚本を読ませていただいています。
もとが短編集なので、読んだ方は「これをどうやって映画にするんだ?」と思われることでしょう。
それぞれ独立した話で7本、というわけにはいかないので
うち数本を軸に、他の話のエッセンスも加えて新しく構成し直す、という方法をとっています
(今のところ、まったく関係してこない短編もあります)。
だからお話は結構、別物です。
がんがん別物にしちゃって! ということで岩田監督におまかせしております。
私は映画製作には関わらず、原作提供オンリー。
製作発表には出たものの、次に映画組のみなさんとお会いするのは完成後らしいです。

撮影は9月から(@栃木)、完成予定が今年末、公開が来年というスケジュールになっています。
まだまだ先の話ですが、ちょこっと頭に置いといていただければ幸いです。

それと、ちょぼちょぼ雑誌では宣伝していた新刊の告知を一緒に書いてしまおうと思います。
来月、双葉社から長編書き下ろし単行本が出ます。タイトルは『エバーグリーン』。
オビに「恋愛」という言葉が入るらしいのですが、
これが出てしまうと、先3年「恋愛小説」はありません。
書くつもりがない、という気持ちの問題だけでなく、スケジュール上の決定項という意味でもあります。
それくらいレアな小説なので、恋愛モノが好きな人はここでぜひ! 読んでみてください。
発売予定日は7月18日。いつも通り、地域差はありますのでご注意を。
中身にかんしてはここで小出しに告知していきますよ。

最後に。
本日発売予定の「小説推理」8月号に読み切りを書かせていただきました。
「むさしのの庭」という小説です。こちらもよろしくお願いいたします。
by refri5erat0r | 2006-06-27 09:17
このブログに関しての告知です。
本日、大幅な記事整理を行いました。

まず、『夜の朝顔』刊行時に掲載した「特別企画」の記事13本を削除しました。
これは前々から「ある程度時間が経ったら消しちゃう」と言ってたやつです。
加えて、中途半端な状態になっていた「おまけ小説」も一旦削除させていただきました。
あんなに長いこと止まっているんじゃあ、さすがにお目汚しかと。
もしも続きを待っていてくださったかたが居れば、申し訳ありません。
時間的な問題で、先を書けるメドが立ちませんでした。
でも、お試し的に無料で読める小説が一本は欲しいし、
あの話は書きたいと思っていたものなので、
いつかなんらかの形で公開できるといいな、と思っています。

この削除に従い、カテゴリの表示も減っています。
記事のあちこちに不都合が出ているかもしれませんが、ご容赦ください。
by refri5erat0r | 2006-06-27 09:13 | 旧・告知
雑誌の編集長(架空の)にめちゃんこ説教される夢を見ました……豊島です。

長「(私の小説のゲラをバサッと机に投げつけ)なんだね。この小説は。ヤマもオチもない。
  だいたい、君の書くものはいつものっぺりしているんだよ」
私「はあ……確かに、そうかもしれません」
長「若いもんはなっとらん。漢字もろくに使えていないし!
  ちょっと、そこにある記事を音読してみなさい」
机の上に、旧字体の古い新聞記事が置いてある。やたらと漢字が多い。
私「ええっと、とうきょうじょうくう……あふ……ん? イツ?」
長「ほら! 読めないじゃないか! こんなものも読めないで作家がつとまるか!」
私「ごめんなさい……でもぉ……てゆーかあ(何か反論しようとしたらしい)」
長「そ、その『てゆーか』だよ『てゆーか』! 何が許せないってそれが一番許せないんだ!
  そんな言葉を小説に使う奴があるか!」
私「うう……(半泣き)。すみません、もう小説には『てゆーか』は使いませんんん」

使いませんんん。

朝起きたらめっちゃ凹んでました……。
これほどひどくないけど、編集者から「今回の原稿にはがっかりしました。」とか
「依頼したことを後悔しています。」「非常に残念です。」などと書かれたメールが来る、
という悪夢はしょっちゅう見ます。原稿を提出した翌朝に多いです。
(同じ、仕事の悪夢でも、「書けない!」「間に合わない!」系は見ないなあ。)
「実際には叱られる機会なんか殆どないんだから、それくらいの夢は見たほうがいいんじゃない?」
と友人からはコメントされました。
そうかもね……。

20日発売の「青春と読書」7月号に、
エッセイ「となりの席の男子図鑑」第4回が掲載されてます。
今日発売の「小説宝石」7月号には
「銀杏泥棒は金色」という小説を書きました。
(リンクは光文社トップ。ここから、「読み物」→「小説宝石」)
よろしくお願いします。

この「小説宝石」、巻末に100字近況のコーナーがあるのですが、
「引っ越します。東京で6軒目の家です。」と書いてしまいました。
冷静に数え直してみたら、5軒目の間違いでした。
ごめんなさい。6軒目じゃ、さすがに引っ越しすぎだわ。
by refri5erat0r | 2006-06-22 20:18 | 旧・告知

物欲(6/15)

suicaのペンギンキターーー!!
あのペンギンのぬいぐるみが欲しい、ビニールマスコットじゃなくてぬいぐるみがいい、
とわめき続けていたのですが、この間通りかかった東京駅のキオスクで発見!!
ぬいぐるみあったのか! 知らなかったあ。
キーチェーンになってるミニサイズのやつと、大きいのがあったので、
大きいほうをゲットしてきました。
下のほうが重くなっているので、ちゃんと自分で立つよ。
今、引っ越し直後でモノの少ない仕事テーブルの上に立っております。めんこー!

あと、宇多田ヒカルのニューアルバムを今日買いました。
上京直後に買ったCDラジカセが、今回の引っ越しでどうやら壊れてしまったようなので、
パソコンに落としてからMP3に入れ、さっそく聞きながら出かけたわけですが……
あやうく駅で泣くところだったよ!!
一生懸命歌詞をなぞったり意味を読んでいたり、ってことを全然していなかったのに、
無条件にガッ! って届いたものがあった、3曲目の「BLUE」。
(だからなんで「泣くところ」だったのか自分でもよくわかんない。)

自分も、端っこの端っこながら不特定多数の人に発信をする側にいるので、
「届く」ってことの難しさ、曖昧さを意識しているつもりだけれど、
あれは「届いた」って言ってよかったと思う。
ほんとに、ただもう、考える間もなく斬り込まれるっていうか。うまく言えんけど。
身体の内側に向かって降る重力、みたいなのが来るの。筋道通った説明できなくてすまん。

宇多田食わず嫌いの人、今回のアルバムはぜひ聴いてみてください。
私、高校時代(=宇多田初期)に食わず嫌いで聴かなかったんだわあ……。
by refri5erat0r | 2006-06-15 23:06 | 旧・雑記

引っ越し人生(6/11)

突然ですが、引っ越しました。
「あれ? この人ちょっと前にも引っ越してない?」と思ったあなた!
そうです。このブログの去年4月の記事に、引っ越した旨が書いてあります。
前の家に住んでいたのは1年2ヶ月ってことになりますねーー。
でも私、16歳の6月から2年以上同じ場所に住んだ事がないので、
このペースは普通です。

さっき計算したら、たしかに「1年2ヶ月」は予備校の寮(11ヶ月)に次いで短かったのですが、
2ツ前の家が「1年と2ヶ月半」、その前が「1年3ヶ月」ですから……まあこんなもんかなと。
というか! 今計算したら「物件ひとつ辺りの居住期間」は15.8ヶ月!!(16年以上住んだ実家はのぞく。)

ってことはさ、あと50年生きた場合、私が死ぬまで引っ越す回数は38回くらい!!!
ぎゃーーーー!

たくさん引っ越ししてると「そういうのが好きなんでしょ?」と言われますが、
全然好きじゃないです。むしろ逆です。
早く桃源郷を見つけて落ち着きたい、引っ越しのことを考えずに
どかんと大きな本棚を買って俺様図書室をつくりたい! なのに!

しかし、ここまで来るともう「運命」(←「さだめ」って読んで)という気がするので、
引っ越しが多い人生を受け入れようと思います。
これをプラスに生かす方法をいろいろ考えています。

1)日本全国を移動し、どこにいっても「この土地ゆかりの作家」という存在になる
2)いろんな大家さんと会った経験を生かして「おおやさんといっしょ」というエッセイを書く
3)いろんな物件を見た経験を生かして、自分が大家になる

3かな……! ファイナルアンサー! 
わたしが大家になったなら♪ ぜんぶの部屋につくりつけの本棚♪
A5の単行本がぴったり入る特注の♪
おまけにサロンのよーな図書室で大家の蔵書が読み放題♪
(自分の本棚に入り切らないマンガをそこに押し込めるつもり)
まあすてき!!!
というわけで、そんな物件に住みたい方は豊島ミホの本をいっぱい買ってください。
ちなみに上の選択肢の「2」、冗談ですから。>歴代大家さん
……多分。

9日発売の「文芸ポスト」夏号に1ページのフリーテーマエッセイを書かせていただきました。
何を書いたかは、読んだ人以外にはひみつです。
近親の人は買っても読まないほうが無難なような内容だ(ヒント)。
by refri5erat0r | 2006-06-11 20:21 | 旧・雑記

掲載情報(6/6)

うーん、今日はゾロ目ですね。06年6月6日。
私が中学1年の時は平成6年で、担任の先生が
「平成6年6月6日6時6分、あなたは何をしていたか?」っていうのを
クラス全員に書かせて、学級通信にのせてくれたんですよ。
(朝6時6分だとだいたいみんな寝てるだけなので、午後の6時ってことにして。)
それがなんか面白くて、いまだにとってあります……。
私は、友だちがおっことしたシャーペンのけつのキャップ
(開けると消しゴムがあるアレ)をみんなと探していたらしい。

本日発売の「ダ・ヴィンチ」7月号に、
「シンデレラはガラスの花びらを落とす」という短編が載ってます。「ダ・ヴィンチブンゲイ」の中です。
この号は他にもいろんなところに出ています。
出過ぎ! 私が読者なら、「豊島、金つんだな……」と思うに違いない(つみません)。
「読んでトクする20冊」では、藤田香織さんが「陽の子雨の子」を紹介してくださってます。
自分が執筆側に入っているコーナーで自分の本を見るとは思わなかったので、嬉しいです。げへ。

ところで、さっき病院に行った時、
「結核は昔の病気じゃないんですよ、土方さん!」とうったえている沖田総司のポスター
を見つけてしまいました……。
遠目なのでよくわからんかったけど、沖田くんはお人形さんで、せきこんでるっぽかったです。
つくった人は、結核といえば沖田、っておもったのかもしれないけど、うーん……。
by refri5erat0r | 2006-06-06 18:17 | 旧・告知

昼ドラの友(6/1)

友だちに「今、クドカンが昼ドラやってるんだよ!」と教えられて
NHKの連ドラ(再)の後に「花王愛の劇場」まで見るようになってしまった豊島です。
私テレビっ子じゃないんだよ! も、全然! 高2から予備校までテレビない環境に居たし!
でも、だからこそ、テレビに免疫ないみたい……。
「テレビ? 見ねーよ!」とか言ってるのは、アレです、すさまじく本気で見てしまうからです。
まあ、ヤラセ番組でも泣くな! 見れば!
それがむかつくからなるたけ見ないようにしてるだけだ。

でもクドカンのドラマは面白いよ。ああ、誰かと分け合いてえ……
けど学生時代みたいに昼ドラに毎日付き合ってくれるニート類の友いねえ……
(「真珠夫人」の時大盛り上がりした)

ん? 別に今日は告知とかないですよ。
締め切りを乗り切ったテンションで何か書いてみるか、と思っただけです。
でもアレだ。
このブログ、逃避のために書いてることのほうが多いな……。
いっぱい書いてるときは裏でヤバいです(書き溜めの記事以外)。
そしてヤバくない今日のような日には何を書いたらよいのかわからない!
まあおそろしい……。

何を書いたらわからんことに時間を割くよりはDVDでも見ます。
俺んちのDVDプレイヤー、プレステ2だけどね。
ん、倖田來未のベスト盤のPV、半分しか見てなくね? 大変だ!!!
by refri5erat0r | 2006-06-01 15:39 | 旧・雑記