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現ライター、豊島ミホのブログです。雑記帖ゆえ雑文が書かれていきます。カテゴリの「はじめに」も是非お読み下さいませ。


by 豊島ミホ
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掲載情報(5/27)

今日辺り発売の「小説推理」7月号に「サマバケ96」という読み切りを書きました。
1996年への思い入れをたっぷり注ぎましたよハイ。
でも懐古小説にはなってないはず! 舞台東京だし!

こないだの「野性時代」と同様、
デ〜〜トのシーンをたくさん書かなければならないのが大変でした。
みんなどこ行ってなにしてんの?
ほんとに情報誌に載ってるようなスポットにカップルで行ってるの?
嘘だべ?

締め切りラッシュなので今日は告知だけで失礼します。
by refri5erat0r | 2006-05-27 15:54 | 旧・告知

掲載情報(5/22)

面白い小説と、音楽雑誌の創刊○○年記念特集号とを立て続けに読んで
やたらそわそわどきどきしている豊島ミホです。

雑誌ってよくない?! 面白い雑誌読むと、こう……
自分がそこに参加してる気分になるっていうか。@now な感じがする。
むやみに高揚してきちゃう。これって、ノセられてる?
でも一種「ノセる」ものって必要なんじゃないかなーと思う。

正直、盛り上げ役みたいなとこにまわりたくってしょうがないんです。
自分が脚光を浴びるということではなくて。
むしろそういう才能は全然ないと思ってるので、脚光を浴びせる側にまわりたい。
だから今ここに居るのは、あくまで「現場の経験」で
こうやって経験を積んでいけば、20年30年経て、
最終的には演出とか企画とかそういうポジションに行けるんじゃないかみたいな……

大それたことを言ってますね。ごめんなさい。
生き残れるかどうかも怪しいのに生意気だよねー! でも思ってしまうんだもん!
これ以上喋ると余計なことばっかりになりそうなので、まあ雑誌っていいよね、ということでまとめます。
あ、でももうひとつだけ書かせてもらえばアレだ、
某文芸誌の編集長さんが、若手作家の対談を増やしていきたい、
というようなことをおっしゃっているのを新聞記事で拝見して、
それ読みたい! と内心で盛り上がりました。
「文芸誌」であって「小説誌」じゃない(※)ので私は部外者なのですけど。
もうちょっと横のつながりがあればいいのになあとはほんとに思います。
馴れ合えってことじゃなくて、気に食わなかったら気に食わないなりにつっかかってればいいと思うし。

本日発売、「小説新潮」6月号の
「『R-18』文学賞特集」に第1回の人として参加させてもらいました。
第5回(こないだ)の受賞者おふたりも書いてらっしゃいますので、
「どんな人がデビューしたの?」と興味のあるかたはぜひぜひ。
私は「十七歳スイッチ」という短編を書いています。男子の視点で官能小説……。

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※「文芸誌」は純文学の雑誌で、「小説誌」はエンタテイメントの雑誌、という区別があります。
 一般的に周知されてはいないかもしれませんが、各社の雑誌紹介を見ると
 ちゃっかりこの二語を使い分けていることが多いです。
by refri5erat0r | 2006-05-22 23:49 | 旧・告知
「夜の朝顔」を出してから1ヶ月近く経ちましたが、
これを機会に色んな人(知ってる人だったり知らない人だったり)と
ちょこちょこ小学生時代の話をする機会を持ちまして。
それで初めて、自分の思い出量が尋常じゃないってことがわかってきた、
っていうかもう、私キモいね!!

若干、記憶マニアだな〜とか、記録癖激しいよな〜とかは思ってましたけど、
でもまあ、円周率3.14以下言えないし、小学校で習った日本史の年号も忘れたし(保元の乱とかさ)、
「憶えること」にかけてなにか能力があるわけじゃないので、
まあそんなに頭変わってもないだろう、ふつうだろうと。考えていたんです、はい。
周りの人のほうが昔のことを憶えていないことは知ってたけど、
それは多分、その人の高校・大学時代が楽しかったからだろうなって。
ただ自分が、めくるめく時間を送るべき時期にくさくさくさくさしていたから
他人より過去への執着が激しいんだろうなと。そういう風に納得していたのですよ。

でもそれだけじゃないっすね。
記憶って、「興味」が激しくからんでいるんだね。

過去消去度(%)=(1ー憶えているクラスメイトの数÷クラス全体の人数)×100

という式をずっと前につくったのだけど、
これ、違うね! 成り立たないね!
そもそもクラスメイトに興味がないとしょうがないんだよ。
この数値が大きくても、友だちのことはよく憶えてるよ、って人がそりゃいるよね。
「夜の朝顔」のあとがきで、小学校6年間の遠足の行き先を言えるか言えないかみたいな
話をしてますけど、そもそもクラス行事に興味があるかないか、ってことを考えてないね。

当たり前のこと言ってるよアンタ、と思われそうですが、まじで気付かなかった〜。
学校でのことは全部憶えてなくちゃいけない、っていうか、
クラス全体を常に把握してないといけないと思ってた〜。小学校に限らず!
だから、みんなも私のことそこそこ気にかけてくれてると勝手に思ってた。
クラスの仲に問題がなければ、私の名前ぐらいはみんな憶えていてくれるだろうと。
すげー思い込みだ! 恥ずかしいいい!
一時期、ちょっとばかし席の関係で仲良かった、くらいの関係だと
もう全ッ然憶えてなくて当たり前なのか! わー!

私、あんまり口きかない人と初めて会話した瞬間とかすごい嬉しくて、
なんかずっと憶えていてしまうんですよ。
中学2、3年の時のクラスが、最初めちゃくちゃ仲悪くて、
女子がふたつに割れていがみあってたんだけど、
卒業近くなってやっと「あっちグループ」の人が「バイバイ」って言ってくれたの、
超憶えてんの。帰り道のちっちゃい石橋んとこで。私ひとりで、向こうはふたりで。
って、これってあの人たちが「思い出保存量標準」だったら
ずうぇったい憶えてないレベルの話なんだね!
彼女らの前でこんなこと言い出したら「キモーい!」って言われちゃうのね!

あー、恥死にしそう……。
しかし20日頃発売の「青春と読書」には「となりの席の男子図鑑」第3回が載っています。
となりの席の異性なんてわかりやすいノスタルジア満載のエッセイ、
なんで今まで企画した人が居ないんだろう、
と思っていたけれど、そっか、となりの席の話を10人ぶんあげるほどみんなはとなりに興味ないのか。
引くー。10人ぶんのプロットを速攻で上げた自分に対して引く。

というようなことを半分くらい妹に話して、
「みんな私のことなんかどうだってよかったんだー、って思った!」
と言ったら、「ネガティブだね」とコメントされました。
ネガティブ?

おまけだけど、ひとんちで読んだ「コミックビーム」の「漫玉日記」が今回、
となりの席の女子ネタで、キュンときました。
これくらい憶えている男子もたまには居てくれないと困るよ、まじで。
by refri5erat0r | 2006-05-19 16:17 | 旧・雑記
今月の「小説すばる」に、古川日出男×岸田繁(おふたりとも敬称略)の対談が載ってますよ!
古川さんとくるり、両方好きな人は読んだらいいと思うよ!
発売日は明日=17日になってます。別に集英社のまわしものだから言ってるわけじゃないっすよ。

友だちが、酢を飲んだら寝覚めがよくなった、と言っていたような気がしたので
近所のスーパーで目についた「リンゴ酢カルピス」というやつを買ってみました。
リンゴ酢だけどカルピスっていうところに甘えが見えますが……まあ続けられるのが一番かと思い。
したら! かなり酢なのな!
カルピスどこ?? みたいな。
でも酸っぱいのが嫌いじゃないので飲んでみています。
飲み込んだ瞬間なんとなく顔が熱くなるのはなんでだ。
あっ、今度はおなかが熱い! あついよう!
by refri5erat0r | 2006-05-16 21:09 | 旧・雑記

掲載情報(5/12)

こんにちは。みなさん、「純情きらり」見てますか〜?
4月にも書いたけど、わたいはさらにハマっています。
ぷっちゃけ今日も半泣きでした。(※ぷっちゃけ=ぶっちゃけをやわらかくした語)
ドラマの最初のうちは、わりとわかりやすい、条件反射を誘発するような箇所に泣かされていたのですが、
(幼少の桜子がおじいちゃんに「はにゅうのやど」を聞かせるシーンとか、
おとうさんが死んじゃうところとか)
今はそうではないですね!
本気で桜子に共感入ってるので、悔し涙でもなんでもつられて泣きます!
「ハウス名作劇場みたい」って前に書きましたが、
ちょっと変わって、一筋縄ではいかない感じになってきてます。
まだ舞台は戦前なんですが、すごーく新しいドラマなんじゃないかな?

そもそもNHKの朝ドラといえば、「きっと戦前生まれのベテランが脚本を書いているのだろう……」
と思い込みたくなりませんか?(私だけ?)
現代モノだと若い人がやっている感じもありますが、
今回のように、間に「戦争」が挟まるパターンではもう、
ぜったい60歳以上の人が書いてるに決まってる! と思っちゃうじゃないですか。
しかし、「純情きらり」の脚本を担当している浅野妙子さんは、
別に戦前生まれのかたではないのですね。
私がテレビに疎いから知らなかっただけかもしれませんが……。
気になるかたはネットで調べてみてください。ほほう、という結果が出るはずです。

とにかく面白いよ!
ぐうたらすぎて10年に1本くらいしかまともにドラマを見ない私が見てるくらいなのよ!
(ちゃんと見たドラマは、「新選組!」の前が「白線流し」です。まじで。)

たぶん本日発売の「野性時代」6月号に「雨にとびこめ」という短編を書きました。
泥臭い大学生連作、3本目です。ひと足先に梅雨っぽいです。よろしくお願いします。
by refri5erat0r | 2006-05-12 17:58 | 旧・告知
最近、ちょっと前に買った少女マンガを再読してきゅーんとなる、という行為にハマっています。
なぜか知らないけど、ここ1年ちょいくらいで音楽も本もなんもかんもしみるようになって、少女マンガも現役時代(であるべき頃)の5倍くらいしみわたるようになってしまったのですよ!今日もふと思いついて棚から出してみたマンガがもうめちゃくちゃよくって、イヤーン! っていうほどムネに来たので、ここで紹介しちゃおうと思います。

こがわみさきさんの『セツナカナイカナ』
リンク先のエキサイトブックスでは画像が出なくて残念です。絵、すっごいかわいいのに!

表題作を含む5編の短編集で、いずれの短編も初出はスクウェア・エニックスの『ステンシル』という(今はないらしい)コミック誌です。
スクウェア・エニックスっていったらアレですよね、ドラクエでFFなばりばりのゲームの会社ですね。その、ばりばりのゲームの会社が、やっぱりゲームのファン層を中心ターゲットにすえて出版事業をやっているのですが、そこで少女マンガ誌を立ち上げよう! ということになったのが数年前……(正確にはおぼえてません)。なにもおたくで少女マンガをやらなくていいじゃないっすか! 無茶だよなー、ぷぷぷ、と思いながらも気になって買ってしまったその新しい少女マンガ誌に描いてらっしゃったのが、こがわさんだったのです。
「なにやったらいいのかよくわからんけど、少女マンガっぽいものをかたっぱしから入れてまえ!」的なカオス臭のするその雑誌で、こがわさんの作品は、ひとつだけすっきりとはっきりと、五月のそよ風のように「少女マンガ」としてたたずんでいました。それは決して、ありきたりな少女マンガだということでなく。

表題作の「セツナカナイカナ」では主人公の女の子に人の心を読む力があったり、「マチコの心のへそ」という短編では出だしに主人公が記憶喪失になってしまったりと、ファンタジー要素が入っているのですが、それが感情移入への壁にはなりません。むしろ共感しっぱなし。出てくる男の子が「わかる」からです。単純にマンガのなかの男の子でなく、「わかる〜、こういう人いる〜」って思わされちゃうのです。雰囲気が伝わってくるんですね。
そしてその「あるあるいるいる感」に、自然に好意を足しちゃうのがこがわマジック! いつの間にか、その「よくいる感じの男の子」を好きになっちゃうのですよ、こっちも! 主人公の女の子と一緒にね。
それって少女マンガとして当たり前のことなんだけど、簡単なことでは決してないと思うんです。しかもだいたいが30ページくらいの短編ですからねえ……。そのなかで、共感の魔法をかけるのはすごく難易度が高いはず。

また、こがわさんのマンガのもうひとつの魅力として、「ほのぼのしたお話のなかに、ちっちゃいトゲが入っている」ということがあります。登場人物はだいたい、かわいくていい子なんだけれども、そのなかに後悔や不安がちゃんと入っているのです。お話の明度は高いんだけど、痛いところは痛い。うーんステキ。

もうっ、文句ないじゃないの! というマンガなのですが、もひとつオマケに、舞台が雪国の田舎です。個人的にツボ! 雪のない季節を描いたお話もあるのですが、表題作では主人公の女の子が雪かきをしています(つーかこの短編は雪かきの話、っていうハショリ方さえできるよ!)。友だちと一緒に読んで、「この人は豪雪地帯をわかってるね」とニヤリ、してしまったこともあり。
おすすめです。っていうかさ、「セツナカナイカナ」っていうタイトルだけでもういいでしょ!

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たまにこうやってマンガ紹介をできればな〜、と思うのですが、
ちょっと見通しがたたないので、カテゴリは「雑記」にしておきます。
もしこういう書評みたいなものが溜まってきたら、別カテゴリにするかもしれません。
by refri5erat0r | 2006-05-09 20:54 | 旧・雑記

夢の幼なじみ(5/4)

今朝、幼なじみの男子と高校の入学式に行く夢を見たんだけど、
目が覚めてから「幼なじみの男子」など存在しないことに気付いてちょっと悲しい豊島ミホです。
そういえば名前を呼ぶシーンがなかった……。顔も思い出せないし。
で、でもほんとっぽかったのに!
わー新しい学校だどうしよう、っていうドキドキ感とか
時刻表の7時23分と45分とか電車の混み具合とか!
「遅刻遅刻ー☆」
「もうさぼっちゃおうぜー」
「えーでも入学式なんだから行こうよ〜」
って、あれ全部夢か……そっか……(まだあきらめきれてない)

私には異性の幼なじみがいません。
保育所〜小学校とクラス替えなしで上がっていくんですが、
その8年クラスメイトで「幼なじみ」と認識してる子が4人居ます。で、4人全員女子です。
でも、うちのクラスって、男女比が2:1だったんだよね。男子が女子の2倍いるっていう……。
結構な差でしょ?
そのなかからさっ、「幼なじみ」として4人を無作為抽出して全員が女子である確率って
かなり低いんではないか?! と高校くらいで気付いて計算してみたんだよね!
(3分の1)の4乗=81分の1≒1.2%
1.2%だよ!
生まれながらにして1.2%にあたっている自分、やっぱり男運ない!!
(なんか間違ってる? 数式の立て方がもう違いますか?)

っていうのはただ自分が異性慣れしないことを環境のせいとして片付けるためのアレだったわけだが。
でも男の子の幼なじみは欲しかったなー。
「そんなの居たってさー、中学入ったぐらいから口きかなくなるよ、どうせ」
と実際に「幼なじみの男子」が居た友だちは言うのですが。
その……口きかなくなってからのモジモジ感? もまたいいじゃない!
中学入ってから1度も口きかないままだったのに、中3で部活引退してから
帰り道で会うようになっちゃって気まずい……
でもある日成り行きで話しかけることになるわけですよ。
「高校どこ受けるの?」(モジモジ)
「あ、○○高……」(しこもこ)
「え、うそ、同じじゃーん!」(モジモジ解ける)
傾いたカーブミラーに曇り空、並んで帰る通学路。ですよ。
——で、今朝の夢につながると!

あー。夢だ。夢だね。
顔はよくもわるくもなく、ちょっとシャイで意地悪だけど喋れば気のいい奴、
なんだよあいつは! な。
by refri5erat0r | 2006-05-04 14:51 | 旧・雑記