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現ライター、豊島ミホのブログです。雑記帖ゆえ雑文が書かれていきます。カテゴリの「はじめに」も是非お読み下さいませ。


by 豊島ミホ
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カテゴリ:読んだものの感想( 28 )

こんばんは。豊島ミホです。
前回は心配な感じの記事ですいませんした。。。

全然関係ないのですが
最近、「再読」の読書が続きました。
5作連続くらい。
瀬戸内寂聴の『場所』に始まって、堀辰雄の「風立ちぬ」、
坂口安吾「青鬼の褌を洗う女」「二十七歳」「三十歳」……。
(「」でくくったやつは短編・中編で青空文庫で読んでます。
 すんません、私のお金は生きてる作家さんに優先的につかわれるのです)
(結局『かの子撩乱』を途中で放置してます。私ほんと長編読むの向いてないです)



再読って不思議ですよね。
憶えてるけど憶えてない……。
風景とか、すごく懐かしい感じがするけど話の先がどうなるかはわからない
(私が鳥頭だから?)。
そろそろこう感じるはず……って感情の道筋が頭の中にあるのに
それを辿らなかったりする。

「風立ちぬ」が、1読目(記憶が正しければ大学4年の冬)では
「はあ?」っていう感じだったんですよ!
もうぶん投げたいくらいいやだった記憶があるんですよ!
でももう1度読んだら……意外と……
「世界の車窓から」みたいで面白かったです。風景が。
風景がきれいと思いました。
そしてめっちゃその風景を憶えていて
「あれ? 私ここに来たことある!」みたいな感じなので
(だからそれは再読だからって話なんだけど)それが面白かった。です。

ので「昔読んだ本をもう1回読んでみるの旅」をしたくなっちゃったんですよ。

以下再読の旅
by refri5erat0r | 2013-06-25 19:37 | 読んだものの感想
本日2本目の記事になっちゃったけど、
今日買ったまんががすごくよかったので。

同窓生代行─売野機子作品集・2─

売野機子 / 白泉社


タケヲちゃん物怪録 3 (ゲッサン少年サンデーコミックス)

とよ田 みのる / 小学館


『同窓生代行』は、読んだことないまんが家さんの本だけど
ダヴィンチで書評見て面白そうだな〜って思ってて。
取り寄せしたい! とまでは思ってなかったんだけど
例の本屋の「俺本棚」にあったので買っちゃいました。

『タケヲちゃん物怪録(ぶっかいろく)』は前にも紹介しましたが最新刊出てました。

ご、
号泣だった……
とよ田みのるにここまで泣かされる日が来るとは思わなかったwwww
3巻でもう名作確定だよ!
このマンガがすごい2014のベスト10圏内は確実!

……いやそれはちょっとアレかな。。。名作でも入らなかったりするしな。。
しかし私は映画『桐島』の大ヒットを勘だけで当てた女! 強気に言っとく!
今、3巻まとめて大人買い推奨!
何故か不幸を呼んでしまう体質の少女タケヲちゃんが、
とうとう妖怪アパートに住むはめになるところから
お話が始まるのですが……これは「一風変わった同居コメディー」を超えている!
(いや一面でしっかりと「一風変わった同居コメディー」なところもすごいんすけど)

誰にでもオススメできる安心感のある作品ですが
(とよ田さんは古き良き何かを継承しているよね……)、
あえていうならば女の子によりオススメかな?
掲載誌が少年誌なんですけど。。。
女の子のハートを持つ男子っているじゃないですか。
趣味とかじゃなくてハート。
とよ田さんってそういう人だと思う……。女心がわかってる!(笑)



しかし2冊とも……
なんか自分が今思ってることと関連してて。。。

ハッピーエンドの効能

っていうのを、私、やっとわかった!!!! って思ったんです。
1つ前の怪しい記事で色々書いてるけどw
要するに私が具体的に何をしたかっていうと……
「本当はこうしたかった」っていうことを思うさますべて書き出したわけ。
自分の、あるひとつの間違ってしまった選択について
間違わなかった! ちゃんと好きな進路を選んだ!
っていうバージョンの話を書いたわけです。
(どのくらいのボリュームで書いたかは言えませんwww)

それって客観的に見れば未練たらしく馬鹿馬鹿しい行為

なのかもしれないけど、
それができて読み返した時、私は初めて

ハッピーエンドってこういうことなんだ

って思いました。
私は今まで挫折の話を多く書いてきた、
それってやっぱり自分の引き出しに挫折の経験しかないからで、
またこの先にも挫折が繰り返し繰り返し待っているんだろうなって思ってて……。
それを乗り越えるためにせめて、というか、
夢じゃなくて現実を見つめていきていくための何かを求めて、
小説を書いてた。小説家の時は。

だから私の文筆時代の著作に完全ハッピーエンドは少ないです
悪人は残る 試練は完全解消されない
でもそれが私の見た真実なんだよ
真実以外を伝えないよ! っていう強固な考えがあった。

でもそういう考えをふっとばすくらい
「自分が本当にこうしたかった物語」
って強かった。
もう! 全然! こうしたことにしよう!
それで全部いーじゃないかもう過去とかマイナス感情とかに
足を引っぱられるのなんか終わりしよう!
って思った。

ほんとに……
ただのつくり話なのになんであんなに効果があったんだろうか?
っていうくらい。
頭の中身がふぁって飛んで。
なんか迷ってた、グズグズしてたところも吹っ飛んできれいになって。

あんまり自分が何をしたいか何をしているのかわからない
そういう状態に道筋を与えるのが物語の役割なんだなと
やっと気付きました……
「これいい!」
「そうしよう!」
ってなるのが。物語なんだなって……
はい遅いですごめんなさい……oez

自分が時間をかけて今までなかった経験をしてやっと気付いたことなのに、
『同窓生代行』と『タケヲちゃん〜』にはちゃんとそれが入っていたので涙目ww
(『同窓生代行』なんてもう表題作がそんなテーマの話。。。
 すばらしかったよ。こちらももちろんオススメだよ!)

つーか
「創造」
ってそういうことなんだ

ね、自分が経験してないこととかあんまありえないこととかでも
意志にそって創る! っていうのが創造なんだね!
経験が物語なんじゃないんだよ
意志が物語なんだよーーーーー!!!!!

……まじ、気付くの、遅!!!
まんが家だったらみんなわかってる! くらいのことかもしれない((((;゚Д゚)))
でも気付けてよかったよ
これからまんが描く時いかします!
by refri5erat0r | 2013-03-21 22:47 | 読んだものの感想
こんにてぃわ豊島ミホです。
私が書かせていただいた金のティアラスクールレポート、
先日の「東京大会篇」につづき
「大阪大会篇」が本日アップされました!
私も大阪行ってたんですよ〜。

この日の講師は、アルコ先生&河原和音先生。
おふたりでお話しして下さったので……必然的に書き起こしの量も多くなり……
なんと400字原稿用紙換算で48枚分! のレポートになってしまいました。
に、2万字インタビュー……?

はしょるのもおまえの仕事なんだよ!!
って言われちゃいそうですね。。。(てか、そう。)
でもまんが家の先生がお話ししてくれる機会って貴重すぎて!
しかもお話の内容も全部重要に聞こえるし!!
一言一句逃してはならねえ……! みたいな。気持ちが。先走り。
確認の際には先生方にも、編集さんにも、ご迷惑おかけしてしまいました。

アルコ先生&河原先生だけじゃなく、編集さんのお話も結構入れてます。。
今回は特に、編集者との軋轢の話がwww
「これは削ってはいかん!」と思ってめっちゃ丁寧に書きました。
うん、うん。。。

長〜いレポートなんで、まんがの描き方気になるかたは、
まずは自分が興味ある部分から読んでいただいてもいいと思います。
ネームとか、背景とか、トピックごとに見出しがついているので。
後半のQ&Aも、質問のとこをまず読んで、「おっ!」って思ったところからでも!
まあ最終的には全文読んでいただけると一番嬉しいですが☆



今回の密かな補足(笑)は読み切り短篇集ですねー。
連載読むのもいいけどページ数の短い読み切りを研究してみよう!
みたいなお話があるんですけど
私から、アルコ先生と河原先生のおすすめ読み切り集をご紹介。

まずはアルコ先生のほうから〜

スターレスブルー

アルコ / 集英社


ラブレター (マーガレットコミックス)

アルコ / 集英社


アルコ先生は特に「初期」ということで2冊。。。
というか常に2冊セットで置いてたから、収録作が私の中でゴッチャになってる(笑)
「エンド オブ ザ ワールド」ってどっちに入ってる……? 
あれが特に好き! なんか画面が神! だし、お話も……。
幼なじみの女の子と男の子のお話で、
男の子のほうは小さい頃から野球少年。中3の後半、
みんなより早く推薦で遠くの高校への入学を決めてしまう。
いっぽう女の子のほうは、将来やりたいものが見つからず、
目前の高校入試もやばいような状態。

アンタなんか 好きなことと得意なことがたまたま一致しただけじゃん
いばるな!
みたいなことを(すいませんコミックスが実家で現物が手元にありませぬ。。。)
女の子のほうが男の子に向かって言ってしまうんだよね。

この台詞すごい 思い出すことが多いです。
八つ当たりの言葉なんだけどね……。
なんかすごいそーいう。。。言葉のリアリティーみたいのんが。
アルコ先生のまんがにはあると思うのです。
言っちゃうよな。言っちゃうだろうな、っていう。
恋の話でもあるんだけど、それだけじゃなくて
なんか色々詰まったお話なんですよね。
そんな大変な話がどう帰結するかはぜひコミックスで!

この2冊、大学時代に「接客本棚」に置いてて
(ウチに遊びにきた子に自由に読んでもらうまんが棚)
「何が面白い?」って訊かれた時に
「これ!」「いちおし!」って紹介してました〜。
そして読んだ子はみんな、「面白かった!」って言ってくれた
打率10割読み切り集です。スゲーぜ!

河原先生の読み切り集で私が大好きなのはこちら☆

愛のために (マーガレットコミックス (3584))

河原 和音 / 集英社


こちらは「初期作品」では全然ないんですが……。
なんか収録作3本は全部、
読むとテンション上がる! 爆上げ! っていうので。

わりと普通の子の話なんですよね。
女の子も男の子も。
特に表題作の「愛のために」の女の子は……
男も女も友だちいっぱい! 盛り上げじょうず!
合コンのセッティングや紹介もすごく得意なので、
ついたあだ名(称号?w)が「紹介の女王」!
でも実は彼氏がいたことがない、というー
なんかちょっと残念な感じの子(笑)で。

でもさーなんだろう! 残念なんだけど残念じゃないというか
恋する前も楽しそーに生きてて
まあそんで 恋してもっと楽しそうで……!
何が言いたいんだ私は!!

「いー奴」

なのかな〜
それが特に 読んでる時の幸せ感に関係してるのかなー。
「ふーん、この子って『いい人』なんだなぁ……」っていう距離感じゃなくて
「お前いい奴な! めっちゃいい奴な!」ってテンションで読める!
から面白いんだと思います。

ちなみにこの『愛のために』、リアルタイムで買ったコミックスでしたが
今回講座に行く前に読みたくなって、買い直してみたら……11刷!
長編が多い作家さんの読み切り集で、11刷ってすごくないですか?
それだけ面白い読み切り集だということよ!



紹介以上で〜。
多分このブログを読んで下さってる方の99%は
少女まんが家志望者じゃないと思いますがw
3冊みんなオススメです。

金のティアラ賞……
自分が欲しい! と思ったこともあったけど(笑)
こういう形で関わらせてもらえてよかったです。
応募受付中の第6回は、4月1日締め切り! 消印有効!
……って、あとちょっとしかないっすね!!(ガーン)
素敵な「まんが界のシンデレラ」が、今年も見つかるといいなと思います。
今知ったよ! 今年間にあわなかったよ、って人は来年ぜひ!



ちなみに私はまだ風邪を引きずっています。
前回の記事を書いたあとやはり発熱。

「風邪なんてデトックス! むしろこの機会に精神的にもデトックスしてやるぜ!
 むひゃひゃ」

とかって色々したせいで治りが遅くなった感。
何をどう色々したか書きたいんですが、
今書いてる暇ないので(風邪のせいで絶賛しごと遅れ中)
そのうち改めて書く……かも。

このブログで「後で書くかも」って言ったことの書かれない率は
現状100%ですけど。

『sakanaction』きーてます まだ後半聞き馴染まず
でも馴染むと思う 前半はダンシング状態です!
あとはFoZZtoneのO.M.A BESTが来たーーー!!
ファンなら新録分は全部ゲットすべきか……?
いやでも私はじぶんてき「ベスト」にこだわりたい!
って意志をもって選曲、新録曲を2つしか入れなかったんですよ。
1枚通して聞いた時
「やっぱり俺の選曲は素晴らしい」
って思いましたが、あとでネット上の感想とか見て
みんなが新録曲のはなししてるの見たら、ちょっと羨ましくなりましたw
でもでも激しくヘビロテ中。

「LOVE」はさー やっぱ神曲だよ
今回も「LOVE」を軸にして曲を配置しました。
なんかもう「LOVE」に5回くらいお金出してるけど後悔していない。
日本中に配りたい。
by refri5erat0r | 2013-03-18 17:48 | 読んだものの感想
こんばんは、豊島ミホです。
前フリもなんもなしでアレですが、今日は別マの新しいコミックスから
1作紹介させて下さい。

魔法使いの心友 1 (マーガレットコミックス)

香魚子 / 集英社


魔法使いの心友 2 (マーガレットコミックス)

香魚子 / 集英社



『魔法使いの心友』 香魚子(作画)×柚木麻子(原作)。

主人公の楠そよは、フツーを信条として生きる女子中学生。高等部までクラス替えのない教室で、空気を読んで賢く生きている自覚がある。自分より優れてはいない「フツー」の女の子で形成したグループで過ごし、いじめは少々心が痛んでも見過ごす。いじめられっ子がひとりでいる時を見計らって、クラスに溶け込むように声をかけたりするぶんだけ、自分は「性格がいい」と思っている。
そこに突如現れたのが、転校生の魔美坂(まみざか)リサ。帰国子女だというリサは勉強もスポーツも万能、そしてとびきりの美女。今まで威圧感で教室を支配していた3人組のグループを軽々と無視、いじめのターゲットであった鈴木雅美にひと目で飛びつき、仲良くするように……。雅美が「心にロータスを咲かせた」「プリンセス」であるなど、わけのわからないことまで言い出し、空気を読まないリサは、転校早々3人組に目をつけられる。
そよは機会をうかがって、ひっそりとリサに忠告する。このクラスでは目立つと面倒なことになる、雅美とは仲良くしないほうがいい、と。
しかしリサはそよの心配を「くだらん」のひと言で一蹴、別の機会には忠告し返してくる。
「普通でいるだの 空気を読むだの お前 今日だけでも何回それを言ったと思っている」
「心の花が からからに干上がっている小娘の相手をしている暇など 私にはないのだ」
「お前の心など 死んでいるのも同然だ」

……

と、こんな感じでスクールカーストものを思わせつつ始まるこのお話なのですが、実は魔女っ子もの!!
帰国子女を装ったリサの正体は「魔法使い」。人間界に転生した魔界のプリンセスを探しにきた、ということが早々に明かされます。そよは成り行き上、リサが人間界でうまくやっていくためのサポートを引き受けることに……。
『魔法使いの心友』は、現代の女子中学校を舞台にした、堂々たる魔女っ子ものなのです!(いや、表紙とタイトルを見てしまえば「実は」でもなんでもないんだけど。。。)

「りぼん」ならわかるけど、「別マ」で魔女っ子……。
この無謀な挑戦を選んだのは、何を隠そう原作の柚木麻子です。

柚木が別マからマンガ原作を依頼されているという話を聞いたのは、連載開始の相当前でした。
既にある小説をマンガ化するというのは、どこの雑誌でも珍しくなくなりましたが、一般文芸の作家に「マンガ原作」を依頼するというのは、少女誌では相当珍しい話です。
それだけでも驚いたのに、やろうとしているのが「魔女っ子」……? その企画……通るんかっ?! とひそかに心配しておりました(その時は香魚子先生のお名前も出てなかったし……)。

しかし別マで開始された連載を読んで、私は柚木がやろうとしていたことに気付きました。
これは夢と魔法のファンタジ〜エンターテイメントとかではない。かなり直球の、そして現実に根ざした、女の子の成長物語だ。

以下、中盤くらいまでのネタバレを含んだ話になりますが……。

長いので折り
by refri5erat0r | 2013-02-28 19:26 | 読んだものの感想
ここ5日くらいでこんな本を読んでました。

画力デッサン 人体と女の子

黒坂 圭太 / グラフィック社


Gustav Klimt: Drawings & Watercolors

Rainer Metzger / Thames & Hudson


夢十夜

夏目 漱石 / (青空文庫のため出版社表示なし)



『画力デッサン 人体と女の子』はだいぶ前に
担当さんに紹介してもらった本です!
「今こんなマンガ描いてるんです」ってパブーの連載を1ページ見せたら
「身体に比べて顔のデッサンが正確じゃないから、
 この本を読むといいかも。見てるだけでも面白いし」
という感じで(↑こういう直接的な言い方じゃなかったけど)
紹介してくれました……。

すぐ買ったんだけど半年以上放置……。
こういう「絵の勉強用の本」って買うと満足しちゃうところがあるよねっねっ
(だめだけど)。
でも一念発起して読んでみた! そして顔のデッサンを
直すべく練習もしてみた! ら〜
自分がいかに基本を押さえてなかったかわかったよ!
人の顔を横から見た時の、(相対的な)耳の位置とか……
「えーー!!」っていうくらい効いたwww
そしてそれを知ってからその辺にあるまんがを読んでみると、
みなさん正確www

超基本なんやね。。。
私はその超基本を1回も勉強してないってことなんやね。。。

でも実際読むだけでも面白かったです〜
だいぶラフだけど。
なんかもう黒坂さんのメモみたいな感じだけど。
上手い人の絵って見るだけでなんか変わる!!
ピコピコ脳が動いてる感じする!



そのピコピコ感が面白くて、
上手い人の人体素描もっと見たいぜー!!
と図書館に行って探し当てたのがクリムトの本。

地域図書館の美術コーナーはだいたいしょぼい。
西洋美術全集的なものがあれば御の字。
だからいっそ洋書コーナーのほうが面白い本あるに決まってるぜっ
と読んで洋書コーナー行ったらやっぱりあった。
素描やまもりの、クリムト研究的な本!

クリムト〜
名前と表紙でピンと来てないひともこのまとめ見れば思い出します。
地方の美術部の女子ならみんな大好きクリムト!
(都会の美術部の女子が何を好きなのかはわかりませんが……)

この本は判型小さくて、カラー絵も収録してるけど細部はよくわからず
「画集」ではないんですよ。
代わりに(さっきも描いたけど)素描がブチ盛り!
しかも年代順に並べてあるのでどんどんクリムトがエロ親父になっていくのが
わかるという仕組み!
後半の素描はまあ ここでは内容を詳述できないくらいにはエロい。
でも人体デッサン的にはめっちゃ勉強になりま!
私は「尻の肉を描く時のコツは、丸みでなくてくぼみをつくること」と学習しました。
や〜 エロかった(ペロリ)

ちなみにクリムトに15人の愛人がいちどきに群がっていた
という豆知識もこのたびネットで得ました。
想像して脳みそファ〜〜〜〜〜



で『夢十夜』ですよ。
なぜそこ飛んだし! って話だが
まあ何も関係ない。絵の勉強はいったん終えて漱石に行った。はずだった。
漱石の本を何か読むつもりで
でも私長篇より短篇派なので 必然的に(少ない選択肢の中から)
『夢十夜』を読んだわけですよ。

面白かった……!
すごいのな! 色がな!
漱石ってあの写真からセピアやモノクロのイメージあるけど
そのイメージよくない! と思ったよ〜
彼の文章が斬れ味鋭い(少ない言葉で多くの情報を、鮮やかに伝えることができる)
というのはわりとみんな知ってることなんだろうけど
浮かぶ映像がカラフルっていうのは あんまり言われてないような……

私これ以外だと『こころ』を読んだくらいなんで
(あと読みかけで忘れた長篇がいくつか)
もしかしたら もっと読んだ人にはよくわかってることかもしんないけど。
色がすごく鮮烈に描かれていて
カッケー と思いました。



しかし、しかしだよ!
第六夜あるじゃん?!
明治時代なのに何故か運慶が居て高いところで仁王を彫っている、
それを自分は見物人と一緒に眺めていて……って話。

それで運慶が今日まで生きている理由もほぼ解った。

という一文で終わるじゃないですか、
私この「理由」を、はっきりと言葉にしないまでも
「ははぁ……」と思って話を読み終えたんですよ。

でも全部読み終わってから、この話だけ解釈が気になって
ネットで調べてみたら、全然違う解釈がメジャーなものとして出てきた!!

その話読んだことないよって人はぜひ読んできて欲しいんだけど!
短いから! もう第六夜だけ読んじゃっていいから!

まだ話続くので折ります
by refri5erat0r | 2013-01-17 21:59 | 読んだものの感想

失恋原体験(1/12)

雑談です。

私は見つけてしまったのだよ……
『小さな恋のものがたり』の電子書籍を!!

*『小さな恋のものがたり』とは*
1962年に連載が始まったマンガ作品。作者はみつはしちかこ。
ちびでおバカでコンプレックスやまもり、でも直情型の女の子「チッチ」と、
長身イケメンでなんでも優秀・学園のアイドル的男子「サリー」が
何故か付き合っている。そのふたりの日常を四季の彩りとともに描いた
シンプルの極致であるところの少女漫画。
時折見開きでチッチ視点のリリカルなポエムが挟まれるのが特徴。

今60歳くらいの世代がど真ん中読者で、彼らに「チッチとサリー」といえば
身長的凸凹カップルの代名詞として受け取ってくれるくらい認知度が高い。
いっぽうで、その子ども世代(=私の同年代)でも
「家にあったから」という理由で幼年期に読まれるケースがあり、
そういう人間にとっては、同時代の漫画を差し置いて
恋愛漫画の原体験となってしまう恐ろしい作品である。
(解説by私)

なんで「恐ろしい」と記述したかというと、それはこの作品が
全然子ども向けじゃないからです……。

絵はこんな感じで(リンク先は公式)、
文字量も非常に少なく、漢字にルビがないところを除けば「お子様向け」に見えるこの作品。
思えば私が子どもだった80年代、子ども向けの娯楽はまだまだ乏しかった
(気がする。それは秋田県に民放が2局しかなかったことと関係してるかもしれないけど)。
テレビアニメは「あんみつ姫」とか「ひみつのアッコちゃん」とか
昔の大家の作品のリメイクばかりだし、「ちびまる子ちゃん」すらまだなかった……。
だから『ちい恋』も、なんか読んでわかりそうだから読んでみっぺが、みたいな気持ちで
手に取ってしまったんだよね……。

結果的に一番焼き付いてしまったのが
チッチの失恋エピソード。
9集〜10集辺りで、「サリーが心変わりしてチッチから遠ざかってしまう」という話があるんですよ。
これが……!!

いや私は当時から、さほど「チッチとサリー」に感情移入はしてませんでした。
チッチは(7歳程度だった私から見ても)わがまますぎるし、
サリーより岸本さん(←チッチを好きな男子。サリーより背が低くて容姿も目立たないが
おっとりしていて、心が大人)のほうが私は好きだったし。
だからチッチとサリーが別れてもべつにかまわない。。。

くらいのテンションで読んでたはずなんですが、
「失恋体験」の描写が圧倒的に「来る」んですよ!!
もうね……! もうね……!
よくわからない!! なんて説明したらいいのか!
ふたりがうまく行かなくなるまでの描写がリアルすぎるとか
ポエムが的確すぎるからとかまあ説明の糸口はあるよーな気がするけど
そんなんいちいち説明したくなくなるくらい、
「あの感じ」を思い出すとゾクゾクする!
破れた恋の重さ、それにひたらねばならない虚しさとわずかな甘美さ、
失恋のすべてが『ちい恋』の9集〜10集には詰まっているッッ!!!!!!

いやまじで。
正直、子どもの時はそこばかり読み返していたわ。
3集とか4集あたりも家にあったはずなんですけどそっちは記憶に薄く……。
失恋のエピソードの、細部は曖昧な記憶だけ持って
「『ちい恋』は面白かったなあ」と思っていたのですが、
電子書籍で読み返して、その失恋部分にさしかかった時、

なんかもう走馬灯見えた

人生……

これ……

影響受けてね?!

みたいな。

!???!

いやわかんないわかりませんとも。
でも私の人生の「片思い篇」に通徹する何かが
確かにそこに描かれていると感じた……。
恐るべし原体験!
なんかもっとハッピーな話だけ読んどきゃよかったぜ原体験!
リアルな心変わりは7歳には重すぎたぜ原体験!

ああっあーーーーーーー



しかしサリーは、学園のアイドルながら
ちゃんと「男の人」っぽく描かれていたんだな。
と今になって思いました。
休みの日にピクニックに誘いにくるチッチに眠いからやだって言うところとか。
わがままに付き合わされすぎるとうんざりするところとか。
巨乳に目が行くところとか。

そしてチッチは、子どもの私からすると「なにもとりえがねえ……」って感じだったけど
料理だけは得意で、恋愛一直線で、
女として決してはずれクジは引かないタイプだな。と認識を改めました。
むしろ結婚する時に一番おいしいところをもっていく。こういうおんなは。
だから高校時代に学園のアイドルであるサリーと付き合ってるのも
そんなに変なことではない。かも……。

あとあと、あの絵はすごく「うまい」んだなってことにも気付きました。
デフォルメされてて、ラフに描いてるようだけど
絶対身体のバランスがくずれないところとか。

なんかすごく遠い目線で読んでるよーな書き方になっちゃったけど、
ちゃんと面白く読みましたよ!
自然と四季さいこー☆ハイホー☆ なところとか、
サネアツにも通じていて 大人にならないとわからないとこですね。
子どもの時から四季を愛していたらしいみつはし先生はすごいよ。
しかも東京育ちでこれ……!!
私なんて秋田の奥育ちなのにこの10分の1も自然に対するテンションなかった!

でも今は好きだよー。
好きな人と、四季と、戯れているだけのことがいかに幸せかわかるよ……。

そんな『ちい恋』の電子書籍はこちら

ebookjapan版
学研の電子書籍ストアアプリ版(←このアプリ内で検索せんといけん)

最後につけるとアフィっぽいね。でもアフィリエイトじゃないよー

ebookjapanのほうが単行本に忠実で、学研のは「図書館版」っていうなぞの再編版。
ただし学研のほうがだいぶ安い。
私は先に見つけた学研で買っちゃったけど、ボリューム的に見て
そんなに落とした話が多いとは感じません……。でもやっぱり何か違うと思うと悔しい!
その上学研のアプリ正直めっちゃ使いづらい!!!!
あと、学研のほうは途中までしかないので、後半はebookjapanで買うしかないのかな?



結局雑談長くてすみませんでした(長くしたくないのに……!)。
私の『ちい恋』読書はまだ途中です。
家にあったところで11、12集くらいまでだったと思うので
40集とかいったいどうなっているのか想像がつかない! 楽しみです。
by refri5erat0r | 2013-01-12 16:18 | 読んだものの感想
こんにちは。豊島ミホです。
光文社新書の新刊『教室内カースト』(教室内に「スクール」とルビ)(著・鈴木翔)に、
拙著『底辺女子高生』からの引用があると、友人がたれこんでくれました。
買いにいって読んだ後で、ご献本もいただきましたww
献本いただいた分は別の友達にあげます……。
鈴木さん光文社さんありがとうございました!

ただで本もらったからっつってレビューするとは限らないぜ!
という方針の当ブログですが(いや殆どもらいませんけど……)、
自分のお金で買って読んだ時点で感想を書こうと決めていたので、
書きますね。
感想と言うか内容紹介になるかも。

教室内(スクール)カースト (光文社新書)

鈴木 翔 / 光文社



「スクールカースト」というのは、うちら(81年度生まれ)より下の人なら
だいたいが見ただけで言葉の意味を察してくれると思いますが、アレです。

 人間が出会うと、そこには必ず「値踏み」というものが発動する。同性だろうと異性だろうと一緒。人は相手が自分より「高い」のか「低い」のか見極めようと(というか「分類してしまおうと」)するのである。
 そんなことない、私はそういうのと関係ない、と否定したい人もいることだろうが、中学や高校で、この「値踏み」を前提にグループが形成されることまでは否定できないと思う。「高い」子は「高い」子で集まる。その様子を見つつ「中間層」が決まり、そこにもれた子=ほぼ「低い」子がなんとなく集まる。そうして新学期が始まるのだ。
<『底辺女子高生』(幻冬舍・2006)p31-32>


これが、『教室内カースト』に『底辺女子高生』から引用していただいた部分です。
スクールカーストって、コレ……っていうのを
端的に表した(なおかつフィクションではない)文章として、
引用していただいたのかな。

だいぶ前の著作ですし、個人的には色々思うこととかあるんですが、
その文章の是非は置いておいて、本書の内容を紹介したいと思います。



まずタイトルで「どんな過激な本!」ってビビる人もいそうですが、
内容的にはそんな過激なものではありません。
第1章で、「スクールカースト」という言葉が今どうつかわれているかという導入があり、
第2章では「いじめ」、それから「生徒文化」についての先行研究を紹介
(これがまたすげー丁寧に、専門用語をできるだけ排して紹介されている……やさしい……)
しつつ、新しく生まれた「スクールカースト」研究の位置づけを行います。

著者の鈴木さんご自身が、スクールカーストの実態にだけ興味がある人は
2章を飛ばして3章から読んでも構わない、と書いているだけあって、
2章の存在には学術的な意味合いが大きいです。
(なぜこれを研究するのか、似たような研究にどういったものがあり、
 そこで言及されなかったものはなんなのか……とかって、学術論文には必要なんです。)

逆に言うと3章〜4章がモロに新しい「実態報告」! ……ですが、
そんなにドギツい報告があるわけではありません。
大学1年生10人に、小・中・高の教室の様子を振り返ってもらったインタビューを引きつつ、
神奈川県の公立中学の2年生3000人弱を対象にしたアンケート調査も分析。
今、教室の中でこういうことが起こっているんだよーっていうことを、
丹念にレポートしています。

インタビューの内容は、「経験者」の私たちには、ほぼ「あるある」話です。
カースト下位でも、仲間うちで居る時はフツーに楽しい。
「下位」仲間自体がヤなわけじゃない。
でもクラス全体で活動を行う時不利益を被るのがヤだ。
たとえば修学旅行の班決め(こっちに決定権ゼロ……)。
たとえば文化祭のだしものの話し合い(なんか言っても却下されるだけなので沈黙……)。
「下位」グループ出身者から語られるエピソードは、
目新しいものではありません。

でも「スクールカースト」が発生する背景や、発生の実態を
アンケートデータで客観的に分析していくのが3章/4章の意義深いところ!
たとえば4章最後では、スクールカーストでの地位は
固定化してしまって、(下がるのは簡単でも)上げられるものではない、
ということがデータで示されています
(アンケートなので、本人の主観ということにはなるけど……)。
クラス替えでメンバーがシャッフルされてどうこうなるとか、
まして何かのきっかけで誰でもブレイクスルーできるものだとか、
「地位」はそういうもんじゃない……っていうことを、立証しているんです。

「『スクールカースト』は個人的な被害妄想じゃなく、ありふれて存在する現象」。
4章までの主旨はこれだと思います。
「そんなこたぁわかってるよ!」「これをどうにかして欲しいんだよ!」と、
現役(学生)のみなさんは叫びたいと思いますが、
「これ」が「ある」っていうことを言っただけでこの本は意義深いんです……。

「被害妄想」「気にし過ぎ」「考えんな」
高校生だった私が、この類の言葉を何度言われてきたか。
ただ机に座って授業を聞いていればいいんだ。それだけなんだ。
教室に行けない私に、そう言った先生がいました。
(もちろんそれだって威圧的な言い方ではなくてほとんど懇願であって、
 先生なりの「留年させたくない」って思いやりは感じ取れました。
 昔も今も、非難するつもりはありません。)
でも今は——この本が出た後の世界は、
「スクールカースト」という概念がちゃんとある世界なんです。
先生が言うことは結局変わらないかもしれないけど(いや本当、同じかもねw)
「なんかこの子気にし過ぎなんだよね……」じゃなくて
「『スクールカースト』が強いクラスなのかもしれないな」って
内心で考えてくれる先生がちょびっとだけ増えるかもしれません。

……。

という希望を打ち砕かれるのが5章・教師篇なんだな!!!

(どんでん返しキター!!!)

5章(正確には“教師にとっての「スクールカースト」”という章題がついている)は、
3・4章と方向性をがらりと変え、
現役教師へのインタビュー調査の報告になっています。
「スクールカースト」という言葉は持ち出さず、
教師から見える生徒の立場の強弱について、自由に語ってもらったそうです。

インタビューの対象となった教師は4名(+調査を断ったりした数名?)。
この4名全員が、「スクールカースト」を認識している。
強いやつと弱いやつがいるということを。
……でありながら、それを積極的に認めて——ほぼそのまま生徒への評価として!!——
使っているというのです。
この世は弱肉強食、その縮図として教室が存在するのはアタリマエ〜
ここで鍛えていってね☆ って感じです
(この文章、完全に私の言葉でくくっちゃってますが。)

この本の主旨からいって、ここで調査に協力した先生をなじったりするのは
どうかと思うので、私からは何も言いませんし、
読んだ人も個人攻撃には走らないで欲しいなぁと思うのですが……。
(そして先生全員がこうであるとは思いたくない。私は現状思ってない。)

とりあえず、著者の鈴木さんは
3・4章でわかった「カーストは固定化して、努力でどうなるものではない」という事実と、
5章の教師の認識「カーストは生徒の能力があらわれたもの。やる気があれば上がる」、
この2つの間に食い違いがあることを、
6章「まとめと、これからのこと」で指摘しています。

そして6章には、今(現状の研究でわかったところで、そして現状の学校システム内で)
できる限りの、著者から読み手へのアドバイスが簡潔にまとめられています。
ここまでずっと、「スクールカースト」があることの是非に触れてこなかった(たしか……)
著者さんが、初めて、個人的な意見を覗かせている場なのです。
(でもそれも落ち着いた書きぶりで、悪い意味で感情的なところは一切ありません。)

現役「カースト下位」の読者さんは、5章あたりが特にキツいと思うけど
(高校卒業して13年になろうとする私でもキツかった……)
ぜひ6章までたどり着いて下さい。
たどり着いても……「下位から脱出する方法」とか
「スクールカーストを今すぐ完全になくす方法」とかが書いてあるわけじゃないんだけどな!
著者の鈴木さんが本書の内容を「パイロットスタディー」とご自分で評している通り、
この本は「スクールカースト」研究のはじまりの1冊だと思います。
まだはじまり。でもこれから、研究のメスは入るのです。



この本が高校生の時存在してくれていたら、
教室に行きたくない理由を示すにはこれ1冊で済んだのに。
っていうのが、私の『教室内カースト』への一番の感想です。

「スクールカースト」という言葉が(一般的な用語として)生まれたことで、
リスクもあるかもしれません。
特に学校サヴァイブ中の現役世代は、スクールカーストの存在に過敏になってしまったり、
(いまでもかなり過敏だと思うけど……もっと! ってこと)
かえって「普通にあるもんなんだー」「あっていいんだー」って
「上」のやつらが調子こいたり(「上でよかったー☆」的な〜)。
そういう可能性もゼロではないでしょう。

だから、言葉がある以上、
「そんなものあっちゃだめなんだ」
「ないほうがみんな快適なんだ」っていう方向に、
みんなで(大人含め)もっていけたらいいなあ、
そういうふうに社会学の研究が進んだらいいなあ、と思います。

あー「ない」って、「みんな仲良く☆」ってことじゃなく
あるグループに教室全体が変に威圧されることがない ってことね。。。
理想の近い状態も、私は経験したことがあるんだけど、う〜ん、
「上下」というか「イケてる←→イケてない」の対立軸をなくすのは無理だけど
全体で何かする時とか、あとほんとに気が向いたらw グループ外とも
自由に交流できる ってくらいなら、目指せるてか有り得ると思う。
気が向いたら、タイミング合ったら誰とでも喋れるくらいのクラス。いいよね。



あ、あと全然関係ないんですが「読んだ本」つながりで。
今月の『FEEL YOUNG』(1月号)、
いがわうみこさんの「愛され洋輔」がめっちゃ面白かったです!
私いつもフィーヤンは電子書籍で読んでるからそっちにリンクはっとく……。
こちら

あとは、「ハトよめ」最終巻刊行のお知らせが今朝来てたな……。
(ブクログお知らせメールに「ハグキ」を登録している……。)
どんなふうに終わってるんだろう……。
by refri5erat0r | 2012-12-21 15:57 | 読んだものの感想
こんばんは豊島ミホです。

扉絵なう〜

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感想文8話=最終回です。
更新は15日なのでもうちょっと先です。
気のはやいこたつ!(はやくもないか……)



たまには買ったコミックスの話とか書いてみる!

なんかねぇ長いこと自分で制限していた……。
感想的なものを書くことを。
書くならしっかりレビューみたいのんにしたいし
読んだとか読まねえとかだけだったらどうでもいいーっ!
あと、「読んだ」って言うことで自分に影響してるものがバレんのがイヤ
みたいなふうに思っていたんだけど、
今は思わなくなりました……。
もぉええよね。うん、色々……えぇよ。
何が私に影響してるかバレても世界の運行に1ミリの差し支えもないよ。
それに、ツイッター全盛の世の中で、まとまったマンガの感想とか
他人が書いてるのをあんまり見られなくなってしまったのが淋しいので、
まず自分で書く事にしようと思った。
気がかわったらごめんだけど。

昨日はとよ田みのるさんの『タケヲちゃん物怪録』(2)と
豊田徹也さんの短篇集『ゴーグル』を本屋さんで見つけて買ってきました。
「アフタヌーン」卒業生なのがわかるセレクトwww
どっちも出たの知らないで、本屋さんで見つけたので嬉しかったですー!



『タケヲちゃん物怪録』(ぶっかいろく、と読むそーです)は
劇的な不運&不幸少女・タケヲちゃんが妖怪屋敷に暮らして
だんだん幸せを知っていく話……の2巻。
新キャラ坂田鉄くん、私もスキー!!
1巻の時点では、タケヲちゃんはやっぱり「若」とくっつくのかしら……
とか思ってたけど、違ったのね!!
最後の化け猫ちゃんの話が短いけど好きです。
人間になってる時の猫っぽい動作がめっちゃかわいくて爆笑!

これから色んな妖怪が出てきてタケヲちゃんにいっこずつ自由をくれるのかな?
『友達100人できるかな』に引き続きコンセプチュアル?な話だけど
(ストーリーの基本形が決まってて、ピックアップする
 キャラクターを変えることで1話をつくるっていうか……うまく説明できてますかこれ?)
マンネリ感は無し☆ 妖怪ひとりひとりだいぶ違うからね……。妖怪だし。
3巻も楽しみです!

巻末に『ラブロマ』新装版のお知らせがあったんだけど
わーこんなにすっきりした絵だっけ?! ってびっくり……。
連載で読んでいたはずなのに。
新装版って時の流れを感じるね。



豊田徹也さんの『ゴーグル』はオビにおもいきし
「豊田徹也在庫一掃大放出!」と書いてあるように
今ある短編を集めてつくった短篇集みたいです。
大放出ゆーても表題作1本がちょっと前(03年)の掲載なだけで
掲載作はわりと最近のほうに集まっているよね。

まったくご存知ない方に向けて紹介しますと、
豊田さんのマンガは「洋食屋とかオーダー紳士服の店とか
ちょっとふるめかしいけどきちんとして気が行き届いていて
もちろん名人のいるお店」っていう感じ!
マンガ好き自称する人なら何歳のどういう人にでも読んでいただきたいれす!
これ読んで嫌いとか無いでしょ……という。

嫌いとか無いでしょといいつつ私が好きな豊田さんの部分は
「折り目正しいところ」じゃなくて
「そんなんなのにちょっとふざけたところ」です……。
前に買った『アンダーカレント』、は読後感ずっしりの長篇だったけど
そんな中にもちょっとだけ「ぷっ」っていうところあって、
なんだろー
もとからふざけたやつよりもこういう人がふざけるのが特に面白い……
みたいのがありました。

だからこの短篇集では「スライダー」が大好きwww
「読み返した時あまりにしょうもなくて泣いた」とかって著者あとがきには書いてあったけど
いやあああああこのしょうもなさがいいんでしょうみたいな!!
めっちゃ好きww

でももちろん表題作の「ゴーグル」もよかったれすよ。。。
ラストシーンで浩一の視線が前に向かったままなのが一番いいと思いました
(あんまり言うとネタバレだから言わないけど)。

2ページの古書店まんがも面白かったwww



まあそんなです。
結構勝手な感じの(書評未満の)感想でごめんなしあ。
でもこんなくらいのスタンスで気軽に感想書いていけたらいーなと思います。
何せ感想文の連載も終わるし。
少女マンガ以外も読むんだよ? ってことを知って欲しいし。
少女マンガ以外も読む私が今の少女マンガを強く推していることを知って欲しい、
と言うべきか。
今この一瞬の私は「ブログをこまめに更新モード」になってる!! めずらしく!

ゲーム雑談とかもまたしたいよ。
『とびだせ とうぶつの森』を買おうかどうか迷っているんだよ。
迷っているとか言って、やよいちゃんが居たら絶対買っちゃうけどね。
でも居るかどうか現時点では確認できていないので……
居なかったら買わない可能性も高い。
私のぶつ森愛はやよいちゃんが9割だから。

とりあえず発売日入手は無い感じです。
やよいちゃんを確認して! バグとかないかみんなの報告待って!
それから考えたいです。
by refri5erat0r | 2012-11-05 21:04 | 読んだものの感想