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現ライター、豊島ミホのブログです。雑記帖ゆえ雑文が書かれていきます。カテゴリの「はじめに」も是非お読み下さいませ。


by 豊島ミホ
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カテゴリ:読んだものの感想( 28 )

こんにちは。豊島ミホです。
久々に本の感想など。

こんな本を読みました。


絵と言葉の一研究 「わかりやすい」デザインを考える

寄藤文平 / 美術出版社



前に、元気をもらいたいときはデザイナーさんの本を読む、
デザイナーさんの本は面白いものが多い、と書いたことが
あるのですが、これもそうです。
寄藤文平(よりふじ・ぶんぺい)さん。
デザイナーさんってくくっちゃいましたが、
この本での肩書きは
「アートディレクター、イラストレーター」になってますね。
ともあれ、寄藤さんの絵やデザインは
見たらみなさん「あ、知ってる」と思うはず。


海馬―脳は疲れない (新潮文庫)

池谷 裕二 / 新潮社

死にカタログ

寄藤 文平 / 大和書房



「あ、知ってる」ですよね。

『絵と言葉の一研究』は、
タイトル通り、寄藤さんが
絵と言葉のデザインについて考えたことが
書かれている本です。
たくさんの著作があれど、
寄藤さんご本人の仕事の仕方をうかがえるような本は、
これ1冊かな?
(そんなに古い本まで調べてないので間違っていたらごめんなさい)

絵柄や、装丁のお仕事の軽やかな雰囲気から
多分この本もこう……
軽妙な感じ! アイディアノートみたいな感じ!
なんじゃないかと想像しながら開いたのですが、


逆にむっちゃ重くてびびりました!!!!


なにしろ書き出しが、ほんとにほんとに1文目が

もともとは、デザイナーをやめようかと考えて、
この本を作り始めた。
(p.4)

ですからね。
とか言ってちょっと他のことを面白い言い方してみただけです
みたいなこともなくて、普通にシリアスな文章が続きます。

1章目こそ、自分の仕事の始まりについて
かわいく愉快なイラストを添えて書いていますが、
第2章「お金とタッチ」では
自分のタッチが「ヨリフジさんのタッチ」として
消費されていきそうだったこと、
それを防ぐために何をしたかという
かなりシビアな話が語られています……。

なんとなくね。画風が軽やかだと思考も軽やかって
思っちゃいがちだけど、
そんな「ふんふ〜ん♪」ってやってるデザイナーなんて
いるわけなかった!

といってもやっぱり、デザイナーさんの本だから
内容が重くても読みづらい文ではないのですよ。
最小限の……語彙も平易な文章で
すげえことをつきつけてくるのです。
タッチの消費について考えた寄藤さんの結論はこうでした。

タッチがすぐに消費されてしまうのは、人の役に立っていないからだ。
僕はそう考えた。本当に必要なものは消費されたりしない。
タッチや絵の印象というものを取り除いたとき、絵とはなんなのか。
自分の絵はなんの役に立つのか。
(p.50)

ほんとはもう4行、寄藤さんが実際に起こしたアクションが
後に続くのですが、そこは読んでみてのお楽しみで☆

とにかくもう余計なことを削ぎ落とした文章……
そのバックにある膨大な思考。

いや多分私全部わかってはないですけどw
この人はすげー量の考え事を、真剣に持っていられる人なんだなぁって
ことはぼんやり感じ取れました。

ほかに、特に「わ〜お」と思った章は第6章です。
「『わかる』と『わかりやすさ』」と題されたこの章で、
寄藤さんは
文章に絵を添えて「わかりやすく」なるのか? ということを
問うてきます。

「絵で物事はわかりやすくならない」
 絵の仕事をすればするほど、それは確信になっていった。
でも、「絵を使ってわかりやすく伝えたい」という依頼は
途切れることがない。
僕はイライラして、そういう仕事を断るようになった。
(p.186)

「絵でわかりやすくしてくれる人」の代表格みたいな人に
こんなこと言われたら、衝撃ですよね!
わたしなんか「なんでも絵がついていればいいのに」
「絵がついているほうがとにかくとっつきやすいのに」

という典型的かつ短絡的な考えを
普段意識することもなく保持しているので
ガーーーーン となりました。

やっぱり、本気で取り組んでいる人は
「絵がつく=わかりやすい」みたいな前提から
疑ってかかるんだなって。
そんくらいじゃないと、あれくらい
「わかりやすい」デザインなんかできないんだなって。

ちなみにこの話はこれ(疑念)で終わらなくって、
もっとすごい、寄藤さんなりの「わかる、ことをわかる」
ところに着地するんですが
正直これもww 私は正確に読み取れた自信ないwww
途方もなくて!
まあ、でも、やっぱり考えてる量っていうのがわかって
すっげーなと思った次第です。

頭の悪い感想になっている。ごめんなさい。

この本、今は入手が難しいみたいで(多分、在庫僅少ってやつですね)
さっと図書館で借りちゃったのですが
できることなら買っておいておきたいです。
文庫化……してくれたら嬉しいな……!!(チラッチラッ) 
安く買いたいとかじゃなくて、
これ多分ずっと残しといたほうがいい本だと思うので。
長く置いてくれる出版社さんから文庫になって欲しいです。



ちなみに、この本には「本」の話も多くて、
途中、ブックレビューコーナーもあったりするんですが、
定期的に書評書いて欲しいくらいのすばらしいレビュー!!
紹介されているのは普段私が手を伸ばさない分野の本ばかりでしたが
すべてが面白そうに見えました! 

ほんと、デザイナーさんの本ってガチだなぁ(しみじみ……)。
デザインのお仕事されてない方にも、
広くオススメしたい1冊でした。
by refri5erat0r | 2015-04-22 20:09 | 読んだものの感想

ヤコとポコ(6/18)

読みました。
中上健次の「水の女」じゃなくて
水沢悦子せんせいの新刊「ヤコとポコ」

ヤコとポコ(1) (少年チャンピオン・コミックス・エクストラ もっと!)

水沢悦子 / 秋田書店


もうね……これだけは書かないと! と思って
ここに来ました。
うさくんはやっぱり天才!!! って。

なんでうさくんの話してんの? 水沢せんせいの話はどしたの?
と思う方は気にしないで下さい。色々。うん。



「ヤコとポコ」は、少女まんが家の「ヤコ」と、
そのロボットアシスタントであるネコ型ロボット「ポコ」の
おはなしです。
まんが家にはみんなロボットのアシスタントがついている……
という時代設定(なのにネットやPCは退化している不思議な世界。
そういえばまんがの作業も全部アナログでやってた)。
私たちがいるこの世界で、まんが家デビューするとFAXがもらえるように、
「ヤコとポコ」の世界では、新人賞のデビュー副賞が
アシスタント用ロボットなのです。

動物型なんだけどネコとか犬とか、細かい型は自由に選べる。
あと、ロボットはみんな(アシスタントのみならず、乗り物の運転手なども)
「かんぺき」「てきとう」「ダメ」の3種類のモードがあって、
最初に1度決定したらもう他のモードにはできない。
まんが家さんは普通「かんぺき」モードのアシスタントを使うけど、
ヤコはなぜかポコを、「てきとう」に設定して使っている……。

とかってだいぶ混み入った設定なんですけど、
それがむちゃスムーズに読み取れるようになっていて
すばらしいです。



あともうひとつこの作品のキーになっているのが
「ゆっこペン」という名のペン。

昔ね…
「ゆっこさん」っていうイラストレーターがいて……
その人が作った思い出の色のペンなの
全部で何色あるのか知らないけど
どれか1色でも思い出の色が同じだったら
幸せになれるとか噂になって…
流行ってたんだよ

というのがヤコによる説明なんですけど。
多分、(その世界で)今20代くらいの女性が
小学生の時に爆発的に流行った
ファンシー文具という設定なんですね。

上の説明だけだとあんまぴんと来ないかもしれませんが、
たとえば

「うらやましかった友達んちの猫色」
「夢の中で乗せてもらったUFO色」
「相性が合わない先生がよく着てるスーツ色」
「好きだった男子の家の屋根色」
「はじめてプレゼントしてもらったリボン色」


て、「ゆっこさんの思い出」ベースで色が作られていて、
それが自分の思い出と一致するかどうか!? っていう
ワクワク感があるわけですよ。ペンで何か描いてみるまで。

そのペン、もはやレアグッズである10年前に流行ったペンを
ヤコとポコが集めていく。というのが主な筋書きになっています。

もう……こんなファンシーな設定さ……
逆に女性からは出てこないよね?!

フェリシモの「500色の色えんぴつ」という企画と
似てるっちゃ似てるけど、
その「色」を「思い出」という個人的なものをかけてしまうっていうのが……
すごいなーと。
あとやっぱり色名のセンスですよねww

ちょうど私フェリシモで買い物したところで、
おまけに3本ランダムの色鉛筆がついてきたんですけど。。。
「巫女の紅袴」
「インドのマンゴー」
「夜露のマチュピチュ遺跡」
っていう色名だ(今、袋を開けた)。
別にこのセンスもキライじゃないですけど。
最初はすごくいいと思ってたけど。
「ゆっこペン」のネーミングを見た後だと、
ちょっと無駄にグローバルに見えるw
敢えてローカルにそして個人的に……ネーミングした
「ゆっこさん」のセンスすごいなって思っちゃう。



物語の背景を説明しただけで、もうこの文章量。なんだこれ。
私はセンスないな。

これをベースに、毎回、センチメンタルな……
でもキレのあるギャグが入ってるからセンチメンタルすぎない……
物語が紡がれていくっていう。そんな作品です。
「笑えて泣ける」のハイレベルなやつです。
「ニヤニヤ笑いとじんわりくる鼻づまり」です。

ヤコが「少女まんが」の描き手であることは
今のところさほど話に噛んできてないんだけどw
ライバル(?)まんが家のオリーブ翠先生の話はすごい……
すごいよかったwwww オチがすごい好きwwww
「2ページにすんのかよ!」っていう……
さすがな感じ。

なんかうさくんのまんがはみんなわりと。
みんなちゃんとしてないようでちゃんとしているのが良いな
と思います。
それぞれ好きに生きてるんだけど
相手を批判しないというか。
誰がよくて誰がだめっていうこともないし。
でも自分の考えの筋はしっかり通すっていうか。

「ヤコとポコ」でも「てきとうモードのポコがいいよね」
ってことにはなんなくて、
かんぺきモードの、オリーブ先生のアシさんたちもみんな、
いい人、もとい「いいロボ」として描かれてて。
そんなところがほんとに素敵だな。
と思いました。



あの……「にゃん天堂」も買いましたから。
ちゃんと買ったから。

にゃん天堂 (1) (電撃コミックスEX)

うさくん / KADOKAWA/アスキー・メディアワークス


この表紙。
別名義を隠す気ないじゃないですかもう。
猫ルームの回にポコに似てる猫出てくるし。

いやでもわかんないよね。
うさくんと水沢悦子せんせいはふたごの兄妹とか
なのかもしれないし。
きょうだいで絵似てる人とか実際いるし。
そういうことにしとくか。ここでは。


あ、ちなみに『水の女』も来たから読んでるんだけど
結局「赫髪」が一番よかったってことになりそうな雰囲気……
です……
by refri5erat0r | 2014-06-18 23:37 | 読んだものの感想
こんびゃんみゃ豊島ミホです。
もう……6月やばい。ほんとやばい。まだ8日なのに明らかにやばい。
ちょっとこのブログにね! しばらく来ないようにしようと思います。
季節ごとのリニューアルもできずにいたけど
さすがにもう長袖は! 長袖はやめてちょ!! って感じだったので
間に合わせに去年のイラストを掲げcssで背景色だけ変えました……。



結構何かあるとスグ「ブログにかこ……」と思っちゃって
テキストエディタに下書きして
でも書いてから「こんなん載せられない」とか
「個人的すぎてどうでもいい」とかって 
載せなかったりすんですよね。

で、そーゆー文章を書くのに3、4時間かかっていたり。

そういう時間を今月は絶対に取っていられない←自分に言い聞かせてる

発売日に来れないと仮定してお先にお知らせしますと、
今月の掲載はレギュラーで
13日「別冊マーガレット」7月号(インタビュー、レビュー)
21日「特選小説」8月号(インタビュー)
です。イレギュラーのお仕事はありません。



これだけだとあれなんで最近読んだ本

戦後短篇小説再発見2 性の根源へ (講談社文芸文庫)

講談社


講談社文芸文庫なのでバキバキの純文学アンソロです(^p^)/

ただたんにエロ目的で買いました。
私の中での小説のエロ度は
アタリの純文学>>アタリのエロ小説>>>>ハズレのエロ小説
>>>>>ハズレの純文学

で「当たったら純文学のほうがエロい!」っていう
気持ちがあるので……。
あれです、「高額当せんする宝くじ」と、
「当せん確率上がるけど1等で数千万の宝くじ」の関係と
ちょうど同じです。私の中の純文とエンタメは。

さらには「戦後」くらいが一番(エロ描写的に)好きな時期なので
これ書店の店頭で見つけた時はほっくほくでカゴに放り込みました。

これより下はそういうの興味ある方だけどうぞ
by refri5erat0r | 2014-06-08 22:45 | 読んだものの感想
こんばんは豊島ミホです。
やっと今月の別マのお知らせ。
今ぶわーっとやらないともう次号になる!!

別冊マーガレット3月号発売中でっす!
今月も通常通り
インタビュー「(ペン子の)まんが家さんに会いたい!」八田鮎子先生2回目&
名作紹介「クラシックスこんにちは」藤村真理先生の『降っても晴れても』
書かせていただきました。

ペン子の4コマ……あんなの描いたら私もう2度と
「枝毛」描けないじゃないすか(滝汗)
あと刷ったら結局枝毛がわかりづらくてすいませんでした。
描くと自然とああなるはずなのに、目立つように描こうとするとそれはそれで難しい。

あと1回目でフォローし忘れたのですが
八田先生の似顔絵、南(塔子)先生の時と雰囲気違うのには理由があって……
南先生の回が終わった後に、担当さんから
「この似顔絵……私たちは南さんだって言われたらわかるけど
 読者さんには(南先生の自画像と違いすぎて)わかりづらいかも」
という指摘を受けて、「先生がたの自画像に近づける」って路線に変更したのです。
だから八田先生は! 自画像と同じく鮎(?)のお面をかぶっているのですよ!
ほんものはかぶっていないですよ!(あたりまえ)

今月掲載部分で強く印象に残ったのは、
「咲坂先生の描く男性キャラは香水をふってるみたい」のお話です〜
「わかりますーー!! ><」ってなったんですけど、
これ、「洸の香水」企画発表より前の収録なんですよ……!
やっぱりふってたか……みたいな(笑・作中でほんとにふってるかはわかりませんが)。

あっ今月のまんがスクール「私の投稿時代」は小夏先生だから
期間限定でデビュー作が読めるのね!
今読んできちゃいました。
すごい印象深いデビュー作だったので、もう1回読めてよかった。
PCかスマホでは次の別マ発売まで読めますので、みなさまもぜひに。



藤村先生の『降っても晴れても』はね〜……

私は! めっちゃ好きですね!

降っても晴れても 1 (集英社文庫―コミック版)

藤村 真理 / 集英社

降っても晴れても 2 (集英社文庫―コミック版)

藤村 真理 / 集英社

降っても晴れても 3 (集英社文庫―コミック版)

藤村 真理 / 集英社



本誌読んでない方のために説明すると、90年代前半に連載された
女の子と女の子のガチンコ……片思いまんがですわ!
百合まんがじゃないんだよね。。。あくまで片思いなんだよね。。。
しかも主人公の凪(なぎ)が「思われてる」サイド。
友だちの比呂(ひろ)がどんどん重くなっていくっていう……
なかなかヘヴィーな作品です。

以下長いので折り
by refri5erat0r | 2014-02-25 23:00 | 読んだものの感想
こんばんは豊島ミホです。
買いましたよ。ハイスコアガールの5巻。
もうアカン。アカンよぉ……。
「ハイスコアガール、別マに載ってればいいのに!」って思いました。
そしたら連載で読めるのに!!

ハイスコアガール (5) (ビッグガンガンコミックススーパー)

押切 蓮介 / スクウェア・エニックス


なんでこんなに面白いんだろう。
多分、大野さんと小春、ふたりとも、
同性から見ていい女の子だからだと思う。

特に小春が。
ポジション的には、大野さんをひがんでもいいところなのに、
そういう部分が全然なくて、あくまで自分対ハルオに集中してるのが。
逆にリアルだと思います。
大野さんみたいな欠点なき美女の前が恋のライバルだったら
現実ではそんなもんだと思います。

でも大野さんもな。いいよな。
なんであんなすごい子なのに。美女設定なのに。
感情移入できてしまうんだろうか。
家が厳しすぎるからかしらwwww

あと5巻はハルオ母の見せ場がなにげにでかかったですよね。
母素敵すぎる。
あんな母になりたいよ!!

散漫な感想ですみません。
もう爆売れしてる作品なので、最初から「紹介文」にする気がなかった。
伝えたいのは「5巻も面白かったよ!」っていうことだけです。

押切先生のまんがは他に、
エッセイ作品の「猫背をのばして」しか読んだことないんですが
他のも読みたくなってきました。
「でろでろ」が面白いらしいので。それ行こうかな。



「ハイスコアガール」が今年最後に購入した新刊になるかなと
思っていたんですが、その後これを買ってしまいました。

マコちゃん絵日記 6 (FLOW COMICS)

うさくん / 茜新社


「マコちゃん絵日記」の最新刊。

最新っていっても、9月刊なんですね。
Amazonで何かを注文するついでに……と思ってて
忘れてしまう。ってことを繰り返して今になってしまいました。
茜新社の本なので若干。リアル書店で注文するのはためらわれる。

こちらは若干内容紹介させていただきますと、
自由すぎる小学5年生・マコちゃんと
友人・家族の日常を描いた1話完結型のギャグまんがです。
ただし成人男性が成人男性向けの雑誌で描いているのが
「ちびまる子ちゃん」などとはまったく違うところです。

作者のうさくんのことがね。
ずっと前から好きだったんだけど
ここで紹介するのは。ためらってました。
基本成人男性向けの方なので。
「マコちゃん〜」はちがうけどがっつりR指定の作品も以前はあったので。
でも6巻がすごく面白かったからいいやって気持ちになりました。
もう解禁。うさくんへの愛を解禁します。



こんなによく描けてる女子小学生の生活は
あらゆるジャンルで見たことがない!!!!!!
っていうのが「マコちゃん絵日記」です。

まず主人公のマコちゃんがまったく女の子らしくない。
5年生なのにデコピンの技を磨き続けててめっちゃ強い。
私が6巻で一番好きなマコちゃんのセリフは

「でこに風穴開けてやるから ちょっとそこで待ってろ」

です。
マコちゃん、身体能力は高いです。が頭脳は宿題に苦労するレベル。
あと、マコちゃんはおやつが大好きなんだけど
家が貧乏で常におやつに飢えているという設定です。
(マコ父はぬいぐるみ職人で、見るとむかつく顔の
 オリジナルぬいぐるみを街のおもちゃやさんに卸したりして生活しています。)

マコちゃんにはふたりのだいじなおともだちがいます。
ひとりは聖羅ちゃん。
ふりふり大好きで豊満な体型のママに、ふりふりの服を
着せられてすごしているちっちゃい女の子です。
少女まんが雑誌「りりかる」が大好きで
(「ちゃお」か「なかよし」くらいのイメージ。
 主人公が変身したりする、おそらくメイン読者3年生くらいのコミック誌)
中でも「マゲ天」というまんがにハマっています。
マコと同じくらいのおこさま感です。
聖羅ちゃんは、マコたち3人の中では一番裕福なおうちの子で、
おやつが豪華なためか、
放課後3人で遊ぶときは彼女の家に集っていることが多いです。

そしてもうひとりが、メガネに三つ編みという
地味な雰囲気ながら圧倒的におませな多美ちゃん。
おませっていうか、むっつりすけべレベルです。
3人の中で多美ちゃんだけは「りりかる」にハマってなくて
リアルの恋を知っている設定です
(交換日記して付き合っている他クラスの彼氏がいる)。
それを他人に言いふらすことなく、ただじっと胸に秘めている。。。
大人目線だと一番そそるキャラです。そそっちゃうね。
しかしそんな多美ちゃんも、ときめいてるシーンより、
マコと聖羅のふたりのボケに
大声で突っ込んでいるシーンのほうが多いです。
大事な突っ込み役です。

他にも、マコのデコピンライバルである乱暴者の沙貴とか
ぼーっとしてて巨体で心やさしいごっちゃんとか
とにかく普通でない女子小学生がいっぱい出てきて、

逆に
これが普通だったよな!!!
ってすげえ思います。

ギャグまんがに対してこのシリアスな感想はどうかと我ながら思うのですが、
女の子っていつからつまらない枠に閉じ込められてしまうのだろうか。
と「マコちゃん絵日記」を読んでいると思うことがあります。

子どもの頃は。
みんな変っていうか自由っていうか。
女の子とか男の子とか関係なく何か振り切れていた気がするんだけど
(いや反面、すごく小さい頃から女の子だけにある制約的なものも
 感じてなくはなかったけど……!)
それを忘れてしまうよね。
婚活とか。お嫁さんにしたい女の子の条件とか。
いったいなんなわけって思います。

お前モテ本大好きなくせによう言うなー!
って突っ込まれそうですが、私が好きなモテ本は
枠にハマれとは書いていないです。
ちゃんと、自由にしてれくらいの感じに書いてくれてます。

マコちゃんのテンションだったら
大人になってもほんと楽しそうだなーっ!!
ってすごい思うなぁ……(遠い目)。
恋とか? いつかマコちゃんがするのかどうかわからないけど
でも男の子とも楽しく過ごしてはいると思います。
デコピンはすると思うけど。よゆうでかますと思うけど。

とにかくほんとうに なんの色眼鏡もなく描いた
女子小学生の生活っていうのは、こうだよな。
っていうのを「マコちゃん絵日記」読んでいると思うのです。
理想化されてないし ノスタルジアもないし(だって男性が描いてますからw)
おやつに意地汚いし
ほんと生活そのままって感じです。



そうそう、「マコちゃん絵日記」のイチオシポイントとして
各家庭のお母さんもみんな楽しそう! っていうのがあります。
お母さんたちかわいく描かれています
(顔が、じゃなくて性格が)。
幼女スキーが読む雑誌でそこまでする必要はないだろうに。
お母さんたちも、小学生だった時のふんいきをちゃんと残して
枠にはまらないお母さんになっているので。
(マゲ天コスプレに参加してくれる聖羅ちゃんのママがいちばんスゲーかな。。。)
そこが、私みたいなアラサー女子が読んでも、幸せを感じられるポイントです。

まあ、現役小学生が読むにはさすがに。。。アレだけど。
あとたっっっしょうのエロネタもないことはないので、
成人男性から幼女へのエロ目線が本当に1ミリも許せない人にまでは
無理強いしませんけど。
とくに子ども時代にトラウマない人なら、女子でも(女子ほど?!)
楽しめると思います! 超おすすめ!

6巻まできて、色々定番ネタもあるんで
できれば1巻から読んでいただきたい。
1巻からずっと面白いです。

ほんとは6巻の沙貴ちゃん初ブラ話について
感想とか自分の経験談とか色々書きたかった。
そのつもりでこの記事を書き始めた。
けど作品全体の紹介で終わってしまいましたね。。。
それはまあ。一読者としてうさくんに手紙をしたためてもいい。
時間があったら。(←ないパターン)
by refri5erat0r | 2013-12-28 22:55 | 読んだものの感想
別マの名作レビューコーナー
「クラシックスこんにちは」でご紹介した、
槇村先生の長編『白のファルーカ』をここでも紹介したいと思います。

っていうか書ききれなかった感想が多すぎて
それをここで書かせていただきたいと思います……。

白のファルーカ 1 (集英社文庫―コミック版)

槇村 さとる / 集英社

白のファルーカ 2 (集英社文庫―コミック版)

槇村 さとる / 集英社

白のファルーカ 3 (集英社文庫―コミック版)

槇村 さとる / 集英社

白のファルーカ 4 (集英社文庫―コミック版)

槇村 さとる / 集英社



文庫で全4巻。1987年〜89年の別マ掲載作。
フィギュアスケートの中の「アイスダンス」を扱っています。
(男女で踊るやつで、なおかつ放り投げたりしないほう。)
まだ大会出場経験もない、ひよっこダンサーである樹里が
男子シングルから転向してきた天才スケーター・松木恵に
パートナーとして指名される。
前半はふたりがアイスダンサーとしての階段をのぼっていく
正統派スポ根少女まんが……の80年代進化系(テンポが軽くなってる)。
後半は、話がふたりの家庭環境までさかのぼり
かなりサスペンスちっくな人間ドラマが繰り広げられる。

というのがざっとした内容ですが
(ほんとにざっとですんません)
内容じゃなくて感想を! 書きますな。



まずびっくりしたのが、内容の「古くなさ」。
私、フィギュアは前回冬季五輪からのにわかファンですが
(4年経ってもにわか感www 一番盛り上がってる時入るとそうだよね。)
一応フィギュアの競技のざっとした歴史は知っているつもりで……
87年っていったらルールも違うし今よりみんなジャンプ跳べないし
「今のテレビの中のフィギュア」より古くてもそれは仕方ないな。
くらいの気持ちで読み始めたのですが、
逆に
「今!? これ今の話?!」
みたいな内容でびっくり……!

まず松木恵が4回転跳べて世界でメダル争える設定www

87年なのに高橋大輔いるよー><
当時こんな男子スケーター居た? 居ないでしょ!
しかもその生き生きと描かれていること……。
「氷上の王子様☆」みたいな感じじゃないんですよ。
俺様だし短気だし! でもその分情熱と表現力はぶっちぎり☆
っていう非常に人間くさいキャラクターで……。
ふたたび連想するのは大すk……げふんげふん!
(顔が全然似てないから遠慮なく言ってるんですけど。)



さらにフィギュアまんがとしての完成度の高さが
やばいっす。
私アイスダンスって正直興味なかったんですよ。
やっぱシングルに比べると国内で盛り上がってないし。
どこを見ればいいのか……? 何を楽しめばいいのか。
全然わかりませんでした。

でも『白のファルーカ』を読んだだけで……

NHK杯のアイスダンスに号泣

ほんと、それ以外なにも補足の調べものとかしなかったのに!
文庫4冊読んだだけなのに!
見え方が違うんですよ、染み方が違う!!!
あとそれぞれのカップルの実力がちゃんとわかってしまった。
点数と見比べて「え、なんでこれがいいの?」みたいなのが全然なかった。
『白のファルーカ』が、アイスダンスのガイドとして
完璧だったということです。

これだけのものを描くのに、どれほどの取材が要ったんだろう……。
と思います。(前述の、「当時の現実を超えた内容」含めて。)
逆に今、こんだけ盛り上がっているフィギュア界を前にしても
こういうまんがは出てこないのではないか。
と思うほど。あまりに振り切れたフィギュアまんがの名作です。



あと……本誌の原稿ではまったく触れなかったんですけど
この作品の、フィギュア以外の部分?
ネタバレになるのであんまり書かないでおきますが、
後半、人間関係がぐちゃぐちゃになって愛憎劇が発生して以降の部分も
私はすごい好きでした。
闇が描かれ切っていて、なおかつ終わりに光があったから。

文庫版では、4巻の巻末に槇村先生自身による解説がついていて、
この作品の終盤がいかに自分にとって特別であったか……
ということが描かれているのですが
「そんなの言わなくても全部伝わる!」
っていうくらい伝わりすぎました……
最終話あたりはもうマジで 涙でページが見えない状態になってました

ちょっと飛んだ話になっちゃうけど
業があってよかった。
って思ったんです読みながら。
すごいつらい経験とか、自分の中のイヤ(っつーか悪)な部分とか。
そういうの、それほどない人もいるでしょ……見ないですむひとも……
へんなひずみのない家庭で育って
小さい頃から周囲の愛情を疑わなくてよかったひとたち。
私だってそーならよかった……
そーだったら 同じスペックで生まれてもこれほどひねくれずに済んだ
って思っちゃうこと いっぱいありましたけど
でもそうじゃなくて……。
そういう経験あるからこそ、今共感して泣いてる、
ってわかって、またそのことに涙……みたいになっちゃったんですよ
恥ずかしながら////

フィギュアにあんま興味なくても
自分の家とか育ちとかに なんかもやっとしたもの持ってる人には
読んで欲しいな……。
(そう「育ち」が深く関係してくる話なのです後半は。
 ほんっとーに直球でそこに立ち向かっていきます。)
若いとあれかもしれない。同族だからこその反発を感じるかもしれないけど
そろそろそーゆー……自分の生育歴への割り切れなさに踏ん切りつけたい
っていう年頃の人は。絶対はまると思います。
槇村先生30代前半の作品なんだよね。
だからそれくらいか、それにもうすぐ差し掛かるような人は。
読んでみるとスッと何か手放せるかも〜と思ったりします。。。



ちょっと散漫な感想で申し訳ないのですがこんな感じです……。
読みどころが多すぎて!
私が書店員だったら絶対に今売ります全力で売ります。
連載では人気なかった……とも槇村先生があとがきで書かれてましたが、
確かに少女向けのものとしてはちょっと……
コアすぎるかもしれない。いろいろ。
でも20代後半〜40代向けとしてはまだ売れるポテンシャル秘めてる! と
個人的にはかたく信じています。
by refri5erat0r | 2013-12-20 07:02 | 読んだものの感想
こんばんは豊島ミホです。
文芸あねもね公式ブログを更新してこっちにも登場!
あちらでは「文芸あねもねR」の新作リリースをお知らせしてきたので、
ぜひご覧下さい〜☆
今回のリリース作品は、南綾子さんの「ばばあのば」(朗読:杉田智和さん)と
三日月拓さんの「ボート」(朗読:田中敦子さん)です!

あっちでちょろっと書いてきたのでここにも書きますが、
私の「真智の火のゆくえ」は朗読用に全面改稿を終えています。
なんせ長かったからね……つД`)
長さで次点に来る「ばばあ」で79枚→1時間48分。
160枚を越す原稿なんて絶対に朗読をお願いできない!! とわかっていたので、
企画初期段階で朗読用バージョンを作ることを相談させていただいてました……。
いや〜〜後悔しましたね。空気読まずにあんなに長い話を書いたことを。
書くのは簡単だったけど削るのは地獄だったね。
詳細は(たぶん)リリース時に!



さて今日の雑談は、『忘れられた日本人』を読んだよ! っていう話です。

忘れられた日本人 (岩波文庫)

宮本 常一 / 岩波書店


岩波文庫ォォォ……。久々に買いました。
カタそうだよね。岩波っていうだけで。
私も担当さんの紹介&斉藤孝先生の紹介文がなければ一生読まなかったと思います。
しかもまた……拾い読みです。すんません。
エロそうな話だけ先に読みました。まだ全部は読んでません。
今日はとりあえずその感想です。

*以下めっちゃ長い
by refri5erat0r | 2013-08-03 03:45 | 読んだものの感想
【これまでのあらすじ】
読書感想文が死ぬほど苦手な小・中・高時代を過ごし、
大人になってからようやく「感想文を書くコツ」をつかんだ私。
その経験をもとに去年秋、「読書感想文攻略法」という
100ページ超のまんがを描き発表したが、
「あの」斉藤孝先生が『だれでも書ける最高の読書感想文』という
本を出版なさっていることに今さら気付いてビビった(斉藤先生の本の出版が前)。
ビビりすぎて読めないほどであった。
が、ネット上にある他人様の感想などを読んで、
方向性が違うような気がしてきたので、読んでみることに。



買ってきました、斉藤孝先生のご本。

だれでも書ける最高の読書感想文 (角川文庫)

齋藤 孝 / 角川書店(角川グループパブリッシング)



1時間半かけて読み終えました
(平易な文章でこの所用時間なので、結構ボリュームがあります)。

違ったっ……!

中身違ったよーーーー!!!!(安心で涙)

まあやっぱりカブる箇所もちょこちょこありましたがww
導入からして違ったのでほっとしました。

斉藤先生のご本は、まず「まったく読書感想文が書けない子」のために


モチベ上げ


から始まります。
なんと第1章、49ページまでかけて読み手の気持ちをageてくれるのです!

・やらされてる感は捨てよう!
・感想文はコミュニケーションの一種だから、その能力は一生使えるよ!
・思いを形(文章)にすることで、感想を深められるよ!

等々……読み手が自発的に感想文を書く気になるように励ましてくれます。

・宿題だから仕方ない。一発で正解書いて片付けましょう
・ちなみに、センセイが喜ぶヤツが「正解」です
・センセイが何を期待してるのか考えよう、攻略しちまおう

から始まる私のまんがとは180度と言っていいほど違います。

これはなー! 正直読み手の性格によって、どっちが頭に入るか違うだろうなー!
私は中学生くらいの自分を読者に見立てて書いてますから、
自分だったらもちろん後者のほうが「いっちょやってやるか」って気になると思う。
でも、そんなにひねくれてない子は、斉藤先生の導入のほうが
「そうかー! がんばるぞー!!」って気持ちになるだろうね。うんうん。



あと、一番大きな違いとしてあるのが、
私の「攻略法」は基本的に「正解は1本」
(色々アレンジがあるにしても、外してはいけない基本構成が1つだけある)
なのに対し、
斉藤先生の「書き方」では「正解は無い」「感想ならOK」ってことです。

これはまあ、導入から生まれてきちゃう差でもあるよね。
「自分のための」感想文だったら、そりゃ本人の書ける範囲内でいいし
感想を素直に書いてもいいと思う。
でも私は、「学校提出のための」感想文というスタンスですから、
「センセイが喜ぶ最低ライン」を満たすモデルを1つ明示しています。

この辺に関しては……正直、どうだろうか……。
本当に「書けない」子が選んだほうがいいのはどっちか? 悩んじゃいますね。

斉藤先生は、「書けない」パターンとして、相当文章力/読解力が低い子を
想定したんだなって思います。
つまり、(読んだ本の)主旨をとらえてなくても許される子に対して、
それでもいいから書きなさい! 大丈夫だよ! って言っている。

でも私のまんがの「書けない」パターンって違ったんですよね。
「感想文が書けない!」という主人公をふたり立てたのですが、
片方は「読解力や文章力は高いが、未知の本を読むモチベ低め、感想文が何かわかってない」
片方は「簡単な物語ならすらすら読む程度の読解力はあるものの、
感想文が何かわかっていない」人物。
要するにふたりとも「ただ単に感想文が何かわかっていない」設定です。
読解力や文章力にムチャクチャ難があるという設定ではありません。

これもやっぱり、私が自分自身を省みて、
「感想文とはコレのことだ!」っていうアンサーを先にもらえさえすれば
あとは何も要らなかったのに〜〜 と思ったからこその設定なのです。

想定読者が違うっていうことなのかな。
でも私は……文章力/読解力低い子にも(読む本のレベルを下げた上で)
「王道構成」は知っててほしいと思うけどな〜。

私が「自由に書くこと」につまづいたのは小学校3年の時でした。
思ったこと自由に書いても! 作文の時みたいにはセンセイ褒めてくれへん!! て。
作文はなん〜〜〜でも思ったこと書いていいのに
(ちょっと変わった行動や考えを書いた方がみんな喜んでくれるのに)
感想文はどうも違うみたいだ! なんで?! って。
その「なんで?!」に直球のアンサー欲しかったっす。

実は斉藤先生の「書き方」のほうでも、
いくつかあるバリエーションの中に、私が「攻略法」で示した基本構成が
含まれているんですよ。
っていうか、それが4章の「キラリと光る感想文の書き方」=上級編的なパート
で示されている。

上級かなあ? どうなんかなあ?



まあそこは「想定する読者の違い」ってことでいいのかもしれませんが
個人的に「えっ」と思ったのが、


そんな「想定読者」のわりに斉藤先生は難しい本をすすめてくる


ってことです……。

まあお考えがあるのかもしれないですよ。色々。
若いうちから上質な文章に触れて欲しいとか。
でも、本当にかなりの「名作」推しであることには
ちょっと疑問を感じました。
たとえばこんな本を読むと、こんな感想が書けるよね。って例が
ちょいちょい出てくるのですが、出てくるタイトルの5割はいわゆる「名作」!
(ヘミングウェイの「老人と海」、三島由紀夫の「金閣寺」、カフカの「変身」等々
 ダメおしに村上春樹「ノルウェイの森」なんてのも)


主旨をとらえる能力もない子にそんな本すすめるのやめいや。


と思いました(すんません)(ほんますんません)。
5章、ラストに「失敗しない本選びのコツ」が列挙されているのですが、
「短編なら文豪の『名作』をねらう」
というパラグラフがあり、私はそこにバツをふたつつけています……
(斉藤先生がすすめているように、私は本に書き込みをしながら読んでいます。
 本にもよるけど&やり方は多分は違うけど。こういう「感想書くと決めてる本」は)。

なんでそんなんすすめんの?!

時代を経ても、いまも変わらずに多くの人たちがその作品をいいと言い、
心に響くと評価しつづけているのだから、ハズレがない。挑戦する意義も高い。

<『だれにでも書ける最高の読書感想文』p.226より>

……だ、そうですが、
いやそれは大人になってから挑戦したら。
と私は思いました。
あとメッチャ頭よかったら挑戦したら。みたいな。

でも逆に言えば、私は読者の想定のわりに
平易な本をすすめてるってことになるのかもしんない。
「主旨」の説明で例に出したのが「アンパンマン」なくらいだしww
村上春樹の本は「無理して感想文対象にしなくていいんだぜ」の例として出しちゃってるしw
私が名作を推薦して、斉藤先生が平易な現代小説/ノンフィクションを
推薦してればちょうどよかった感……。



……とここまで、かなり批判的な感想を書いちゃいましたが、
それは「拙作との違いを際立たせるため」で、もちろん
「そうだよねー!」「やべえ完全にかぶった」「あ、こんな指摘もあるんだー」とか
○つけたところもいっぱいありますよ!

私の「攻略法」になくて、斉藤先生のご本にあったものとして、

詳しい「文章」の書き方

があります。
それが第3章「押さえておきたい文章作法と表現のツボ」にあたります。

・「です、ます体」と「だ、である体」どちらを選べばいいのか?
・どんなことに注意すれば実感のこもった表現が生まれるのか?
・そもそも、文章を書くときのマナーは?

などなど、私の攻略法では一ッッ切触れていない部分を、懇切丁寧に解説!
(私は感想文の表現なんてどうでもいいと思っているので書きませんでした。
 でもそれは極端な考えで、やっぱ一般的なニーズはこの辺にも存在しますよね〜……。)

それから、私が「えー」と思っちゃった「名作」以外で
すすめられているタイトルに、面白そうな本がいっぱいありました!
本文で二度言及されている宮本常一『忘れられた日本人』。
「あっ、これ先月、担当さんにオススメしてもらったやつ!」
「オススメ聞いて読もうと思ったのに忘れてた!」って思いました(読まなきゃ!)。
あと、米原万里さんの『嘘つきアーニャの真っ赤な真実』という本も
二度紹介されますが、すごいそそられる紹介文でしたよ!



まとめると、

斉藤先生の『だれでも書ける最高の読書感想文』のほうが
内容も書き方も幅が広くとってある。
私の「読書感想文攻略法」は、
宿題をこなす最短ルートを示すために狭い。

って感じですかね。
奇しくもタイトル通りに……!www(奇しくもじゃないか。)

私が言ってることの6割くらいは斉藤先生のご本に含まれています。
残りがひねくれ成分&「マジで読書嫌いだった俺」成分ww
いっぽうで、斉藤先生のご本の中には個人的に
「そーそー!」と賛同できない部分もある、っていう感じですかね……。

私は予備校(の小論文&現代文の授業)で文章の書き方を習ったので、
「主旨は1本」
「思いついたからって主旨と関係ないこと書くな」
「一番平易で最短の表現になっている文章こそがクール」
ってのが基本としてあるんですよね(だから小説では短編が好きなのかもね〜)。
原稿用紙5枚は必ずそれで埋めるし埋まる! って思ってます。

……のわりに、主旨をつかむ能力を高めるコツとかを描いてあるわけじゃないのでwww
そこがお手上げな子には役に立たないかもしんない〜。
そういう方はぜひ斉藤先生の『だれでも書ける最高の読書感想文』のほうで
主旨なくてもOKな感想文の書き方を学んで下さい〜!!

で、そうじゃなく「国語能力が低いわけじゃないのに
感想文を書くといまいちな子、内容が散漫になっちゃう子」は
私の電子まんがを……
うっうっ、やすやす「買って下さい」と言えない価格なのが申し訳ないですけど……
試し読みの拾い読みだけでも……していただくと……
ちょっとだけ何かヒントが得られるかもしれないです……(超弱気)。

1話150円×(無料の1話目を除くと)7話=だから、
全部を買うとなんと1050円もしちゃうんだよね
(しかもデジタル使いこなしまくりな現代っ子から見ると絵がヘタすぎるっていうwww)。
でも、ラスト1話は「攻略法」にほぼ関係なしだからそれ除くと900円だし、
ほんとに「試し読み部分だけを読んで、途中脳内補完」していただいても構いません(泣)
諸事情で価格は下げられないんです。ごめんなさい……。

全8話の一覧はこちら
1話だけは無料で16ページすべてをお読みいただけますが、さすがにそこは導入だぜ……。



宣伝で終わるのもなんなのでw、改めて斉藤先生の本の内容をまとめますね。

【第1章 きみにも「最高の読書感想文」が書ける!】 
 マジで書けない子のモチベ上げ
【第2章 もう悩まない! スラスラ書けるようになる方法】
 ここまでの紹介で一切出てきてない章がこれですが、要するに構成初級編です。
 主旨をとらえずとも感想文を書くための手法がかなり具体的に・複数提示されています。
【第3章 押さえておきたい文章作法と表現のツボ】
 基本的な文章の書き方&書き方にまつわる+α
【第4章 キラリと光る感想文の書き方】
 上級編。構成と表現の話が入りまじる。主旨をとらえて書く方法もここに含まれる。
【第5章 読書感想文を書くための、失敗しない本選びのコツ】
 タイトル通り(?)

以上全5章。
紹介されてる本が……もっと読解難易度の低い本だったら……
個人的にも、すんなり「感想文入門として超オススメ!」って言えたな〜っていう
懇切丁寧本です。すっごいやわらかい言葉で書いてあります。
具体的にコンクール入賞作品なんかも引いてあります。
角川文庫さんから税別514円で発売中です今年の夏フェア本です!!

それに、あれよね。
なんで難しい本すすめんねんってことにはほんとに……
ほんとに深いお考えがあるのかもしれないですよね。
私は「読書の幅は人生経験と比例する」
「年齢に対して難しすぎる文章で読書トラウマ作られたらマズい」と
考えてるから若い子に名作ゴリ推しNO!! って感じだけど。

たったひとつかぶってた推薦本は、
西原理恵子さんの『この世でいちばん大事な「カネ」の話』でした。
あれはほんとに。読みやすいし書きやすい。いい(角川の本をさらに宣伝してフォロー!!)。
by refri5erat0r | 2013-07-20 22:38 | 読んだものの感想

モコ&猫(7/19)

こんばんは。豊島ミホです。
桜庭一樹さんの短編集、その名も『桜庭一樹短編集』から
「モコ&猫」を読みました。
1編読んだだけで感想を書くのか?
でもこの1編をずっと探していたんだもん!

桜庭一樹短編集

桜庭 一樹 / 文藝春秋



去年「読書感想文攻略法」の中で紹介させていただいた
森絵都さんの短編「17レボリューション」と同じく、
初出の雑誌で何気なく読んで「うわあ面白い!」「神短編!!」と思ったけど
特にその後連作になる展開もなく というか
それが載ったらしき単行本にも出会えず幾年月……ってパターンの作品でした。
「モコ&猫」は。



再会のインパクトもなかなかのものでした。
何気なく服とか買いに街に出かけ たまたま通りかかった書店に
どかんっと3面(くらい)の表紙見せで置かれていた本の表紙イラストが
会田誠の「あぜ道」!!(「あぜ道」所蔵館の解説

タイトルより絵が先に目に留まり、
「あの! 会田誠の! 初期代表作を表紙につかってくるなんて!」
「これで中身がショボかったらどうよ!」
と思った次の瞬間にタイトルに気が付き……
ああ、桜庭さんならいいわ……(←上から)
と溜飲を下げたのですが、ふと

……これに「モコ&猫」入ってるくね?

と、ひらめいたのです(まあタイトルが『短編集』ですから。。。)。
果たして目次を確認すると、入ってる!!!

そっこー買って帰りました。
なにしろすごくすごく昔(自分の実感的に)から探していた作品だもの!
何年も忘れていなかった短編だもの!



そしてさっき、「モコ&猫」から読んだというわけです。

ずっと探していたと言っても、実際に憶えているのは
「脂で顔がテカテカの女の子(モコ)と、地味で気弱な男子(猫)が出てくる」
「大学生くらいの話」
「テカテカな件に関して、女の子が自分で『性欲が強いからかな?』って言う」
「あと、とにかく面白い」
っていうところくらいでした。
ようするにあれだね。
テカっているヒロインを初めて見て感激したんだよね。
私もテカってるから。極度にテカってるから。

で、なんかどっちかっていうとイケイケでキワキワの
恋物語だな〜っというぼんやりした印象があったのですが、
今読んだら、
すっごいさみしい話だった。。。
後半が……
えっこんな展開だっけ? こんななっちゃうんだっけ?(泣)みたいな。
だめじゃないですけど。
こんな切なさ、憶えてないぞ! っていうくらい強烈に切なかった。
そしてあんまりイケイケな話じゃなかった(笑)

顔がテカってるZipper系(かな?)おしゃれガールのモコ。
モコにストーカーみたいに恋しちゃう地味男子・猫。
ふたりは大学1年の春に出会い、同じサークルで時を過ごします。
もうこれ以上はネタバレだっ……! と思うから、
ふたりやふたりの関係がどう変化していくかは書きません。
まー大学生→社会人入口くらいまでの話。

奥付を見ると2007年1月「小説すばる」掲載の作品なので、
私が最初にこの作品を読んだ時は、大学卒業後2年弱というところだったみたいです。
物語の終わりの二人と同い年って感じ……
なのに全然、その時のモコの雰囲気? 状況? が掴めてなかったと思われる。
学生時代のところにばっかり感情移入して読んで、
そっちのほうが強く印象に残っていたんですね。
「すご〜い希有な、最高の恋物語だ!」って。
同い年の平均より、ちょっと精神年齢が低かったんでしょうwww

しかし、詳しくは書きませんけど、
31歳の今読むと、頭がツーンとします。
ふたりの、決定的に通じ合っていないところがわかるから。
猫の最後の選択は、とっても正しくて、正しすぎて間違ってるような感じ。
そういうところまでわかって、なんか……
ちょっとね。ブルーになるっていうのと違うけど。
私大人になっちゃったし、モコと猫もそれぞれ大人になってたんや。
って思いますね。

いやいや、でも、面白いことに変わりないし
すっごく濃度が高いのにテンポのいい素晴らしい短編なので
おすすめですよ!
桜庭さんの文章は、重めと軽め両方ある気がしますけど
これマックス軽い方だと思います。
これを(文章的に)読めない人はいない……ってレベル! 
中学時代の私でも読める!(6年前の私以上の誤読をかますと思うが)



ところで明日から、夏休みですか?(※雪国除く?)

この夏休みに合わせて、「読書感想文攻略法」の、
無料まとめ小冊子みたいなんをつくろうと思っていたんだけど。
斉藤孝先生の『だれでも書ける最高の読書感想文』という本が
出てるのを知って、やる気を根こそぎ失いました。

勝てるわけないやん。斉藤孝に。
しかもあれですよ。「最高の」読書感想文が書けちゃうんですよあちらは。

こわくて何が書いてあるか見てないんですが(かぶってたらやだし)
向こうは文庫だわ角川だわ斉藤孝だわ(2回言う)……な上、
なんといっても価格差がありすぎて、もぉ
「ぜひ! 私のほうを!」とは言えない……。

悔しいからリンクなんて貼ってあげないんだからね!!!

つうか……この本、私が連載する前に存在してたわ。私が知らなかっただけで。
今ちゃんと書誌情報を確認するまで、今年の新刊だと信じてた!
(今年の夏フェア小冊子でばっちりがっつり宣伝されていたので)
お、お、オトロティーー!!!

……やっぱ読もうかな? 
感想とか調べてたら、結構違う内容みたいだし。
ふらっと本屋に行って買えたら読むかも。
by refri5erat0r | 2013-07-19 22:05 | 読んだものの感想
こんにちは、豊島ミホです。
別冊マーガレット8月号、本日発売になりました!
今月のみどころはなんといっても、幸田もも子先生の新連載初回!!
『ヒロイン失格』を終えてからこんなに即!! 戻ってきてくれて
読者としては嬉しい限りです! というかなんかもうありがたいです! なむなむ。

新連載の「センセイ君主」は、リア充ぽいのに非モテな女子・さまるん(←あだ名)が主人公。
そして『ヒロイン失格』の弘光君のお兄さんとゆー設定の
弘光先生が……なんだかキーパーソン的な存在として登場します。
弘光君がさらにパワーアップした風の……論理で心理をえぐり系☆センセイ
『ヒロイン失格』だって結構えぐってきたのに……
これ以上えぐる気なんでしょうか幸田せんせいは……
楽しみです!

ちなみに私は小学校の時の担任の先生が弘光先生と同じ雰囲気に見えてました・笑
かっこいい補正www
ほんとは「メガネ」「無愛想」「理系」しか合ってないとおもいます。

1ヶ月遅れのWeb版読者ページも更新されてますが
今回更新分につきましては、雑誌発売時の記事でこってり語りましたので割愛で。



あとですね。お知らせというか、みなさんご存知でしたか? な情報なのですが、
集英社の少女・女性向けまんが合同の直営電子書籍ストア
「マーガレットBOOKストア!」が先月末にオープンしました!
iPhoneアプリ形式のストアです。

特徴はなんといっても、アプリの中で支払いができること!
つまり、個人情報&クレジットカードをサイトで登録して
IDとパスワードを管理云々……っていうのが必要ないのです。
精算はAppleアカウント経由。
集英社のコミックスは、KindleやiBooksはじめ色んな形式で買うことができるのですが
(私もいろんな形式を試したよ……3つにばらけちゃってるよ……)、
直営が一番……安い?
コミックス1冊が基本、
iBooks→370円 Kindle・honto→368円 マーガレットストア→350円
ですね。ざっと調べた感じ。きっと標準価格が368円なんですね。

でもまあKindleで揃えたいとかそういう理由があれば。あれですけど。
まだ電子書籍でコミックス買ったことないよーという方には
「マーガレットBOOKストア!」がオススメです☆
アイコンもピンクでかわいいよーヽ( ´ ∀ ` )ノ 公式で見られます。
公式によれば、Android版も、リリース予定があるみたいですね。
皆様ぜひぜひ。
私もこれからはマーガレットストアでびしばしコミックス買うぜ!



さて今回の集英社広報はここまでだッ……!

他社さん広報行きます☆

南綾子の新刊『わたしの好きなおじさん』

わたしの好きなおじさん (実業之日本社文庫)

南 綾子 / 実業之日本社



発売からちょっと遅れて読みました。
ちょうど、この本の表紙イラスト(かわいい)を担当した
さやかさんに連絡する用事があったので
「いつも行く書店のおじさんにこの本を口頭で注文しようと思う!」と報告したところ
(※私はこういう無意味なドッキリが好きです。
  ドッキリしてるのはむしろ自分だけという説がありますが)
「ぜひやって下さい! なんなら動画で中継して下さい!」とか言われたのです。
そしてなんの疑いもなく注文するつもりでいたのですが、
ある日、普段行かない書店に立ち寄った時にふと
「ここにあったら買ってしまおうかな」
と思ったんですよ。

そしたら文庫の棚に平積まれていて。
こんな文句がデカデカと書かれたオビが目に飛び込んできたね……!


ちょっぴりエッチな恋愛小説集
こんなおじさんに、抱かれたい。


おいおいおいおい!!!!
ドッキリを通り越してセクハラで捕まるところだったじゃないですか!!!!!
さやかさん止めてよ!!!!
そして「ちょっぴりエッチ」を小さめのフォントで書いたところで
「抱かれたい。」って書いたらもう買いやすさぶちこわしだよ担当の人!!

結局本はその本屋で買ったので(レジは年配の女性だった)、
いつも行く書店のおじさんは私がそんなタイトルの本を買ったことすら知りません。
よかった。
みなさんにはこの本はAmazonなどで注文することを強くすすめます。

……っていう小話が本題じゃなくてだな。

この本はパネエ

というのが本題です。
この本は、っていうか、最後の1編「ふしぎなおじさん」が。
読んでる間に「やばいやばいやばいこれはほんとやばい」と思ったね。

ぶっちゃけてそこまでの5編はわりと「いつもの南さん(※エロあり)」です。
「問題小説」とか「特選小説」とか
別マを読んでいるお嬢さん方には縁のない感じの小説雑誌に
載るエロクオリティで、物語の文脈のみ女性向け小説になっている感じです。
「わたしの好きなおじさん」というタイトルからは、
数年前に流行った「枯れ専」とかいうジェントルなおじさまを連想する人も多いことでしょうが
南さんがそんなの書くわけないじゃん。っていう。アレですよね。
短編のおおかたでは、ダイレクトにエロいおっさんたちが跋扈(ばっこ)しています。

まあ、それもいい。いいんです。いつも通り南さんは上手いです。

しかしだ!
「ふしぎなおじさん」はそういういつもの「いい」くらいのレベルを
軽く凌駕している……!

こういうふうにやたら1編だけ褒められるのはどうなのだろう。
作家として微妙かもしれない。
でも本当に、他がだめだったわけじゃないんだよ! 1編が抜きん出ていたんだよ!

どれくらいかっていうと、まあ、
「私が読んできた恋愛小説ベスト5」に確実に食い込むくらい。
ということは瀬戸内晴美とかとガチで競るくらい。

なんかねええええ!!!
「泣ける」とかそういうことじゃないと思うんですよ恋愛小説て!
「恋愛だな」っていうそれだけだと思うんですよ!

意味わからないか? わからないですよね?
ごめん全然説明できない。どういう理由で心動かされたか。
個人的にどこがツボったのかは説明できるけど。
多分「恋愛」が色んなものとつながっているのが作中でちゃんと見えるところだな。
血縁と業、それと真逆の個人の意思、幸せに向かって生きる気持ち?
なんだろー世の中には、人を堕とそうとする力と、上げようとする力が
みっちりどこにでも存在していて、
たとえば磁石の磁場? みたいに、目に見えないけどずーと個人に対して働いていると思う、
それが、別の強い磁石を近づけた時みたいに
バチンッて全部変わり得るのが「恋愛」じゃないですか?
今書きながら思ったんだけど。
なんかそういうのが、文庫1冊の半分以下の分量に全部収まってる。
力作、奇作、快作だと思うよーーーー!!!!!

読んでよ!
読んで下さいよ!
南綾子に代わって私が土下座するよ!(勝手に代わるなって話)

今回ほど「私が書評家だったらなあ……」と思ったことはありません。
(書評家になりたいということじゃないですけど。
 気分じゃなくても小説読まなきゃいけない仕事絶対無理ですごめんなさい。)
私が……権力ある書評家だったら……この作品を放ってはおかないのに……。
あ、権力なくてもか。でもどうせならあるほうがいいよ。



唐突ですが、
私今月、別マにコラムも書いたんだった。
っていうことを今思い出しました。
宮崎駿監督の新作『風立ちぬ』に少々無理やり気味にかけて
恋愛小説案内的なコラムを、読者ページの後に1ページ書かせていただいています。
今月はコミックスじゃなくて小説についてのコラムなんです。
先月、堀辰雄の「風立ちぬ」を読んでいたのはこのためでした。
その時の記事に引用した山田詠美さんの引用元は『無銭優雅』です。
この2作についてのご紹介記事になってます。

別マに「堀辰雄」とか書くのは相当罪悪感あったよ……。
でもバキバキの(わたしなんか目じゃないくらいの)文学少女読者さんがいると
信じて書きました。よろしくお願いします。



ブログに載せるつもりで書いたけどなんか浮いちゃう感じになった文章を
エッセイとしてパブーに上げてみたり、
それの告知をキッカケとしてGoogle+を(一般公開で)始めてみたり。
今週はそんなこともしてたんだけど、たいがいこの記事長いので、
それのお知らせはまた今度にします。
どうしても早く見たいという奇特な方は、このブログのプロフィールページ
Google+へのリンクを追加しておいたので、そちらでどうぞ。
by refri5erat0r | 2013-07-13 12:15 | 読んだものの感想