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現ライター、豊島ミホのブログです。雑記帖ゆえ雑文が書かれていきます。カテゴリの「はじめに」も是非お読み下さいませ。


by 豊島ミホ
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電子書籍発売のお知らせ+学生さんはつらいよ



ごぶさたしてます豊島ミホです……
もう……


豊島ミホだっけ?


って思う! 私も! 


とりあえず今日はお知らせがあって来ました☆

2015年に岩波ジュニア新書さんで出していただいた、
私の初の新書&ライターとして初めての著作
『大きらいなやつがいる君のためのリベンジマニュアル』
が、電子書籍になりました。


大きらいなやつがいる君のためのリベンジマニュアル (岩波ジュニア新書)

豊島 ミホ/岩波書店


(※リンク先はAmazonですが、各電子書店様で販売中です☆)

気になってたけどリアル書店では出会えず
注文までもちょっと行けず……って感じだったかたは
この機会にぜひ。
それから、ゴールデンウィーク中、長旅をする方も
電子書籍ならサクッとスマホに入れられるのでおすすめです。
(帰省や旅行の時はまじで電書の恩恵を感じるよね……!)

ただ、おすすめとは言っても、
発売時ブログで書いた この↓ちゅういがき!
には、お目通しの上で購入ご検討いただきたい。。。です。。。


注意書き……
端的に言えば、「私及び私の既刊を嫌いになる可能性が高い本だよ!」っていうこと。
その上で、それでもこうこうこういうタイプの読者さんには
伝えたいことがあるから書いたよ。っていうのも紹介してあります。

本の内容がわかる「まえがき」もこの記事に全文転載してますので
ぜひにぜひに〜。


あと、告知っていう類のものじゃないんですが、
先日こんな拙著



を毎日新聞の「キャンパる」で紹介していただきました(東京版だけかな?)。
「キャンパる」は現役の学生さんが記事を書くコーナーなんですが、
その回は『新年度の緊張、読書でほぐそう』っていう特集。
母校の学生さんが紹介してくれてました^^ アリガトヨ〜。

この『神田川デイズ』、大学生の青春連作短編なんですが、
私的には、ここ数年
「この小説に書かれてることって、もはや化石かも」
って思ってたんですよ。
「大学」という場所の空気が、私が通っていた頃とは激しく変わりすぎてしまって。

私は01年入学・05年3月卒なんですが、
就活はきびしかったものの、学生時代真っ只中の頃は、
「遊んだもん勝ち!」みたいな雰囲気がそこかしこに充満していました。
私の夢の学生生活なんて「麻雀おぼえて煙草ふかしながら徹マン」だったし!
あと、でかめのバイクに乗ってるしびぃ女学生になりてえとか
とんちんかんなこと思ってた。予備校の時の日記に書いてた。
(男の先輩とかいなくて麻雀おぼえる機会なかったし、
 煙草は煙が目に入って涙が止まらなくなったのでやってません。)

でも今の学生さんって、こー
「一刻も早く、成果を出す/大人になる」みたいなことを要求され
なおかつそれに進んで応える子たち! みたく我々上の世代には見えていて。
こういう子たちには、「青春できなくて腐ってる」大学生の連作短編なんて
まったく必要あるまい……って。思ってしまっていたのだよ。

でも最近(4月頭頃かな?)、こんな本を読みまして。




不安とプレッシャーに押しつぶされそうな学生さんのために
私よりちょこっと年上の著者さんふたりが
やさしーーーく「こう歩いてみたら大丈夫だよ!」って語りかけるような本なんですけど。
(ほんとやさしい! 私も学生の時読みたかった!)

それゆえに、逆に、
今の学生さんたちにかかっているプレッシャーの凄さを感じたっていうか……。
ネットで目にする学生さんって、キラキラして充実してもうなんでもできます大人です!
みたいな顔をしてるけど、
それって一部の人だし、その一部の人のしかも「その場での」顔だし……。
本当は、それができなくて苦しんだり、本来はしなくていいのに
「そうしなきゃいけないのかな?」って戸惑ったりしている人だって、いっぱいいるよね。。。
って、ようやく感じることができたんです。

そういう学生さんには
「青春できなくて腐ってる」だけのお話『神田川デイズ』も。
別段参考にはならないとしても、
気が休まる読み物にはなり得るのかもしれない……って
今になってちょっとだけ思ったのでした。

余談ですが、この文庫、ちょっと前に重版かかったのですよ。。。
今年頭とかだったかな? もう少し前かな?
「新システムで小ロットの重版が可能になりました!」っていうお知らせの紙とともに
重版通知が入ってて、「ええっ?!」って見たら


100部


の重版だった……(ゼロの打ち間違いはありません)
著者の取り分は1冊50円くらいなので、私への印税はだいたい5千円。
しょ、小ロット、、、新システム、、、すご、、、

でも本当、文庫でも特別売れない限り3年か5年でばしっと締めて
絶版にしちゃう出版社さんもあるので、
細かく小さく重版して、なくさないで文庫に置いてくださっているっていうのは
ほんとにありがたいことです。
小説は専門書と違って、時代が変われば通用しなくなるっていう考え方の人もいるだろうけど、
時代が変わったら別の受け止め方で読んでもらえる……みたいなことも。
あーるーかーもーねーーーーって思いました。
(これ、他人の本を紹介して言ってるとかっこいいんだけど! ごめんなさいね!)


by refri5erat0r | 2017-05-02 15:46 | 告知